経験
小説家である山本周五郎は、喜びも悲しみも含め、経験することの中に何一つ空しいものはないということを名言で述べています。
あなたが今、悲しみの中にいて途方に暮れていたとしても、それは空しいことなんかではありません。きっとあなたの人生に欠かせない出来事になるでしょう。
余談ですが、この名言を残した山本周五郎さんの小説もとてもおすすめです。物語の主人公たちが凄く魅力的なので、読んだことがない方は是非試してみてください。
「この世で経験することは、なに一つ空しいものはない、歓びも悲しみも、みんな我々によく生きることを教えてくれる」
温かい愛
こちらの名言は、激しい恋愛と落ち着いた恋愛について分かりやすい表現で述べられています。
すぐに消える愛は、その儚さや激しさから、一時は魅力的に思えるかもしれません。しかし、長持ちする愛は、穏やかでいてそして温かいものです。
燃え尽きた後にはすぐに冷たくなってしまう愛か、温かい時間が長く続く愛か、どちらを選ぶのかはあなた次第ではないでしょうか。
「長持ちする温かい愛の方が、すぐに消える熱い愛よりもいい」
あやまち
アメリカの精神科医、エリザベス・キューブラー=ロスは、あやまちというものは存在しないと言っています。
あなたがあやまちだと思っている自身の行動も、数年後に振り返ってみると、必要な体験だったと思える日が来るでしょう。
もしも後悔の気持ちで辛くなった時は、この名言を思い出してみてください。
「あやまちなどというものは存在しません。あやまちはそこから必ずなにかを学べる恵みなのです。」
失った人
2006年公開のアメリカ映画『イルマーレ』から生まれた名言では、誰かを愛して、その人を失った人の美しさについて述べられていますね。
こちらの映画はタイムトラベルを題材としており、「時間」や「別れ」そして「死」が映画の内容と密接に関わっています。
誰かを失うことはとても辛く苦しいことですが、そこから得られるものも確実にあるのでしょう。そんな小さな希望を感じさせてくれる名言です。
「誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい」
アニメ・漫画の名言
著名人や偉人だけではなく、アニメや漫画にも数々の名言が残されています。
特に、アニメや漫画は恋愛を題材にしたものが多いので、あなたの心に響く名言があるのではないでしょうか。
好きな人
実写映画化もされた大人気の少女漫画『ストロボ・エッジ』では、片思いする女の子の健気な気持ちが見事に描き表されています。
主人公の仁菜子は、学校一のイケメン男子に恋をします。しかしその男の子には素敵な彼女がいるので、両想いになれる確率はほとんどありません。
そんな辛い状況の中で仁菜子が感じた以下の気持ちは、多くの女性が共感できるのではないでしょうか。
「好きな人が自分を好きでいてくれるって どんな世界なんだろう」
恋をすると
不器用で優しい男女たちの恋と青春を描いた『ハチミツとクローバー』は、心に沁みる名言が沢山出てくる漫画です。
下記で紹介している名言は、真山という男の子が、中々叶わない恋に苦悩する様子が表れています。
真山は普段は割とスマートな性格なのですが、好きな女性の前ではかっこ良くなれません。男性も女性も、本気で恋をするとなりふり構っていられないのかもしれないですね。