伝説のバンドJUDY AND MARYの解散理由は?
JUDY AND MARYはYUKIさん紅一点の4人組バンド。1993年2月にメジャーデビューしました。初期こそガールズポップ調でしたが、中期から後期にかけてはYUKIさんの可愛いながらもパワフルな太めの声が気持ち良い、中性的な楽曲と歌詞に変化していきました。
たちまちヒットチャート上位をマークし、どの歌もサビは聞き覚えがあるものばかりでした。そんなノリにノッている全盛期に、一時活動休止を経て解散してしまいました。なぜ解散してしまったのでしょうか。
YUKIとTAKUYAの関係
JUDY AND MARYは年上のベース恩田さんとドラムの五十嵐さんに対し、YUKIさんとギターのTAKUYAさんはおない年でした。2人は意気投合し1994年から1997年頃まで交際をしていたそうなのです。
当時のYUKIさんは『ギラギラしていて野心に満ち溢れていた』そうで、TAKUYAさんは自分と同じものを持っていると感じたそうです。
ところがYUKIさんとTAKUYAさんはお互いに自我がとても強かったため、仕事で接するのと同じように恋人としてもぶつかることが多かったのだそうです。一時は結婚まで囁かれましたが、1997年頃残念ながら破局してしまいます。
YUKIと恩田快人の関係
JUDY AND MARYを結成したリーダーの恩田快人さんは、当時すでにプロのミュージシャンでした。恩田さんが映画の撮影で訪れた北海道で、エキストラとして参加していたYUKIさんが恩田さんにデモテープを渡したのがきっかけでJUDY AND MARYが誕生しました。
その頃恩田さんはちょうどボーカルを探していた時期で、YUKIさんは思い描いていたバンドのイメージにピッタリでした。そして夜も眠れなくなるほどアイディアが湧れ出てきて、このバンドに賭けてみようと思ったのだそうです。
その後のジュディマリの活躍ぶりを見ていると、恩田さんの予感は的中したのですね。解散時のインタビューでYUKIさんは恩田さんに対し『私を拾ってくれてありがとう』と感謝を述べています。
解散理由まとめ
JUDY AND MARY初代のギターがデビュー前に脱退したため、オーディションでTAKUYAさんが加入しました。TAKUYAさんのギター以外のスキルは恩田さんと五十嵐さんが指導することで成長していったそうです。
そのうち恩田さんの曲よりもTAKUYAさんが曲が使われることが多くなり、パワーバランスが崩れてしまいました。恩田さんはだんだんと、自身が思い浮かべていたバンドのイメージからJUDY AND MARYがかけ離れていくように感じました。
恩田さんは自分がいなくても大丈夫と感じ脱退を申し入れます。しかしYUKIさんは、誰かひとりでも抜けるのであればそれはJUDY AND MARYではないと主張。その言葉が決め手となり、ついに2001年3月に解散してしまいました。
2019年現在のYUKIの活動は?
2002年2月からソロとして活動を始めたYUKIさん。これまでに33枚のシングルと9枚のアルバムを発表しています。17年あまりの間コンスタントにアルバムを発表していることに驚きですね。妻として母として多忙な生活を送る中、このリリース数は驚異的です。
また、フジロックやサマーソニックなどの夏フェスにも頻繁に出演しています。
インスタはしていない模様
YUKIさんはインスタグラムやツイッターなどのSNSは開設していないようです。
以前はエッセイやラジオ番組で自分自身のことを発信していたYUKIさん。どちらかというと何でもオープンすぎるくらい話してしまっていましたが、結婚後変わったのはやはり家族や子供や守るためなのでしょうか。
ライブは定期的に開催
ライブもコンスタントに1年半~最長でも3年間隔くらいで行われています。新アルバムに合わせての開催となると、アルバムの数だけツアーもあるわけですね。同じ会場で土日に行われることも多く、平日はお子さんの生活に合わせてしっかりお母さんをやりメリハリをつけているのかもしれませんね。
以前YUKIさんは自身のエッセイで『結婚して1番変わったことはライブの日の朝も自宅でご飯と作ること』と語っていました。