ロシア人の性格と特徴！男性・女性別の結婚観も解説！

日本は島国ですが、多くの国はいろんな人種の人と一緒に生活するという多民族国家であることが多いですよね。ロシアもそんな国々のひとつです。

今回はロシア人の性格や特徴についてまとめていきますが、ロシア人と一言でいっても、髪の色や肌の色、目の色は人それぞれです。

日本でも東京の人と関西の人では方言が違いますし、沖縄時間があると言われる沖縄の人では性格というか、考え方も少し違います。浄土真宗の人もいれば、キリスト教の人もいて、風習も様々ですよね。

ですから、今から紹介させていただくロシア人が、必ずしもこれからお会いするロシア人と同じかどうかはわかりません。よく言われるロシア人の性格や特徴をまとめていきますが、その人にあった対応を心掛けてくださいね。

例えば、ロシア人は微笑まないと言われています。正確に言うと日本人のような愛想笑いはしないのだそうです。

ロシアに旅行に行って最初に出会うロシア人は、空港のスタッフさんだったりするかもしれませんが、彼らが微笑む事はありません。仕事中に笑顔をみせるなんて、不真面目な心理だという認識なのです。ですから仕事をしているロシア人が微笑まないのは当たり前で、愛想がないわけではありません。

最近はスターバックスなどの外資系企業の企業教育が広がっているので、飲食店などでは愛想笑いをしてくれるお店もあるようです。

それでは、ロシア人の良く言われる性格の特徴をまとめていきましょう。

ロシア人はとてもポジティブな性格だという特徴があります。もともと農耕民族であるロシア人は、自然災害などに悩まされてきました。夏に雨が降らないこともあれば、雨が降りすぎることもあったでしょう。しかしそれは人の力ではどうにもならないことを、彼らは長い歴史の中で学んできています。

そのため困難なことがあっても、なるようにしかならないと考えることができたり、今は我慢すべきで受け入れて待つしかないと考えることができる心理の特徴があるのです。

農耕民族というのは、日本も同じですね。日本にも「果報は寝て待て」と、なるようにしかならないという考え方があります。そういう意味では、ロシア人と日本人は同じような心理の考え方を持っているのかもしれません。ちょっと親近感がわきますよね。

ロシア人は日本人よりもおおらかに考えるところがあるので、そのおおらかすぎる考え方に器の大きさを感じる事もあれば、あきれてしまうような場面もあるかもしれません。

ロシア人の性格の特徴には、細かいことは気にしないという性格があります。おおらかな性格のロシア人であれば、細かいことは気にしないというのはわかります。しかし日本人からすると困るのが、時間に対しても細かいことは気にしないという点です。

自分の遅刻も気にしない性格ですが、約束した相手の遅刻に関しても全く気にしないという性格なのがロシア人です。もちろんビジネスマンのロシア人の中には、時間を守る人もいるとは思いますが、多くの場合、細かい時間は気にしないのだそうです。

「ちょっと遅れるから」と連絡はあっても、3時間遅れてくるということもあるそうです。ロシア人にとって、3時間くらいは「ちょっとの時間」という認識なのかもしれませんね。

しかしこの考え方は、海外の多くの人の考え方でもあります。むしろ日本人が時間に厳しすぎる心理がある、と言われることもあるようです。日本の中でも、沖縄の人はこのロシア人の時間の考え方に近いですよね。

どちらが正しいのかという問題ではなく、それぞれの地域の考え方があると思っておいた方が良さそうです。郷に入っては郷に従えということわざもありますが、ロシア人と待ち合わせをするからと3時間遅れていくのはやはり失礼です。もしかしたら相手は3時間遅れてくるかもしれませんが、あなたは時間通りに行った方がいいでしょう。

ロシア人は声が大きいという特徴があります。ロシアに旅行などにいって、何かを購入しようとお店に入ったら、大きな声で怒られたと思ったら、無表情で大きな声で話しかけられていただけだった、というような経験をした人もいるかもしれませんね。

仕事中のロシア人は愛想笑いをしない人が多いので、初めて接した時は怒られたのかとおもってビックリしてしまう人もいるようです。

ロシア人の声が大きいのは、小さな声でひそひそと話すことが失礼だという心理があるからです。はっきりとものを言うことを好むロシア人は、影でコソコソと話すようなことは望みません。

たしかに、必要以上にこそこそと話していると、悪口を言われているのかもしれないと思っていい気分はしないですよね。トラブルを起こさないための方法として、大きな声で話しているという訳でしょう。

あなたもロシアへ旅行したときには、もじもじコソコソ話すのではなく、元気よく大きな声で話しかけてみましょう。