憧れの国フランス!
憧れの国フランス…。フランスといえばオシャレで洗練されていて…と、憧れのイメージばかりが思い浮かびますが、フランス人は思っているより合理的で質素です。これには意外と思うかもしれませんね!
今回は、日本人を驚かせることもあるフランス人の性格や特徴をご紹介します!
フランス人の日常とは?!
日本人はおもてなし精神が根付いていて、心理的に「もてなさなければいけない」という風潮があります。どんなに面倒でどんなに時間が無くても、出来る限りのことをするのが昔から美徳とされていて、ある意味そこに縛られているのかもしれません。
しかし、フランス人はフランクな交流をしているので、日本人のように過度なもてなし精神はありません。したがって、人付き合いも気軽にできるという面があります。最低限の用意で、最大限のことをするといった特徴ですね。
例えば友人宅のディナーに招待されたとします。日本ならテーブルいっぱいに料理が所狭しと並び、これでもか!というくらい豪華にしがちです。
しかしフランス人のお呼ばれには特徴があり、招待客も各々お皿は1枚、グラスも1個。食べ終わったらそのお皿に次の料理を…という具合です。グラスも同じです。次の飲み物に移る際はグラスをすすいで使うのです。
日本のように、お開きになったあとの食器の山を見てウンザリ…というのが無いわけです。とても合理的でシンプルな考え方ですね。
フランス人に多い性格とは
それでは、フランス人に多い性格についてご紹介します。日本人とはどんな違いがあるのでしょうか?
日本人とはドコが違う?
特徴として挙げられるのは、フランスは礼儀に厳しい国です。なので、男性も女性も子供に至るまで挨拶はキッチリしているのが特徴です。
日本も挨拶は割としっかりする国ではありますが、どうしても内向的な部分があり、恥ずかしそうに挨拶する人もいますが、フランス人は挨拶が基本ですからそこはものおじしない明るい性格と思われることでしょう。行動に移さなければやらないことと同じなのです。
道を尋ねる時、日本人なら「あの、ちょっとすみませんが〇〇はどう行けば…」という具合に話しかけるのが一般的ですが、フランスでこれをやったらアウトです。まずは挨拶から始めなければ無視されかねません。
つまり、一言めはまず「ボンジュール」なのです。日本で道を尋ねる時まず「こんにちは」と言って寄って行ったら逆に警戒されそうですが、フランスではそういう場合もまずは挨拶。挨拶もできない人間の行動に対しては、恐ろしいほどに冷たい国なのです。
思っているほどフランス人は男性女性問わずフレンドリーな性格というわけではないのです。
フランス人の恋愛観とは?!
フランス映画そのままなの??
フランス人には「付き合う」という概念がないと言われています。ちょっと意味がわからない…と思うかもしれませんが、「告白」というもの自体が存在しないのです。フランス人の恋愛の特徴になるのですが、これには日本の恋愛事情と全く異なると思っていただいていいでしょう。
日本で一般的なのは、好きな人ができて仲良くなって、どちらからか「好きです!」と告白があって「付き合ってください!」「はい♪」という流れですが、フランス人は違います。
気になる相手を誘って一緒にいろいろ出掛けたり食事に誘ったりは勿論しますが、これはいわゆる「デート」ではありません。「お出かけ」といったところでしょうか。それにフランスの特徴的な部分として「デート」に相当する言語がありません。気になる相手だから一緒に過ごす、ただそれだけなのです。
キスひとつ取っても、日本人ならキスという行為は重きを感じますが、フランス人にとってはキスというものはスキンシップのひとつです。
「付き合っている」かどうかの概念のないまま、一緒に居たい相手だから手も繋ぐしキスもする、その程度の流れなのです。
フランス人にキスされたからといって、「キスしたんだから相手は自分のことが好きで恋人」のような日本的な考えで過度に期待してはいけないのです。
日本女性はフランス人男性の好み!
フランス人男性は、日本人のエキゾチックな容姿、一歩下がって男性を立てる性格、おとなしく周囲と合わせられる空気感をとても高く評価しているようです。恋愛に関しても一途で一人のひとを愛し続ける日本人女性は、フランス人女性にないものを備えているのでしょう。
レディーファーストの国フランスでは、恋愛に於いては男性より女性が上です。日本女性のようにつつましく自分を立ててくれるのは新鮮で可愛らしく思うのですね。