記事の目次
- 1.妊娠中のセックスはあり?なし?
- 2.胎児への影響は「ない」
- 3.こんな症状があったらセックスNG!
- 4.妊娠中のセックスでの注意点①避妊具を忘れずに
- 5.妊娠中のセックスでの注意点②ソフトセックスで
- 6.妊娠中のセックスでの注意点③胸への刺激はNG
- 7.妊娠中のセックスでの注意点④出血に注意
- 8.妊娠中のセックスでの注意点⑤負担にならない体位で
- 9.妊娠中のセックスでの注意点⑥長時間は避けよう
- 10.妊娠中のセックスと流産の関係
- 11.【妊娠初期】OKだけど慎重に
- 12.【妊娠中期】避妊具を忘れず楽しもう
- 13.【妊娠後期】32週~36週は控えよう
- 14.夫へのフォローも忘れずに
- 15.気になる産後のセックス
- 16.楽しいマタニティライフを!
産後の夫婦関係にも影響
男性は妊婦さんにはなれないので、どれほど大変なのかわからない人もいます。
妊娠初期はお腹も目立たず、悪阻が軽い人もいるので今までと変わらずセックスを要求されることもあると思います。
妊娠して性欲が激減したり、億劫だと思うこともありますよね。
男性に「察して」は難しいので、妊婦さんになったらどうなるのか、今どういう状態なのかをちゃんと伝えましょう。
あまりあれもダメこれもダメ、と拒否してばかりでは気の毒だし産後の夫婦関係にも影響するかもしれません。
セックスを断られ続けるとさすがに傷ついてしまいますからね。
だからといって、無理にセックスに応じるとストレスになるので、セックス以外でのスキンシップをしてコミュニケーションをとりましょう。
気になる産後のセックス
1ヵ月健診が終わったら
産後、セックスを再開していい目安は大体1ヵ月健診後と言われています。
1ヵ月健診では、赤ちゃんの様子だけでなく子宮の回復具合や悪露、傷など母親の身体を診察します。
この1ヵ月健診のときに異常がなく、入浴の許可も出たらセックスもOKになります。
ただ医師からセックスしていいですよ、とは言われないので気になる人は直接聞いてもいいでしょう。
ストレートに聞くのが恥ずかしい人は「夫婦生活はしてもいいですか?」と聞くと、大体の医師はわかってくれると思いますよ。
痛みがあるときは
産後は、会陰切開や帝王切開の傷があったり、ホルモンの影響で膣内も濡れにくくなります。それが原因で痛みが生じるのでセックスが苦痛だと感じることもあります。
その場合は、無理に続けず少しずつ慣らしていきましょう。
パートナーに応えたいと思っている人は、潤滑ゼリーなどを使ってみるのもいいかもしれませんね。
膣が緩くなる?
出産をしても膣は緩くなりません。
緩くなるのではなく柔らかくなります。
出産で伸びてしまった膣は、時間が経てば元に戻ってくれるのです。
産後、子宮が収縮して元の大きさに戻るのですから、膣だって伸びたままではありません。
ただ、膣周りの筋肉は緩くなっています。
この筋肉が緩くなったままだと、尿漏れの原因になります。
産後、落ち着いてきたら膣トレをして筋肉を鍛えましょう。
セックスが苦痛
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話は思ってた以上に大変!
慣れない育児に悪戦苦闘しているママたちは、正直セックスどころではありません。
睡眠不足や産後の疲れ、育児の疲れなど溜まる一方です。
そんなときに誘われるとついイラッとしてしまうのではないでしょうか。
また、赤ちゃんのことが気になってセックスに集中できなくなります。
パートナーと話し合い、理解してもらう必要がありますね。
セックスレスの危機
出産して落ち着いたらセックスは再開できますが、実は産後のセックスレスは増加傾向にあります。
女性は赤ちゃん中心の生活になり「母」になります。
パートナーとのスキンシップを不快だと感じることもあるので、必然的にセックスレスになってしまいます。
また、男性も母となった妻に困惑し、育児に奮闘している様子を見て女性としての魅力を感じなくなることもあるようです。
立ち合い出産をしてセックスレスになった、なんてこともあります。