『空っぽになった心の壁に 声が響いてくる』
2017年6月14日リリース、53作目のシングル曲です。
「UCC BLACK無糖」のCM曲なので、聴いたことがある人は多いでしょう。軽快なドラムで始まるイントロと松本さんのギターがカッコいい!
叩きつけるようなメロディーがまるで自分の意思を音楽で表現したかのようで、そこに強さが感じられる名曲♡ライブでオープニングナンバーとして演奏された時は、会場内はまるで地鳴りのような歓声に包まれました。
⑧爽やかな曲調がたまらない「BLOWIN'」
『負けるのは恐くない ちょっと逃げ腰になる日が来ることに怯えてるけど』
1992年5月27日リリース、10作目のシングル曲です。
都会に埋もれてしまうことに抗い、前へ進もうとする彼女を眩しく見つめるかのような歌詞に、自分も前へ進んでいこうと思う気持ちが表れているような気がします。
若い頃なら誰もが抱える葛藤や悩みですが、そういった人たちの背中を押してくれる曲!
⑦デビュー曲!「だからその手を離して」
『ひとりでも大丈夫さ ここには何もない』
1988年9月21日リリースの、記念すべきデビューシングルです。
ボーカルとギターだけで表現するロックは斬新でしたが、後に松本さんはボーカルとギターさえあればじゅうぶんに音楽は発信できると言っています。まさにその通り!この曲からB'zという伝説のバンドの軌跡は始まるのです。
B'zの出発点である「だからその手を離して」は、ファンにとっても思い入れの強い曲なのです。
⑥カップリングでも名曲!「TIME」
『どうすれば時が戻る 眩しい太陽の下で どれだけ涙流れても 静かに海は広がる』
1992年5月27日にリリースされた「BLOWIN'」のカップリング曲です。
生きていくうえで後悔は付きもの、その繰り返しで更なる高みへと昇り詰めていくわけですが…、心の奥底に残る願いが心を渦巻くさまが見えてくるようです。
取り返すことができない過去に向き合ったとき、進む道を見つけるためにもがく時間は決して無駄ではないのではないでしょうか。
⑤変化する時代の不安…「BE THERE」
『揺れる不安定な心は この街が少し冷たいから 変わらない君の声を聞きたい今夜は』
1990年5月25日リリース、4作目のシングル曲です。
喧騒の中、何を信じたらいいのかわからない。でも、たったひとつ信じられるものがあれば生きていける。自分の心に問いかけ前を向く姿に勇気を貰える曲ですよね。
稲葉さんの言葉選びは聴く側の心にストンと落ちてくるようで、共感を呼ぶ使い方が最高です♡