記事の目次
- 1.【基礎知識】オブシディアンとは?
- 2.オブシディアンの色について
- 3.オブシディアン=黒曜石!?
- 4.オブシディアン=黒曜石は、石器以外にも使われていた
- 5.オブシディアンのスピリチュアル効果をまとめましょう
- 6.オブシディアンの意味・効果(1)弱い意志を断つ
- 7.オブシディアンの意味・効果(1)ダイエットや禁煙を志す人へ
- 8.オブシディアンの意味・効果(2)プラス志向になる
- 9.オブシディアンの意味・効果(2)困難を乗り越えたい人へ
- 10.オブシディアンの意味・効果(3)悪縁を断つ
- 11.オブシディアンの意味・効果(3)しがらみから脱したい人へ
- 12.オブシディアンの意味・効果(4)決断力
- 13.オブシディアンの意味・効果(4)重要な局面を迎える人へ
- 14.オブシディアンには、自浄作用がある
- 15.オブシディアンの浄化方法
- 16.まとめ:オブシディアンは、悪を断つパワーストーン
【基礎知識】オブシディアンとは?
オブシディアンとは、アイスランド・アメリカ・カナダなどの火山地域で産出される鉱物です。別名を「グラス・ラーバ」とも云い、火山のエネルギーで地表に出た際、休息に冷えて固まって形成されます。
オブシディアンの色について
鉱物の色は、基本は艶のある黒色です。しかし、黄色や緑色が混じったり、中には虹色のグラデーションが入った美しいものもあります。
この虹色のグラデーションは、オブシディアンの原材料である溶岩が冷えて固まるとき、細かな不純物や空気が入り込むことに由来します。結晶を構成する成分のほんのわずかな違いが、オブシディアンに複雑な光学現象を引き起こすのです。
中でも、褐色味が強いオブシディアンは「マホガニーオブシディアン」という特別な呼ばれ方をします。高級木材の「マホガニー」の暖かい木の色に似ていることから、この呼び名が付けられました。
オブシディアン=黒曜石!?
オブシディアンの名前を聞いたことが無い人でも、「黒曜石」は知っているのではないでしょうか。実は、オブシディアンの和名は黒曜石であり、この2つは同じ鉱物なのです。
オブシディアンは、貝殻のように薄く割れる性質を持っています。その切っ先は鋭く、古代から石器として利用されてきました。これが日本で用いられていた時の名が、黒曜石です。
オブシディアン=黒曜石は、世界の各地で様々な言い伝えを残しています。古くから人々の生活に根付いていた鉱物として、歴史的に重要な意味を持っているのです。
オブシディアン=黒曜石は、石器以外にも使われていた
オブシディアン=黒曜石は、その刃の鋭さのみが重宝されていたわけではありません。はるか古代から、スピリチュアルなパワーストーンとしての意味ももっていました。
具体的な例では、古代アステカ文明でオブシディアンが「鎮痛剤」として用いられていたケースがあります。オブシディアンを細かく砕いた粉が配合された薬で、傷口を包んでいたようです。
それは、オブシディアンが持つ「可能性の実現」というスピリチュアルな効果を期待してのことでした。
オブシディアンのスピリチュアル効果をまとめましょう
先ほどご紹介したとおり、古代、オブシディアン=黒曜石は石器だけではなく、スピリチュアルな効果を持つ石として医療目的にも使われていました。
そのスピリチュアルなパワーとは、「持ち主の意思を表面化させ、実現させること」、および「トラブルを沈静化させること」です。つまり、持ち主の良い部分を発揮させ、悪い部分を無効化する、という2つの意味・効果を持っていることになります。
このようにオブシディアンは、病やケガを持つ人を治癒し、その人本来の状態を引き出す効果をもつ、医療にはもってこいのパワーストーンだったのです。
では、現代ではどうでしょう。オブシディアンの持つ意味や効果は、古代に比べて更に深遠に、幅広く解釈されるようになりました。ここで、オブシディアンの現代における役割をまとめたいと思います。