告白の日は、なぜいくつもあるのか?
5月9日を筆頭に、6月1日、6月12日、7月28日、9月17日、11月4日、11月5日など告白の日に由来する日はたくさんあります。一般的に愛の告白と言えば、5月や11月ではなくバレンタインデーや12月のクリスマスなどを思い浮かべる方も多いでしょう。
どうして、日本には5月9日以外にも告白の日がたくさん存在するのでしょうか?
いつ広まったのかという由来や理由も交えて、紹介していきます。
告白の日と日本記念日協会
日本記念日協会(長野県佐久市)が制定している”告白の日”である5月9日は、他に口腔ケアの日、合格の日、えのすいクラゲの日、悟空の日、極ZERO(ゴクゼロ)の日、香薫の日、ドール・極撰の日、極上の日、コクの日、チャリティーメイクの日、クレープの日、呼吸の日、パソコン検定の日、黒板の日、ゴクゴクの日でもあります。
多くは5月9日の語呂合わせという理由で制定されています。面白いですね。
日本記念日協会の設立趣旨は、
"記念日について総合的に扱う機関・団体がなく、情報が誤って伝えられたり、せっかく記念日を設けても広く一般に浸透しないなどのケースが少なくありませんでした。
そこで、1983年より、記念日についての研究、情報の収集、広報活動を行ってきた日本記念日委員会が、 記念日に対する人々の理解と関心を高めるために、1991年4月1日に「日本記念日協会」として正式に発足した”
というものです。
5月9日が告白の日になった由来
日本記念日協会によれば、
”草食系男子が増えてきた昨今、男性にもっと勇気を持って女性に告白して欲しいと、ユニリーバ・ジャパンが展開する男性用化粧品のブランド「AXE(アックス)」が制定”
したものです。なお、5月9日である理由は、5と9で「こ(5)く(9)はく」の語呂合わせというのが由来です。
このように企業が商品のPRも兼ねて日本記念日協会に申請をして、制定されたものです。そのため、5月9日は12月のクリスマスやバレンタインデーに比べるとやや知名度が低くなるのです。
理由は、日本記念日協会の設立自体が1991年のため、歴史が浅いのです。申請の登録料は一件10万円(2017年12月現在)で、一日に二件、登録することも可能です。
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12月のクリスマスも告白の日?
5月9日や11月より、12月のクリスマスを理由に告白をしたいという女子も多いでしょう。
いつ愛の告白をしていいか心配な女子には、いいきっかけともなります。また、クリスマスも覚えやすい12月の記念日ですし、デートをするだけでも素敵な日になるでしょう。食事をして、お互いが和んでくると愛の告白も受け入れやすくなります。
もし、好きな男子とデートすることになっても、会っていきなり告白するのはやめましょう。ご飯を食べて、リラックスした状態のときに愛の告白をすれば、だいぶ成功率も高まります。
一方で、日本の場合、12月の土日とクリスマスが重なった日は混雑します。クリスマスは日本では祝日ではないので、いつの土日がクリスマスに当たるかは恋人同士の二人にとって最大の関心事です。