記事の目次
- 1.地元に帰りたい…Uターンで転職して仕事するには理由がある!
- 2.地元に帰りたい…Uターン転職の実際は?
- 3.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット1
- 4.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット2
- 5.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット3
- 6.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット4
- 7.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット5
- 8.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット6
- 9.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット1
- 10.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット2
- 11.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット3
- 12.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット4
- 13.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット5
- 14.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント1
- 15.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント2
- 16.地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント3
- 17.Uターン転職で地元に帰りたいのなら、入念な下準備を!
地元に帰りたい…Uターンで転職して仕事するには理由がある!
都会で働いて、年収は問題ないけれど、ストレスや孤独感が半端ない。いつしか、慣れ親しんだ家族や親戚のいる地元に帰りたいと思うようになっていた。
今、都会の生活から、転職して地元で生活する「Uターン」を希望する人たちが増えています。Uターンを希望する理由は様々ですが、地元での生活を希望するからには、結婚などポジティブな理由が多いのが特徴です。
ただ、ポジティブな理由でUターン転職を果たしたとしても、実際は後悔している人もたくさんいるという実情があります。
Uターン転職にはメリットもデメリットもあります。それらがどんなものか、またUターン転職のポイントについてもお話します。ちゃんと納得して、希望のUターン転職が叶えられるといいですね。
地元に帰りたい…Uターン転職の実際は?
2011年度の厚生労働省による調査では、34.5%の人がUターン転職しているというデータがあります。内訳は、男性が36.9%、女性が32.0%となっており、男性の方が地元に帰りたいと思う割合が高いです。
さらに年齢別に見てみると、40~50代の人たちのUターン率が高いのです。大学を卒業して数年経った若者が多いかと思いきや、これは意外な数字です。結婚して、家庭を持っている人も多いことでしょう。
Uターン転職を希望する学生へのアンケート調査によると、「地元への愛着」が最も大きな理由のようです。実際、女子学生の7割ほどが両親の意見を取り入れて、Uターン転職を希望しています。
また、地域活性化に取り組む自治体が増えてきている昨今、Uターンを増やす制度を設ける企業も増えていると言います。
メリットのある一方で、デメリットもあるUターン転職。結婚を理由にUターンした人ならともかく、ただ地元愛だけでUターンした人は後悔の念もあるようです。
ここからUターン転職のメリット・デメリットを挙げていきますが、自分にとってメリットになり得るか、よく考えてみるといいでしょう。
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地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット1
【親の近くに住める】
Uターン転職のメリットその1は、なんと言っても親の近くに住めるということです。
都会の生活に疲れた人たちにとって、Uターン転職する理由ナンバーワンです。
親が近くにいると、何かあってもすぐ駆けつけられるし、距離的な介護問題で頭を悩ます必要もなくなります。地元で結婚して子供を産めば、親に孫の顔を一番に見せることもできます。
気心の知れた親や親戚、友達の近くにいることは、精神的にもゆとりが出てきます。仕事の目途がはっきりつかなかったとしても、地元に戻るだけでほっとする人もいると思います。
そばにいるだけで親孝行になる、年収や仕事内容を度外視してもいい、というのであれば、はっきりしたメリットになりますね。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット2
【人間関係のストレスが減る】
Uターン転職のメリットその2は、人間関係のストレスが減ることです。
これもUターン転職の理由として挙げられる最たるものです。都会で一人生活することは、真に頼れる友達や知り合いがおらず、結婚して子供をもうけても、ママ友たちと上辺だけのやり取りを繰り返すことがほとんどです。
自分を解放し、生まれた頃の状態に戻るには地元に戻るのが一番です。よく見知った地域の人たち相手だと、無理に自分を繕う必要はほぼありません。
年収や待遇面に目をつぶれば、心の癒しを何より欲する人たちにとって、人間関係のストレスが減るのは相当のメリットです。
■関連記事:人間関係で悩んでいる方はこちらもチェック!
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット3
【スローライフが送れる】
Uターン転職のメリットその3は、スローライフが送れることです。
出勤時間が決められているのは都会と変わりないですが、「時間を守らなければ即座にキャリアに影響する」わけではなく、比較的ゆったりとした時間を過ごすことができます。
どこかなあなあで仕事している部分があるかもしれません。
そもそも都会の秒単位の生活スタイルをよしとする人は、スローライフはまったく転職の理由になり得ません。
地元に帰りたいと願う人は、それまで都会の移り変わり激しい生活に無理して合わせて、多大なストレスを溜め込むこともあったでしょう。ペースの慣れた地元では、自分の時間を確保しつつ、スローライフを送ることができるはず。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット4
【満員電車と無縁になる】
Uターン転職のメリットその4は、満員電車と無縁になることです。
都会の通勤ラッシュ時間に、あまりの混雑具合に嫌気がさした人は多いと思います。満員電車に乗るのがイヤで、職場近くの駅に引っ越したという話もよく聞きます。
単線路線、もしくは電車が走っていない地域では、満員電車とは無縁になります。
普段どこかに出かける時は、車がないと不便な面もありますが、満員電車の苦痛を考えると、大きなメリットにこそなれ、デメリットになることはないでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット5
【正社員になりやすい】
Uターン転職のメリットその5は、正社員になりやすいことです。
地方では、都会のように職種があふれているわけではありません。そのため、契約社員や派遣社員という雇用形態もほぼ見受けられません。
求人募集があれば、大体は正社員です。
都会でよくわからない職種で、非正規雇用として働くよりも、わかりやすい職種で正社員で働く方が、人生のキャリア構築がしやすくなります。
いつの時代も正社員であることは大きな強みであることが、地元に戻るとなおさら実感できるでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するメリット6
【物価が安い】
Uターン転職のメリットその6は、物価が安いことです。
食材などの生活費は、都会とそれほど差はないかもしれませんが、住宅費・土地代の安さは目を見張るものがあります。
結婚して子供のいるUターン希望者にとって、これは大きなメリットと言えます。
都会の住宅事情だと、狭い土地で家族が3,4人で生活するのは無理があります。また、子育てを考えると、せせこましい都会よりは、緑いっぱいの自然豊かな地元の方が、環境がいいのは自明の理です。
人生で最も重視すべきが自分らしい時間を送ることにあるとすれば、Uターン転職は十分理由になり得るのです。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット1
【給料が安い・年収が下がる】
Uターン転職のデメリットその1は、給料が安い・年収が下がるということです。
生活水準は、当然ながら都会の方が高いです。まったく同じ職種・仕事内容だとしても、地元に戻った途端、年収が100~200万下がるなんてことはザラです。
手取り給与が月10万円ほどで働く正社員も多くいます。10万円が言い過ぎだとしても、総支給額13~15万で求人募集している企業はたくさんあるのが実情です。
もし給料が安いことに不満を抱いても、一度生活水準を下げてしまうと、都会の生活に戻るのは難しくなります。
生活していく上で、給与の問題は実に大きな問題です。結婚して子供がいればなおさらです。年収が下がっても地元に戻る価値や理由があるか、じっくり考える必要があるでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット2
【仕事が見つかりにくい】
Uターン転職のデメリットその2は、仕事が見つかりにくいことです。
当然のことながら、地方では求人数が減ってしまいます。やはり求人募集の全体数が多い方が、条件や年収のいい仕事に就きやすくなります。
今、政府や地方自治体が地方創生を謳っているので、地元でも少しずつですが求人数が増えてきています。
ただ、それが自分の希望する職種である確率は、依然として低いですし、やはり都会に比べて選択肢が狭まるのは事実です。
収入が少ないながらも、安定した職場環境で働くことを第一とするならともかく、こだわりの職種があるのなら、地元にその仕事があるか、きちんと確認しておく必要があるでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット3
【車社会である】
Uターン転職のデメリットその3は、移動手段として車が必須であることです。
都会から離れた地方は、たとえ政令指定都市であっても、車が必要であるケースがあります。駅まで徒歩40分も珍しくなく、近所のスーパーに買い物に行くにも車を使うのがザラです。
一家に車一台どころか、結婚して子供がいるなら、二台保有していることも少なくありません。
せせこましいながらも、家の近所にコンビニやスーパーがあったり、電車を降りてすぐ便利な施設がある都会に慣れていると、交通の便の不便さが身にしみいるでしょう。
いつの間にか身についた、都会の交通網と同じ感覚で住み始めると、毎日の職場と自宅の移動だけで幻滅してしまうでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット4
【地域特有の行事・慣習に慣れなければならない】
Uターン転職のデメリットその4は、地域特有の行事・慣習に慣れなければならないことです。
特に若者だと、この地元べったりの行事・慣習が理由で、都会の生活に憧れたという人は多いのではないでしょうか?
地元の行事・慣習になじめないと、生活していくのは甚大なストレスになります。なにせ、人間関係の濃さが地元の魅力でもあるのですから…。
結婚して子供ができても、なおさらその結びつきは強くなります。地元の行事・慣習になじむことは、地元に骨をうずめるためには必須事項と言えます。
いろいろな経験や結婚・子育てを経て、40歳を過ぎて地元に戻ると、自分が落ち着いた分、地元に密着しやすい傾向があるようです。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するデメリット5
【技術が活かせないことがある】
Uターン転職のデメリットその1は、技術が活かせないことがあることです。
特に、都会でIT企業やシステム関連企業で活躍していた場合、やはり都会の方が最先端技術が集まりやすいので、地元では培った技術が活かせないことがあります。
地元の企業の仕事内容は限られていることが多く、地域によっては、特定の産業しか発展していないこともあります。
どんなすごい技術を持っていようと、自分が地元の職種に合わせて職を探すしか方法がありません。
もし自分の技術を活かすことが第一条件であるなら、地元にその技術を活かせる職種や仕事があるかチェックするのは必須です。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント1
【その地域の生活スタイルや物価を確認しておく】
Uターンで仕事をするポイントその1は、その地域の生活スタイルや物価を確認しておくことです。
自分の慣れ親しんだ土地、温かい人柄、ゆったりとした時間の流れ…Uターン転職を推奨する機関は、当然のことながらメリットを全面に打ち出します。
メリットに心惹かれ、いいイメージを膨らませるのは結構ですが、「実際の生活スタイルや物価が思っていたのと違う…」となっては目も当てられません。
結婚して家族がいる場合、自分はともかく、家族は地元のことを全く知らないこともあります。事前に生活スタイルがどうなるか、どのくらいコストがかかるのか考えることが重要です。
地域や自治体によっては、移住体験のできる制度を設けているところもあるので、せっかくなら利用してみるといいでしょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント2
【自分にとってのメリット・デメリットを書き出してみる】
Uターンで仕事をするポイントその2は、自分にとってのメリット・デメリットを書き出してみることです。
一般的なメリット・デメリットを知ったら、その中でも「このメリットがあれば、Uターンしても十分やっていける」「このデメリットに耐えうるだろうか?」という自分なりの分析が見えてくると思います。
メリットよりもデメリットの方が大きければ、Uターンすること自体考え直した方がいいでしょうし、メリットの方が大きいなら、デメリットをどのように補っていくか考えてみましょう。
後はUターンの先輩に相談するなど、徹底的に調べることも忘れないようにしましょう。
地元に帰りたい…Uターン転職して地元で仕事するポイント3
【独立を考えてみる】
Uターンで仕事をするポイントその3は、独立を考えてみることです。
起業するという意味だけでなく、パソコンを駆使したネットビジネスも含みます。せっかく地元に戻って、自分の希望しない仕事に就いてストレスをためては、元の木阿弥です。
今はネットがあれば、場所や時間を問わず仕事することができます。もちろん、その分自分一人の戦いになる部分もありますが、頑張ろうという気概があれば大丈夫でしょう。
Uターン転職で地元に帰りたいのなら、入念な下準備を!
夢みてるだけでUターン転職を成功させることはできませんし、だからと言って、何も考えずに地元に戻っては、後悔する確率が高くなります。結婚している家庭持ちの人ならなおさらです。
Uターン転職を成功させたいのなら、必ず入念な下準備を行いましょう。いずれにしても、決断するのはあなたです。