ミャンマーという国って?
ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家です。
1948年までイギリスの植民地でした。
人口は約6000万人。
多民族国家で、人口の6割がビルマ人ですが、135以上の民族がいると言われています。
それに伴って、独自の言語を持つ民族も多いのだそうです。
宗教は主に仏教で、敬虔な仏教徒が多いようです。
寺院が教育の役割を担っており、教育にも力を入れているため、識字率も先進国並みだそうです。
「アジア最貧国」と言われていますが、最近では「最後のフロンティア」として、外国の企業もどんどん進出しています。
民族のルーツは日本人と同じモンゴルにあると言われているので、顔も日本人とそっくりです。
国民性はというと、だいたい「優しい」「温和」「人が良い」と言われています。
同じ仏教徒の国なので、日本人と相通じるところもたくさんあるのではないでしょうか。
ミャンマー人の特徴をご紹介!
お人好しと言われるミャンマー人。
またイケメン、かわいい美人さんも多いと聞きます。
いったいどういう民族なのでしょう。
それでは特徴、性格、心理などをこれからご紹介しましょう!
ミャンマー人の特徴①顔が日本人に似ている
ミャンマー人は、日本人と顔が似ています。
ルーツが日本人と同じモンゴルにあるそうです。
ミャンマーの写真を見ていても、かわいい美人の女性が多いですね。
また日本人との共通点は、他にもたくさんあります。
赤ちゃんのお尻に蒙古斑がある、食文化が似ている(豆腐、納豆、こんにゃくなど)、文法や言葉の語順が同じ、などです。
ミャンマー人の特徴②落ち着きがある
ミャンマー人、特に女性は落ち着いた雰囲気を持っています。
敬虔な仏教徒が多く、生活の隅々に仏教の教えが浸透しているのです。
感情的になることが少なく、エゴを貫くという性格ではありません。
ミャンマーの女性は、家庭に入ると完璧な家庭人、妻や母親としての役割をまっとうします。
心理的に家庭のことをまず第一に考えるのです。
「女性は女性らしく」という意識が高いので、年齢を重ねても、いつまでも女性らしさを失わないという美点があります。
ミャンマー人の特徴③温和である
これも仏教の影響でしょうか。
ミャンマー人は温和で穏やかな性格の人が多いようです。
それゆえ自己主張も少なく、大人しいという印象があります。
また、目上の者を敬うという意識が高いため、上司に対して反論することも滅多にありません。
上司の指示は絶対であるという心理が働くので、言われたらすぐに行動しますが、疑問や納得できないことがあってもそれを口にすることができず、できないことにでも「はい。」と言ってしまうこともあります。
反論してはいけないという心理が働くのでしょう。
そのためトラブルが起こることもあるようです。
仏教では親を大事にする、親や目上の者のいうことは敬うべし、という教えがあるため、家庭でも親に反抗することがありません。
よって家庭や社会で叱られるということが滅多にないため、誰かに怒られるということに対して免疫がありません。
何かのきっかけで少し厳しく注意されると、自尊心を傷つけられ、相当ヘコむという欠点もあります。
ミャンマー人の特徴④思いやりがある
ミャンマー人の性格の特徴のひとつに、思いやりがあり、大変優しいという点があります。
特に女性は献身的で、夫に心から尽くします。
かわいいけれど芯のある奥さんになるのでしょう。
「夫は大黒柱、家族を守ってくれている」という心理からです。
ボランティア精神も際立っていて、貧しい人たちに寄付や援助を日常的に行ったり、他人の子供でもとても可愛がったり、年老いた親の面倒も最後まで看たりと、その姿勢には感心させられます。