過去の恋愛にトラウマがある人は多い
恋愛中、あるいは別れ際に深い傷を負ってしまうと、それがトラウマになることがあります。トラウマは簡単に克服できるものではありません。過去の恋愛が原因で恋に臆病になり、何年も新しい恋に踏み出せない人は多いのです。
恋愛のトラウマができてしまうキッカケや原因とは
トラウマには、必ずキッカケや原因があります。恋愛のトラウマを克服したいと思うのなら、原因となった出来事と向き合う必要があります。恋愛に臆病になってしまった人は、原因を探るところから始めましょう。
浮気や不倫をされた
彼氏・彼女に浮気をされた、二股をかけられた、既婚者なのに独身と嘘をつかれていたなど、「信じていたのに裏切られた」という体験は、トラウマの原因になります。
次に好きな人ができても「また浮気をされるんじゃないか」「本当は既婚者かも」と疑ってしまい、相手を心から信じ切れないのです。信じたいのに信じ切れないことで、苦しむことになります。
きちんとした理由もなく突然別れを告げられた
自分は順調に付き合っているつもりでいたのに突然別れを告げられるという体験も、トラウマの原因になります。理由がわからない別れは自分の中で気持ちを整理することができず、「私の何がいけなかったの?」という疑問が消えないからです。
そうなると、好きな人ができても「また振られるかも」「私には欠点があるから」と思い込み、新しい恋に踏み出せなくなります。
過去の恋人から暴力を振るわれていた
恋人から暴力を振るわれていたという体験も、トラウマを生みやすいです。恋愛中に抱いた恐怖心は簡単に消えることがなく、恋愛が怖い、異性が怖いという気持ちが残ってしまうからです。
ひどく罵られた、暴言を吐かれた、人格を否定されたなどの言葉の暴力も、トラウマになります。恐怖心を伴う体験は、長く引きずりやすいのです。
自分だけが真剣に恋愛をしていて相手は完全に遊びだった
真剣な恋愛だと思っていたのに相手にとってはただの遊びだったという体験も、トラウマになることがあります。
会えば体の関係ばかり求められた。体の関係を持ったのに「付き合おう」と言われることがないまま終わった。実は相手には本命が別にいた。そんな辛い体験をすると、好きな人ができても「また同じことをされるかも」と恋に臆病になってしまうのです。
自己肯定感を下げられるような発言をされた
自分の容姿を他の人と比べられ、けなされた。コンプレックスを刺激するようなことばかり言われた。悩みを打ち明けたら馬鹿にされた。そんな風に恋人の発言に自己肯定感を下げられてしまうような体験をすると、トラウマを抱えやすくなります。
一度下げられた自己肯定感はなかなか戻らないため、恋愛に対して消極的になってしまうのです。
恋愛のトラウマがもたらす影響は?
恋愛のトラウマを抱えていると次の恋愛にどのような影響を及ぼすのか、具体的な例を見ていきましょう。トラウマの根が深い場合、次の恋愛どころか先々の恋愛、結婚生活にまで影響を及ぼしてしまう可能性があります。