メジャー2作目のシングル曲。インディーズ時代のXではTOSHIさんのしゃがれた声が特徴的でしたが、まだこの曲の時点でもその声の良さが残っています。
力強くもしっとりしたバラード曲で、Xらしさがすでに表れている作品。ライブで演奏される際はファンとの合唱が入ります。
第6位:DAHLIA
アルバム「DAHLIA」の先行作として、1996年2月26日に13作目のシングル曲として発表。アップテンポで疾走感に盛り上がる一曲です。
ダリアという架空の少女が異国で挫折感などさまざまな感情を覚える内容の歌詞。共感しつつも勇気が出る曲として人気があります。
第5位:Longing ~跡切れたmelody~
1995年8月1日に発売された11作目のシングル曲です。X JAPANのバラードの中でも定番曲。1994年の東京ドーム公演でデモテープとして配られたものが初出です。
X JAPANのバラード曲の中では他の名曲の陰に隠れがちな印象ですが、繊細なメロディーとゆったりした曲調で聴きやすい1曲です。
第4位:Forever Love
1996年7月8日にリリースされた14作目のシングル曲です。2001年に小泉純一郎氏率いる自由民主党のCM曲として流れたことで、知名度が非常に高い曲。
1998年のHIDEさんの告別式では鎮魂歌として歌われました。YOSHIKIさんの出身地館山では、防災無線のオルゴール曲や館山駅の発車メロディーにも起用されています。
第3位:Say Anything
1991年12月1日リリースの8作目シングル曲。バンド名が「X」の時代の最後の曲です。テレビドラマ「ララバイ刑事'91」のエンディングテーマとなりました。
発売日から10年後にご誕生された敬宮愛子内親王への生誕曲として捧げられたことでも有名です。
高音パートが続くため、レコーディング時にTOSHIさんが吐血したといわれるほど。初出のアルバム「Jealousy」ではリリースに間に合わせたためYOSHIKIさんにとっては失敗作でしたが、見事な名曲になったといえるでしょう。
第2位:Rusty Nail
1994年7月10日に発売された10作目のシングル曲。発売週のオリコンチャート1位をバンドで初めて獲得した大ヒット曲です。
1990年のシングル曲「WEEK END」の第2章という位置づけの曲で、歌詞の世界観はもちろん、曲の一部も引き継がれています。それでいてポップでキャッチーな曲調。多くのファンを掴むとともに、ライブでは序盤に演奏されて盛り上がる一曲となりました。
1996年に発売されたアルバム「DAHLIA」の収録曲にもなっています。1999年にはベストアルバムの初回特典としてミュージックビデオに。メンバーがヒーローとなって侵略者と戦う映像が収録されています。
第1位:Tears
1993年11月10日にリリースされた、9枚目のシングル曲です。X JAPANの曲の中では最大の売上枚数を誇るヒット作で、オリコンチャートでは最高位タイ2位を記録。
作詞の「白鳥瞳」はYOSHIKIさんのペンネーム。亡き父を想って書かれた歌詞に涙を誘われます。ギターのHIDEさんが最も愛した曲ともいわれています。
A面もB面もTearsを収録。A面がX JAPANバージョン、B面がクラシックバージョンです。A面は10分にもわたる長い曲ですが、長さを感じさせないのもまた魅力。1996年のアルバム「DAHLIA」にも収録されています。