男性が素朴な顔立ちの人が多いのに比べて、女性はくっきりとした目鼻立ちの美人が多いのも、キルギス人の特徴です。
控えめで従順でありながら、自分に自信のある女性が多く、写真を撮る時の強気に美人っぷりを発揮したポーズで、自信がすごく伝わってきます。
自分の見せ方をよくわかっているとでも言いましょうか?すっきりとした目元を活かして、モデルとして活躍する美人キルギス女性がたくさんいます。
美人アピールをするためなら、ファッションもメイクもまったく手を抜かないのがキルギス女性。美人であろうとする美意識の高さには、思わず感服してしまいます。
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【キルギス人の特徴・性格4】おもてなし好き!
キルギスにはいろいろな民族がいます。昔から特徴の異なる民族や外国人と、違和感なく交流してきたおかげか、キルギス人は誰に対しても警戒心がなく、とても人懐っこく、おもてなしが好きです。
行きずりの、見も知らぬ旅人でもお構いなし。タクシーの運転手が、キルギス人の居住地ゲルに案内し、馬乳酒やクミス(乳酸とアルコール分を含む発酵飲料)、そして大量のごちそうを振る舞うなんてこともザラにあるようです。
また、元は遊牧民で、あちこち移動した歴史のあるキルギス人だからこそ、コミュニケーション能力は生き抜くために必要なスキルだったと言えるでしょう。
どこか人と人との関係が疎遠になりつつある日本人にとって、キルギス人の温かいおもてなしは、心理的にかなり距離を縮めてくれるでしょう。
【キルギス人の特徴・性格5】時間にルーズ!
顔は日本人と似てるキルギス人ですが、時間に関してはかなり感覚が異なるようです。初めてキルギス人の時間のルーズさを目の当たりにすると、「キルギス人は時間が読めないんじゃないだろうか?」と疑いたくなってしまいます。
とにかく、待ち合わせでは2,3時間遅れてくるのは当たり前、イベントがその日に決まるなんてしょっちゅうです。結婚式の開始時間ですらテキトーなのですから…。
何せ、国民の祝日や、国家を挙げての重要事項でさえ前日に決まることがある国民性ですから、個々人が時間をきっちり守るわけがありません。
でも、慣れさえすれば、時間に厳格な日本よりお気楽に暮らせると考えると心理的負担は減りますね。「今日はどのくらい遅れて来るかな?」と楽しめるようになると、しめたものです。
【キルギス人の特徴・性格6】結婚へのゴールインが早い!
キルギス人男性の熱いアプローチが功を奏するのか、交際から結婚への道のりがとても短いのが、キルギス人の特徴のひとつです。
交際と言ってもプラトニックなものが多く、「結婚するまで清らかな関係でいましょう」というのが通例です。これは昔の日本人に似てる部分ですね。
勢いで結婚生活をスタートさせてしまった方が、お互い心理的にすんなりと受け入れられるようです。交際・同棲を経て結婚を考える日本人としては、ちょっと抵抗がありますけどね…。
でも、昔の日本人が結婚後は落ち着いていた人の例が多いように、交際期間をできるだけ短くするのが、夫婦円満でいられるコツなのかもしれませんね。
【キルギス人の特徴・性格7】誘拐婚は事実!
キルギスでは、いまだ誘拐婚が残っています。誘拐婚とは、一目ぼれした美人を仲間たちと共謀して誘拐し、そのまま結婚にこぎつけることを指します。
誘拐婚は、特に南キルギスで多く見られます。恋愛結婚の確率がグンと増えてきた昨今においても、嫁不足に悩む村の男たちによって、誘拐婚が行われるケースが多いようです。
テレビでも、キルギスで誘拐婚の被害にあった女性が、命からがら逃げ出して、無事実家に帰り着いたというドキュメンタリーが放映されていました。
美人過ぎるのも、女性にとっては時に仇となるようです。キルギス人が日本人に似てることを考えると、キルギス国内を日本人女性が歩く時は、誘拐婚に気をつけなければなりませんよ。
【キルギス人の特徴・性格8】後継ぎの順序が日本人と逆!
日本では、後継ぎは長男長女であるべきという考えの残っているところもありますが、キルギスでは、後継ぎはなんと末っ子なんです。日本人に似てるどころか、まったくの真逆を行く習慣ですね。
と言っても、キルギスでは兄弟・親族が家族単位でひとつ屋根の下に暮らすことも珍しくなく、家の嫁全員が家事に携わるなんてこともよくあります。
ただし、都会でも末っ子男子と結婚すれば、両親と同居は必須ですし、大家族であっても、末っ子の嫁が家事をひとりでこなさなければならないケースは多いようです。
「愛さえあれば…」という心理があればいいのですが、嫁姑関係に悩むキルギス人女性も多く、その点は日本と変わりがないでしょう。むしろ、嫁姑問題は世界共通の悩みと言えるかもしれませんね。