フランス人の性格・特徴！日本人を驚かす行動とは？

フランス人男性はレディーファーストが当たり前ですから、なかなかそういう目にあわない日本人女性の目にはジェントルマンに映ることでしょう。フランス人男性からしてみれば、当たり前のことを当たり前にやっているだけなのに喜んでくれる日本女性は可愛らしく見えるでしょうね。

そしてストレートな表現も、日本人男性には見られない傾向ですよね。女性を喜ばせる術を知り尽くしているのかと思えるような性格なのです。

しかし、やはりマナーに関してはとても厳しい性格ですし警戒心も強いです。マナーを守って接していけば、知らない相手には不愛想なフランス人男性もだんだんと打ち解けてくれることでしょう。

結婚観も日本人とはかなり異なり、「結婚」というスタイルにこだわらない性格といえます。カップルだから同棲する、一緒に暮らしてるんだからわざわざ結婚というスタイルを必要としない、という感じですね。

形式にこだわる日本人とは、考え方が全く違うのです。もしフランス人男性と結婚したいのであれば、日本は形式を重んじていることをわかってもらう必要があるでしょう。

フランス人女性の性格を一言で表現するなら「クール」でしょうか。頭の回転が良く、勉学をきちんとこなし、礼儀正しく、といった感じです。日本人女性の憧れるパリジェンヌは、ファッショナブルで洗練された美しさを持っていますよね。美的感覚に優れているのがフランス人女性なのです。

恋愛観は男性同様に自由恋愛です。結婚という形式にとらわれないのは、結婚という形式をとったところで離婚率50％にのぼるフランスでは、結婚そのものに価値を見出せないのかもしれませんね。

結婚前の同棲率はほぼ100％のフランス、お互いを知るには最も有効な手段ではありますが、別れるのもかなりあっさりしているようですので、フランス人女性とお付き合いするなら、マメに愛の言葉を囁いて彼女を退屈させないことが大事かもしれませんね。

フランス人は母国に対して最も誇りを持っていると言えるでしょう。

日本人が母国愛が足りないというわけではありませんが、日本人の場合口数が基本的に少なく、いきなり母国愛について尋ねられても流暢に話し始める人は少ないでしょう。

フランス人の心理からすると、表現が苦手であることが不思議だといわれています。しかし、日本は島国なのでどうしても内向的な性格に出来上がっちゃってるんですよね。

耐え忍ぶことが美徳とされる日本人の心理は、フランス人から見ると不可解でならないはずです。言葉で伝えなければ伝わるものも伝わらないと考えるフランス人と、言葉も大事だが空気や雰囲気で察することが求められる日本とでは、性格はおろか物事に対する心理が全く別物なのです。

フランス人はフランス文学を愛し、フランス映画を愛し、フランス料理を愛しています。そしてそれらはその分野で世界一だと誇りを持っています。とてもカッコよく、素晴らしいスタイルだと思いませんか。

ベストセラーとなった「フランス人は10着しか服を持たない」、読みましたでしょうか。日本人が買いすぎるのか、フランス人が買わなすぎるのか。

その違いは、日本人は常に流行を追い、フランス人は流行に流されないという点です。流行に流されなければ洋服なんてそんなに増えるものではないですからね。

大人の女性はいいものを長く着る、これがフランス人女性のオシャレに対する心理なのです。目新しくて次々洋服を買い続けるのは、自信のなさの裏返しということなのでしょう。

勿論、洋服の枚数が少ない分、1着の洋服の出番はかなり回ってきます。しかしそれを見てもフランス人で「また同じ服･･･」と思う人はいません。ここも日本人との大きな違いですね。いいものを長く着ることこそが、大人のたしなみなのです。

フランス人の心理として、こだわることがカッコいいと思っている部分もあるようです。

議論が好きで延々とテーマに沿った議論を交わし、結論が出なくても議論を交わしたことに満足感をおぼえるといいます。日本人なら閉口してしまいがちですが、フランス人との議論になったら最後まで付き合うのがマナーというわけですね。

議論好きということは個人の主張を持っているわけですので、主張することが苦手な日本人は、フランス人からしたら主張する考えも持たない人間と捉えかねません。国民性というのは交流してみなければわかりませんが、交流を持つために乗り越えなければいけないことが多いようですね。

フランス人の心理や、日本人では考えられない行動についてご紹介しましたが、あまりの違いに面食らう部分もあったのではないでしょうか。

日本人であれば当たり前の行動も、フランス人には通用しないどころか、その行動が逆に誤解を生むことだってあるのです。世界は広いですね。

恋愛に於いても、日本とは異なる恋愛観なので、自由恋愛そのものの線引きが日本人にはよくわからないですよね。キスひとつも「愛している」ほどの意味はないですし、フランス人相手にキスひとつで舞い上がってはいけないということです。

恋愛は男性も女性もお互いの心理の探り合いではありますが、フランス人相手の恋愛はとにかく言葉を多用し行動あるのみでなければ成り立たないことだけは確かなようですね。