生理中のエッチの注意点と気持ちよくセックスする方法！

【激しい動きは控える】

ただでさえ免疫力が落ち、かつ膣や子宮の粘膜も薄くなっている危険な状態の生理中。どんな理由があれ、激しい動きをすることはご法度です。

本来なら、激しい動きをしても潤滑油となる粘液などの分泌物が守ってくれますが、生理中はそれらがすべて経血に混ざってしまい、思うほどの効果が発揮できなくなります。

「感触が気持ち悪い」なんて言ってる場合ではありません。激しい動きによって粘膜に傷がついたり、激しい痛みが出る危険もあり得ます。

「快感を得たいから」という理由だけで激しい動きをするのは、非常に傲慢な態度です。もはやセックスをする資格すらないと言えるでしょう。

女性も「あまり激しく動かないでね」と、セックス前に一言添えると、「こんなセックスしたくなかった」と後悔することはないでしょう。

【パートナーで理解し合う】

女性は特にそうですが、セックスは好きでもない人とはできません。まして、相手に快感を感じてもらおうなんて、相手への信頼感がないとできないことです。

男性は、生理が毎月女性に起こる事象という認識はあっても、実際にどのようなことが起こっているかは把握していないことがほとんどです。

生理中にセックスできないなら、なぜできないのかをパートナーで理解し合う必要があります。

それができないというのであれば、むしろセックスする前に、本当にパートナーと思っているかを再確認する必要があるでしょう。

自分も彼も気持ちよく、後悔のないセックスをするには、お互いの理解が何より大切と言えます。

【男性は生理について勉強する】

普段生理痛に苦しむ女性を見て、「大変そうだね」と労ってる。でも、生理中に「セックスくらいできるでしょ？しようよ！」と口にしてしまい、「ふざけないでよ！」と怒鳴られた…。

「そんなに怒ることないじゃん」というのが男性の正直な意見でしょうが、生理痛に苦しんでいるという理由以外に女性が怒ったのは、「知りもしないのに、わかったような口きかないでよ！」という理由からです。

生理中の女性の気持ちを理解するには、まず生理について勉強するのが一番の近道です。

感覚はわからないにしても、「そうか、こんな症状になるから辛いんだな」といった豆知識程度でもわかれば、女性の気持ちにグンと近づけます。

生理中のイライラの理由がわかれば、対処法もわかってきます。心無いことを言って後悔することもなくなりますよ。

【素直な気持ちを伝え合う】

生理中のセックスが危険であると理解し、彼女が怒る理由がわかったとしても、「じゃ、生理が来るたびにこんなに気を遣わなくちゃいけないのか？」という疑問もわいてくるでしょう。

知らないことだったとは言え、一方的に怒られた男性としては、おもしろくないのは当然です。だって、心底わからないんですから。

まずは生理が落ち着いてから、男性は怒られたことに関して、「自分も辛かった、ためらっていた」気持ちを正直に伝えましょう。

「どう接していいかわからなかった」「気遣ってあげられなかったことを後悔してる」など、あくまで女性の気持ちも配慮した上で伝えるのです。

いくら生理中でイライラしていたとしても、女性も感情をストレートにぶつけてしまったことを後悔しているなら、ちゃんと男性の言葉に応えてくれるはず。

素直な気持ちを伝え合うことで、「言葉足らずだったかな？」「言い過ぎたかな？」など、お互いに反省が生まれます。その時こそ、ふたりが生理にちゃんと向き合える瞬間と言えますね。