ミリタリージャケットは着回し抜群の優秀アイテム
ミリタリージャケットは元は軍隊の機能的な制服をファッションに取り込んだアイテム。そのため暖かく軽く、着心地が抜群なものも多いのが良いところですよね。では、そんなミリタリージャケットはどのようにコーデに取り入れれば良いのでしょうか?
ミリタリージャケットの種類と特徴って知ってた?
実は身の回りの様々なアウターも、その意味で考えれば「ミリタリージャケット」の一種として数えられると知っていましたか?ここではミリタリージャケットの種類やその特徴について合わせてご紹介していきます。
【ミリタリージャケットの種類①】MA-1ボマージャケット
ミリタリージャケットの定番とも言えるのがMA-1やボマージャケットと呼ばれるアイテムです。ショート丈でメンズ・レディースともに豊富に展開されていますが、元々はアメリカ軍の制服が発祥です。
中でも航空機に乗る作業員用に作られたので軽く、暖かく着こなせるのがその魅力。細かな機材の多い飛行機内を想定したジャケットなので引っかかりにくいシンプルなデザインで作られたそうですよ。
【ミリタリージャケットの種類②】M-65フィールドジャケット
M-65フィールドジャケットはアメリカ軍戦闘服から発祥したジャケットです。首元までしっかりと閉じることができるシンプルな作りのミリタリージャケットで、「ミリタリージャケット」と聞いてまずこのデザインを思い浮かべる方も多いかもしれません。
こちらは自衛隊員の制服としても採用されているデザインで、ファッションアイテムとしては襟のみのものからフード付きまで様々なデザインがあります。
【ミリタリージャケットの種類③】M-51モッズコート
M-51モッズコートは別名「軍用パーカー」とも呼ばれていて、丈が眺め・フードがあることが大きな特徴です。元々はアメリカ軍の防寒着として作られたジャケットですね。
武器を収納するために収納ポケットが多く作られており、ファッションとしてのモッズコートについても大きめのポケットが付いているものが多いですね。
【ミリタリージャケットの種類④】デッキジャケット
デッキジャケットは船に乗る戦闘員(デッキクルー)達が着用するジャケットとして作られました。こちらも防寒用として作られたのが元なので、軽く風を通しにくいナイロンが採用されています。
大人女性のカジュアルコーデのアウターとして選ばれることも増えていて、すっきりと着こなせてどんなアイテムにも合わせやすいことで重宝されています。
【ミリタリージャケットの種類⑤】ムートンフライトジャケット
ムートンフライトジャケットは、その名の通り飛行機乗りのためのジャケットとして誕生しました。ムートンレザーが使われていて、特に上空、強い風が当たる寒い場所でも暖かく過ごせるように作られています。
ムートンフライトジャケット本来の意味から素材を使用すると重くメンテナンスが大変になってしまいがちですが、近年では軽量・安価な素材で作られたファッション用も増えています。