記事の目次
- 1.産後の生理の再開はいつからなのでしょうか?!
- 2.産後に生理が止まる理由はホルモンが関係!!
- 3.【産後の生理再開いつから】産後2か月で生理が再開する人も!
- 4.【産後の生理再開いつから】産後1年半以上たってからの人も!
- 5.【産後の生理再開】産後の生理再開は個人差が大きい!!
- 6.産後の生理再開には兆候があるの?!
- 7.産後の生理再開の目安は離乳食?!
- 8.産後の生理再開!量が変わった?量や周期は安定しない?!
- 9.産後になかなか生理が再開しない!!問題はあるの?!
- 10.産後の生理再開が遅れた時の受診の目安
- 11.産後の生理再開の遅れはストレスや睡眠不足なども原因に!!
- 12.産後の生理再開を早めるのは夫婦生活?!
- 13.2人目が欲しい!産後の生理再開を早めることはできるの?!
- 14.産後の生理再開する前に妊娠!どうして?!
- 15.生理は面倒くさいものですがやはり再開しないと困ります!
また、産後には、生理と生理の間に少量の排卵出血が起こることもあります。1ヶ月に何度も出血があると不安になりますが、排卵出血は2、3日で終わることが多いので、あまり心配しなくても大丈夫です。
ただし、出血があまり無理にも長く続く場合には不正出血の可能性があります。病院で診察をしてもらいましょう。
また、生理の色や量に何か変化を感じた時には、一度病院で診察をしてもらったほうがいいでしょう。
産後になかなか生理が再開しない!!問題はあるの?!
産後に生理がいつから再開するのかというのは、個人差が大きいとお伝えしました。
生理は女性としては来なければ来ないで楽をすることができるのですが、2人目の妊娠を考えている人の場合には、生理が再開しないと妊娠をすることもできません。
生理の再開が遅れると妊娠できないこともありますが、あまりも長い間、生理の再開が遅れる場合には、何らかの病気が隠れている場合もあります。
生理の再開が遅れる時には必ず病院を受診したほうがいいでしょう。
産後の生理再開が遅れた時の受診の目安
授乳が続いていても産後1年半を過ぎた、もしくは断乳から3か月以上生理が再開しない時には、何らかの病気が隠れていることがあるので、病院で診察を受ける必要があります。
生理が再開してもおかしくないのに生理が再開しないということは、プロラクチンの分泌が多すぎて、排卵障害を起こす「高プロラクチン血症」を起こしている可能性もあります。
高プロラクチン血症が起こる原因には、脳下垂体の腫瘍や、甲状腺の機能障害といった厄介な病気が考えられますので、早めの診察が必要になります。
また、生理が再開してもおかしくないのに、生理が再開しない原因には、薬の影響などでホルモンバランスが崩れていることもあります。産後1年半、もしくは断乳後3か月経っても生理が再開しない時には、産婦人科で診察を受けるようにしましょう。
産後の生理再開の遅れはストレスや睡眠不足なども原因に!!
産後に生理の再開が遅れる原因には、ストレスや睡眠不足なども考えられます。
妊娠する前でも、ストレスや生活のサイクルが乱れることで、ホルモンのバランスが崩れると、1ヶ月に何度も生理がきたり、何カ月も来なかったりと生理の周期が変わることはよく起こることです。
ましてや出産後というのは、慣れない育児にてんやわんやしてしまい、どうしても寝不足になってしまいます。
また、1歳を過ぎて自分で歩いて動けるようになると、一時も目を離すことができなくなってしまいます。
ただ、出産後1年半以上たっても生理が再開しない時には、ストレスがたまっているから仕方がないと自分で判断をしないで、一度病院で調べてもらうようにしましょう!!
産後の生理再開を早めるのは夫婦生活?!
出産後に夫婦生活が多いと、生理の再開が早くなるという人がいますが、これは本当のことなのでしょうか。
早い人だと、1ヶ月検診で病院の先生から問題ないと太鼓判を押されたら、出産後、2、3ヶ月から夫婦生活を再開させる人もいるようです。しかし夫婦生活を早く始めて、回数が多いからと言って、これで生理の再開が早くなるということは全くありません。
出産後の生理の再開を決めるのは、夫婦生活ではなく授乳です。ここまでお伝えしてきたように、病気やストレスといった生理の再開が遅れる原因が他になければ、母乳の量が多ければ生理の再開が遅れますし、母乳の量が少なければ生理の再開が早まります。
夫婦生活が多いと生理の再開が早くなるというのは、ある意味都市伝説だといいのではないでしょうか。
2人目が欲しい!産後の生理再開を早めることはできるの?!
早めに2人目を産みたいと考えている夫婦の場合には、生理が再開したらすぐにでも妊娠したいと思っている人もいるでしょう。
一般的には2人目の子供は、数年あけたほうがいいと言われています。というのは、年子の兄弟なら、幼稚園や保育園に入るまでの手のかかる時期はまるで双子を育てているように大変になるからです。
しかし2人目の年齢が上の子と空いていないと、幼稚園や保育園、学校に上がってしまえばお母さんは一気に手がかからなくなり、楽になります。
お母さんが正社員でお仕事続けたい場合などには、多少子供が小さいうちには手がかかって大変でも、産休や育休をまとめて取ってしまいたいと思う人も多いようです。
そんな人にとっては、早く生理を再開させて、2人目の妊娠を急ぎたいと思うものですよね。
早く整理を再開させて、2人目は早く妊娠したいと思う時には、まず大切なことは母乳を止めることです。
母乳を止めて、プロラクチンの分泌を止めることで通常であれば1ヶ月から3か月ほどで排卵が再開して生理が始まります。生理がやってくれば次の妊娠ができる準備が整ったということです。
早めに断乳するのはお母さんにとっても赤ちゃんにとってもちょっと悲しいことですが、早めに2人目の妊娠をしたいと考えるのであれば、まだ断乳することが大切です。