おせち料理の簡単レシピ特集！手作りでお正月料理を作ろう！

黒い色合いではありますが、おせち料理を作る上で欠かすことの出来ない黒豆！

色とりどりの食材の中で、黒豆の真っ黒な色味があることでおせち料理全体の見栄えををぐっと引き締めてくれます。

「まめ」という言葉にはもともと健康だったり丈夫という意味が含まれていることから、おせち料理において黒豆というのは縁起のいい食べ物とされています。

「まめに働く」という語呂合わせもあり、「まめに働き、健康に暮らす」という意味とも捉えられているのです。

さてこの黒豆ですが、豆を炊くというのは大変面倒なイメージがあるかもしれませんが、ある物を使えば面倒な手間は一切なしに！

そのあるものとは、炊くと言えばの炊飯器です！

一煮立ちさせた煮汁に洗い流した黒豆と釘を入れて一晩置き、あとは炊飯器に材料を全て投入して「おかゆモード」でスイッチを入れれば、炊き上がるのを待っているだけです♪

お客様へのおもてなし料理にも最適ですね！

続いては、甘くてねっとりくせになってしまう、デザートのような感覚のおせち料理、栗きんとんです。栗きんとんというのは漢字で書くとどのように表されるかはご存知でしょうか？

栗きんとんは、漢字表記だと「栗金団」となり、黄金の団子という意味を表しているのです。このことから、金運に関して縁起が良い食べ物としておせち料理にはよく登場する食べ物となっています。

商売繁盛や財力などをもたらしてくれるという意味合いも含まれている大変おめでたいお料理で、おもてなし料理にもぴったりですね！

栗きんとんも、自宅で簡単に手作りすることが出来ます。市販の栗の甘露煮を使うことで、少ない材料で調理することが可能になりますよ。

水に浸けてアク抜きしたさつまいもを煮て、それを栗の甘露煮の汁と共にミキサーに入れてペースト状にします。

そこへ栗の甘露煮の栗を入れれば、みんな大好きな甘くて美味しい栗きんとんの完成です♪

お次は、こちらも大人から子供まで幅広い年齢層に愛されるおせち料理の人気者、伊達まきです。伊達まきは見た目は卵焼きのような状態になっていて、ふわふわで厚みがあり、甘く味付けされているのが特徴ですね。

おもてなし料理にもよく登場しますが、この伊達まきがもつ縁起の良い意味にはまず、学力の向上というものが◎

伊達まきは厚めに焼かれた卵焼きをくるくると巻いたものですが、これが昔で言う本のような存在である「巻き物」によく似た形状なのですね。

そのことから、知識などが身について、勉強や習い事などに関して縁起の良い食べ物としておせち料理に華を添えてくれます。

伊達まきのあのふわふわ感を出すのは一見難しそうに見えますが、はんぺんを使う事で誰でも簡単に厚みのあるふわふわ感を作ることができます。

すり潰したはんぺんに卵と砂糖を足して混ぜ合わせ、バットに流し入れてオーブンで焼けば、伊達まき用の厚焼き卵が完成。

あとは巻き簾などに乗せて、冷めてしまう前にくるくると巻物状にして冷めるのを待ちましょう。

見た目も華やかで縁起の良い伊達まきで、おもてなし料理も豪華になること間違いなし！

続いては、こちらもおせち料理には必ずと言っていいほど入っているお正月ならではの食べ物、数の子です。数の子は魚の卵なのですが、何の魚の卵かというのはご存じでしょうか？

数の子は、ニシンの卵です。そしてその見た目からもお分かり頂ける通り、非常にたくさんの卵がついていており、「子宝に恵まれる」「子孫繁栄」などというおめでたい意味合いが込められています。

見た目も美しくお上品ですから、おもてなし料理としておせち料理を振る舞う際にも是非取り入れたい食べ物ですね！

数の子は特に難しい調理を施す必要がありませんが、味付けをしなければ料理としては成立しません。数の子の味付けには、市販の白だしが便利で重宝します。

塩抜きした数の子の白い筋を取り除き、みりんと合わせて煮立たせた白だしに漬け込みます。

ジップロックなどがあると便利です！あとは味が染み込むのを待てば、そのままおもてなし料理にも最適な数の子の完成です♪