『ツライつらいつらいとわめいてるばかりじゃ 心にしわが増えるだけ』
1993年3月17日リリース、12作目のシングル曲です。
”究極のわがままな歌”と稲葉さんが位置付けているように、愛する相手だけがいればいい、他は何もいらないという真っすぐに深い愛情が歌われています。
ふたりでいれば大丈夫、何を犠牲にしようとも一緒にいたいという思い、痺れますね!
⑬B面なのがもったいない「YOU&I」
『きっと良かったんだろう 僕たちは巡り会えて・・・』
1995年5月31日リリース、「ねがい」のB面として発表された曲です。
語り掛けるかのように始まるイントロ、一気に盛り上がる歌いだしでファンの熱気も最高潮!愛する人を前にすると自分が自分でなくなるような思いに歯がゆさを感じている歌詞で、愛情の裏側の「みっともなさ」をストレートに表現しています。
巡り会えたことを素直に喜べない男心、天邪鬼な感じもまた好感を持てますよね。
⑫松本も名曲と太鼓判!「Everlasting」
『君に出会えたその時から 一秒ずつがとても大事なんだ いつまでも 途切れぬ想い』
2002年7月3日にリリースされたアルバム『GREEN』の収録曲です。
B'zは「名探偵コナン」に使用される曲を数多く提供していますが、この曲もまた、映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』の主題歌です。
印象的なストリングス、愛する人に優しく語り掛けるように歌う稲葉さんの声に、ライブでは涙を拭うファンはかなり多いのです。
溢れだしそうな思いを何とかセーブしているようで、大きな愛情を感じる曲ですね。
⑪元気が出る!「兵、走る」
『ゴールはここじゃない まだ終わりじゃない 止むことのない歓声』
2019年5月29日にリリースされたアルバム『NEW LOVE』の収録曲です。
「兵(つわもの)、走る」は、日本中が熱狂したラグビーワールドカップに向けて制作された応援ソングです。
闘志あふれる疾走感のある楽曲で、B'zらしさと相まってラグビーワールドカップの盛り上げに一役買いましたよね。
スポーツ全般の応援ソングとしても最高!競技者と応援する側が一体となれる曲、日本を代表する応援ソングになるのではないでしょうか!
⑩情熱的な愛「LOVE PHANTOM」
『丁度風のない海のように 退屈な日々だった 思えば花も色褪せていたよ 君に会うまでは』
1995年10月11日リリース、18作目のシングル曲です。
1分にも及ぶイントロ、歌いだす頃にはファンの歓声と演奏のボリュームでライブ会場は割れんばかり!とても盛り上がる曲で、間奏で見せた稲葉さんのダイブは今も語り継がれています。
「オペラ座の怪人」でファントムがクリスティーヌを連れ去ろうとしたように、愛する人を自分だけのものにしたいという強い思いが込められた曲です。