暮らしの中で身近にある神社だったり、暮らしの中で常に身近に置いておくお守りなので感謝の気持ちを忘れずにしっかりとご神体にお世話になったことを伝えて、神社に返納したり、自宅で手順を踏んで処分することが大切と言われています。そのため、お守りを返すことをしないよりは暮らしの中でお世話になることが多い近くの神社にお守りを返納しても大丈夫ということになります。
お守りを返すときにかかる金額は?
お守りを神社に返す際にかかる費用というのは基本的には無料です。神社の境内の中にお守りを返納するための木の箱が用意してあるところが多いです。神社やお寺の中には古札納所という木の箱が用意してあるか、そういう場所が設けられています。ここは古くなって役目を終えたお守りやお札を返納する場所です。
また、そういう場所がなかった場合はお賽銭にお世話になったお札やお守りを入れることもいいとされています。その時はお賽銭箱に気持ちとして金額を奉納するといいとされています。
基本的に古札納所にも奉納する金額はないとされていますが、お気持ちということで、お世話になったお守りやお札を返納するときに気持ち程度の金額を奉納する人もいますが、基本的には無料です。暮らしの中で常に身近にあったお守りだからこそ気持ち程度に金額を払うのはいいかもしれませんね。
お守りを返すのに郵送はダメなの?
お守りを返納したいけど、怪我をしている、病気をしている、暮らしの中で近くに神社があるけれど、きちんと購入した神社にお守りを返納したいということで暮らしの中で近くにある購入した神社と違う神社に返すのではなくご神体を授かった神社にどうしても返納したいという場合は郵送は可能なのでしょうか。郵送に関しては全ての神社が郵送に対応しているわけではありません。
全ての神社が郵送に対応しているわけではないので購入した神社に一度問い合わせてみてから確認して、郵送が可能であれば郵送方法、その時にかかる金額などを直接神社に教えてもらってから郵送した方がいいとされています。郵送で返納する際は自宅で処分するときの手順と同じで半紙に包んで、粗塩でお清めをし、封筒に入れて、お焚き上げ希望、お世話になりましたなどの感謝の気持ちを一言添えてから郵送するといいとされています。
神社に郵送で返す時にお金を包んだ方がいいの?
神社で郵送で返す際にお金を包んだ方がいいかと言われれば、それは人それぞれの気持ちになると言われています。郵送で返納する神社に問い合わせた時にはっきりと金額を言われることもありますが、金額を言われないときは基本的に1000円程度の金額を返納する際に一緒に包むといいとされています。お守りにお世話になった気持ちということで、高すぎる金額ではない方がいいとされています。暮らしの中で身近にあるお守りと神社だからこそ気持ちというのは大切となっています。
この時、お金を直接包むことはできないので為替や現金書留で送ることをおすすめします。神社に迷惑をかけないように最低限のマナーに気をつけて感謝の気持ちを伝えることが大切とされているので、最低限の基本的なマナーは守るようにしましょう。
違う神社に返納する時に郵送してもいいの?
お守りを購入した神社とはまた違う神社に郵送で返納することはいいのでしょうか。暮らしの中で怪我や病気をしているため、近くの神社に歩いて返納しに行くことは難しいけど、特に購入した神社に返すことにこだわっていないという人は購入した神社と違う神社に郵送で返納しても問題ないとされています。
ただ、その時はお世話になりましたなどという感謝の気持ちではなく、お焚き上げ希望ということで郵送して返納する際を前もって違う神社に問い合わせたあとに郵送するといいとされています。
違う神社に返納する際は必ずお焚き上げ代として1000円程度の金額を包むことが基本的なマナーとされています。購入した神社と違う神社なのでお焚き上げをしないということはありませんが、ご神体を元の場所に戻すということで違う神社に迷惑をかけないためにも気持ち程度のお焚き上げ代をしっかりと包みましょう。