三種の神器のこぼれ話としてもう一つ。
三種の神器は天皇の継承者である事を示すものであり、これがなければ天皇を継承することはできません。それくらい大切なもので、転じて「3つのとても重要な物、欠かせない物」という意味もあります。
高度成長期のころには三種の神器と言えば
・テレビ
・洗濯機
・冷蔵庫
の事を指しました。
三種の神器と言えばこの3つの家電を思い浮かべる人の方が実は多いでしょう。このほかにも自分ならではのこだわり「三種」を持っている人はそのこだわりの物を「三種の神器」と言ったりしますね。
■参考記事:1960年代に流行ったファッションといえば?
【スピリチュアル☆八尺瓊勾玉】現存する唯一無二の宝物
実は調べ始めるまでは三種の神器とはただの伝説で、実存するものではないと思っていました。けれど三種の神器がそれぞれ違う場所でご神体として今でも祀られていることを知り、驚きとともに少し感動も覚えました。
もちろん誰も見たことがないし、実物を見ることは禁止されているので、箱の中身は空っぽ...というケースも否定はしませんが、それにしても「神様の時代から受け継がれてきたものがある」というのはロマンですね。