モード系女子がかっこいい!モード系ファッションの意味やコツを徹底解説
モード系ファッションはシックでカッコよく、まさに存在感のある大人の女性になれるような素敵なファッションジャンル。ですが、いざ自分が挑戦するとなると、その難易度がとても高く感じられてしまいがちなものでもありますよね。
「モード」と「モード系ファッション」は違う
よく混同されがちなのが「モード」と「モード系ファッション」です。「モード」はクラシック系のファッションを土台に革新的なファッションジャンルへと昇華させたファッションのこと。
「モード系ファッション」は基本的には80年代に発表された「黒の衝撃」をベースにしており、実は日本発祥のファッションジャンルでもあります。
「黒の衝撃」から始まった「モード系ファッション」
「黒の衝撃」から現在の形へと変貌していったモード系ファッションですが、まずはその歴史からなぞっていきましょう。ここではモード系ファッションが誕生した歴史とキーパーソンについて解説していきます。
1980年代のYohji YamamotoとCOMME des GARCONSから始まる
モード系ファッションのブームのきっかけは1980年代、当時のパリコレにてファッションブランド「Yohji Yamamoto」の山本耀司と「COMME des GARCONS」の川久保玲が発表したコレクションです。
全身黒を主体としていながらアシンメトリーなデザイン、そしてゆったりとした従来の服の概念に捉われないデザインでランウェイを歩き、世界中のファッション業界に衝撃を与えました。
カラス族がモード系ファッションの元祖
パリコレで発表された斬新で革新的なモデルに影響を受け、DCブランドで全身黒のコーディネートをする若者を「カラス族」と呼ぶように。
パリコレでの衣装はファッション業界では有名でも、それが街中でのファッションに結びつくことはそうありません。ですが黒の衝撃からカラス族が大流行。黒の衝撃はパリコレでも数少ない大きな影響をもたらした出来事だったことがわかります。
「モード系ファッション」とは80年代のYohji YamamotoとCOMME des GARCONSを基盤としたもの
「黒の衝撃」当時はまだ「モード系ファッション」という言葉は存在せず、以降も「Yohji Yamamoto」「COMME des GARCONS」として黒を主体としたアイテムを発表し続けていきました。
この黒を基調とした2ブランドのアイテムが若者の間でも大流行し、日本独自のファッションジャンルとしてモード系ファッションが徐々に定着していくこととなりました。
モード系ファッションの特徴
ファッションジャンルの境界線は曖昧で、モード系ファッションを取り入れることはとても難しいことのように感じられてしまいます。では、モード系ファッションにはどのような特徴があるのでしょうか?