ミャンマー人の特徴！女性も男性もお人好し？

また、目上の者を敬うという意識が高いため、上司に対して反論することも滅多にありません。
上司の指示は絶対であるという心理が働くので、言われたらすぐに行動しますが、疑問や納得できないことがあってもそれを口にすることができず、できないことにでも「はい。」と言ってしまうこともあります。
反論してはいけないという心理が働くのでしょう。
そのためトラブルが起こることもあるようです。

仏教では親を大事にする、親や目上の者のいうことは敬うべし、という教えがあるため、家庭でも親に反抗することがありません。
よって家庭や社会で叱られるということが滅多にないため、誰かに怒られるということに対して免疫がありません。
何かのきっかけで少し厳しく注意されると、自尊心を傷つけられ、相当ヘコむという欠点もあります。

ミャンマー人の性格の特徴のひとつに、思いやりがあり、大変優しいという点があります。
特に女性は献身的で、夫に心から尽くします。
かわいいけれど芯のある奥さんになるのでしょう。
「夫は大黒柱、家族を守ってくれている」という心理からです。

ボランティア精神も際立っていて、貧しい人たちに寄付や援助を日常的に行ったり、他人の子供でもとても可愛がったり、年老いた親の面倒も最後まで看たりと、その姿勢には感心させられます。

ちなみに、世界の寄付指数という数値では、ミャンマーは第1位に数回輝いているそうです。
欧米も寄付指数が高いのですが、その目的が節税目的であるのに対し、そこまで裕福とは言えないミャンマーが上位にいるということはかなり特異なことと言えるのではないでしょうか。

ミャンマー人は、いたって真面目な性格です。
特に仕事となると、その真面目さを十分に発揮します。

先に海外の企業の進出がめざましいと書きましたが、特に日本は言葉において文法などが似ていることもあって、雇いやすいと言われています。
言葉が似ているので日本語の習得も早く、さらに真面目なので、納期などもしっかり守ります。
こういった点は、日本人と共通しているので雇いやすいのでしょう。

ミャンマー人は働き者です。
特に女性は、ASEAN諸国の中でも労働参加率の高い方で、結婚・出産の後も働くのが普通です。
さらに家事全般もこなします。
ミャンマーでは、男性は温和でおっとり、のんびりしているのに対し、女性はハングリー精神で物事に一生懸命真面目にとり組みます。
芯のある、心理的に自立している性格の女性が多いのです。

ミャンマーには、美人・かわいい・イケメンが多いです。
道を歩けば、日本人好みの美人・イケメンがそこらじゅうを無造作に歩いています。
細身で筋肉質、いわゆる細マッチョで、日焼けしたイケメンが、ミャンマーのそこらへんを当たり前のように歩いています。

女性は、日本人に似てはいますが、日本人よりかわいい美人が多いかもしれません。
顔立ちは、目鼻立ちのはっきりしているインド系と、肌の色が白い中国系をミックスしたような美人でしょうか。
色白が美人とされているミャンマー女性なので、肌の白さを気にする女性が多いようです。

日光も強く、色黒の多いミャンマー人ですが、男性も色白がイケメンとされています。
テレビや雑誌でイケメンとされている人気俳優も色白な男性が多いです。
最近では、美白化粧品を使う男性も増えているそうです。　

ミャンマー人は基本保守的です。

婚前交渉などあり得ない、と考えている人が大多数です。
付き合う＝結婚というミャンマー人特有の心理に根ざしています。

考え方も概ね保守的で、何かするにあたって冒険してみようとか、目新しいことをしてやろうとか、チャレンジ精神のある性格の人は少ないようです。
親の言うことをよく聞き、それに外れることを嫌うという傾向があります。