パキスタン人の性格・特徴・心理！恋愛傾向や結婚事情も男女別に解説

【よくしゃべる】

女性という生き物は、万国共通でおしゃべりなものですが、パキスタン人女性は、特によくしゃべります。

イスラム教では女性の労働が禁止されているため、公の場で彼女たちの姿を見ることはあまりありません。彼女たちは家庭や女性同士のコミュニティにおり、女性たちが集まると、おしゃべりに華を咲かせているのです。

女性同士ゴシップやウワサ話を楽しむ傾向もあり、話を盛り上げるために大げさに伝えることもあります。

公ではチャドルという布を頭から被って、あまり肌が露出できません。全身を使って自分らしいおしゃれができませんが、彼女たちは自分たちの文化の中で独自のファッションを楽しんでいます。

社会的立場は低いパキスタン人女性ですが、女性として楽しむことは他の国と同じ。女性同士の絆も強く、深い親愛でつながっています。

【芯が強い】

イスラム教の影響濃く、社会進出が難しいパキスタン人女性は、男性と比べると活躍の場が狭く、教育も受けられないことが多々あるようです。

ですが、彼女たちは決して弱者ではありません。自分の考えをしっかり持った、実に芯が強い女性が多いと言えます。

イスラム教では、家庭のことは女性たちが切り盛りしていきます。もちろん、家庭的で大らかなイメージも間違いではありません。しかし、その中にはしっかりと芯の通った一面も持ち合わせているのです。

【男性を立てるのがうまい】

パキスタン人女性は男性を立てるのがとてもうまいです。

男尊女卑が根強く残るパキスタンにおいて、男性の意見につき従うことは通例となっています。そのため、自然と男性を立てる技術が身につくようです。

しかし、男性優位の社会においても、女性の意見がないと世界は回っていかないようです。

パキスタン人女性は、男性に従いつつも、自分の意見もちゃっかり取り入れるしたたかさも持ち合わせています。そんなパキスタン人女性といっしょにいると、心理的に心強く感じるのは当然と言えますね。

また一方で、パキスタン女性の一部が自分たちの自由を求めて社会運動を行ってきた歴史があることも、忘れてはいけないことでしょう。

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【自由恋愛はほぼなし】

パキスタンでは、イスラム教の教えで婚前交渉が禁止されています。そのため、自由に恋愛できず、日本人がイメージするカップルを街で見かけることはほぼありません。

そうすると、男性は外国人女性に積極的に声をかけるようになります。イスラム教では、男性は妻を4人まで娶ることができ、そのことを知らずに恋に落ちた外国人女性が、後で泣きを見ることになるのもよくあることです。

パキスタン人女性は、10代後半くらいから遅くとも20代前半には、親が決めた男性とお見合い結婚する人がほとんどです。

中には、戒律を破って大恋愛をする人たちもいますが、最悪の場合、家族によって手をかけられる「名誉殺人」が起こり得ます。毎年名誉殺人で命を落とす若者は、少なくないと言われています。

イスラム教の戒律が社会のルールとして大きく影響している例のひとつと言えるでしょう。

【男性も女性も結婚が早い】

先ほど女性は若くしてお見合い結婚するとお伝えしましたが、男性も結婚が早いのは同じです。早く結婚すると、早く離婚すると考えてしまいますが、パキスタンにおいて離婚はほとんどないと言います。

結婚前に肌に触れることは固く禁じられているので、初夜への思い入れも並々ならぬものがあるようです。1週間もの期間を部屋で二人きりで過ごすなど、かなり濃密な初夜を過ごすようです。

恋愛経験がない者同士の結婚なので、結婚後にお互いの絆が深まり、離婚を考えることはないそうです。離婚率がどんどん増えている日本人としては、実にうらやましい話ですね。

元々女性は男性に付き従うことが当たり前とされている社会のため、たとえ男性に命令されるような生活だとしても、そこに違和感を覚えることはなく、離婚なんて思い至ることもないようです。

そして、イスラム教では離婚自体はできるものの、いざ離婚した場合、女性の再婚は難しいとされています。離婚制度は、少し男性に有利にできているようです。

日本にいたら、想像も尽かないような文化・生活を送るパキスタン人。なんとなくでも、身近なパキスタン人の言動の謎が解けたでしょうか？

最初はとまどうことが多く、相容れない感じがつきまといますが、パキスタン人を知れば知るほど、「こんな世界があるんだ！」と感動を覚えてくるでしょう。

近くにパキスタン人がいるなら、ぜひお付き合いしてみてくださいね。