知っておこう!近くて遠いキルギス人について
ほぼキルギス人で構成されるキルギス共和国は、中央アジアに位置し、かつてはキルギスタンと呼ばれていた、旧ソ連の独立共和国のひとつです。
キルギス人は、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区や周辺の旧ソ連各国にも住んでおり、中国や各国の少数民族のひとつに含まれています。
地理的に見ているだけだと、日本人とは共通点はないように思えるキルギス人ですが、実はその顔も、ちょっとした性格・特徴や心理も、日本人に似てるとされているんです!
今回は、そんなキルギス人の性格や特徴についてじっくり調べてみました。巷でささやかれる、キルギスの誘拐婚の真実も暴きますよ!
キルギス人は何語を話すの?
中央アジアに位置するキルギス共和国では、一体何語が話されているんでしょうか?「キルギス語なんてあるの?」と思うかもしれませんが、それが実はあるんです!
キルギス共和国の公用語は、キルギス語とロシア語です。1991年まで旧ソ連の一部だっただけあって、ロシア語はまだまだキルギス国内で通用する言語です。むしろ大学や公共の場では、ロシア語が話せないと困る場面も多々あるようです。
家族内や村では、キルギス語を話す人たちが多いとされています。キルギス語の文法順序は日本語と同じで、単語の使い方やニュアンスも、よく似てると言われています。
顔も日本人に似てるキルギス人は、「ルーツは同じではないか?」という説がささやかれています。そのため、言語もルーツを同じくするのではないかと考えられています。
キルギス人の特徴・性格
では、ここからは日本人に似てるというキルギス人の特徴・性格を見ていきましょう。
【キルギス人の特徴・性格1】顔も性格も日本人に似てる!
現地に行くと本当に実感できるのですが、キルギス人は顔が日本人にそっくりです。街を歩いていると、キルギス語で話しかけられることもしばしばです。
親日家で日本語を勉強しているキルギス人も多く、心理的に親しみのもてやすい人たちです。はるか昔まで遡れば、「キルギス人と日本人は兄弟」という説もあります。
キルギスでは「キルギス人と日本人は元々兄弟で、魚好きの人たちは日本へ、肉好きな人たちはキルギスへ行った」という神話のような話が残されています。
実際はどのようなルーツかは不明ですが、言語も顔も似てるとなると、何かつながりがあると感じるのは当然と言えますね。
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【キルギス人の特徴・性格2】肉食男子が多く、女子はお淑やか
キルギス人の性格には、昔の日本によく見られた男らしさ・女らしさが色濃く残っています。日本人に多くなってきた草食系男子も、ボーイッシュで男勝りな女子も存在しません。
男子は基本、肉食系が多数を占め、女子に対しては優しく、紳士的であるのが当たり前。好きになれば、毎日のように甘い言葉をささやき、バラの花束やプレゼントを贈って猛アタック!なんて心理戦もお手のもの。
女子はお淑やかに、家事をきちんとこなし、男性を立てて生活するのが基本。男子の求愛を快く受けられるほどの淑女こそが、いい妻になれるのでしょう。
日本人からすると、ずいぶん古風な考えが残っている気もしますが、キルギスの厳しい自然の中では、それくらいの男らしさがないと生き残れないのかもしれません。