除光液の成分は?マニキュア除光液は危険なの?

除光液の成分は?マニキュア除光液は危険なの?

ネイルをする人なら使ったことのある除光液。成分にはどんなものがあるかご存じですか?除光液の成分には、健康によくない成分も含まれているのです。普通に使うのであれば問題ありませんが、使い方を間違えると大変なことに。今回はそんな除光液の成分についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.除光液の成分って?
  2. 2.マニキュア除光液の成分は危険?
  3. 3.除光液の成分●アセトンは危険!
  4. 4.除光液の成分でアセトンのはいっていないものはある?
  5. 5.除光液の成分●ノンアセトンでもしっかりオフできる?
  6. 6.おすすめのノンアセトン除光液●無印良品 除光液
  7. 7.おすすめのノンアセトン除光液●アンドネイル モイスチャースパリムーバー
  8. 8.除光液がない!エタノールやアルコールでもOK?
  9. 9.除光液の成分は危険?まとめ

ネイルの除光液に使われるアセトンは、ネイルを落とす程度の使用量であればそれほど危険なものではありません。

しかし何かの手違いで、ネイルの除光液のフタが開けっ放しになっていたり、誤って除光液をぶちまけてしまったりして、大量にアセトンが気化してしまった場合はとても危険です。

特に小さなお子さんや、高齢者がいる家では、使用の仕方を注意しなくてはいけません。万が一、ネイルの除光液のフタを開けっ放しにしていたり、ネイルの除光液を大量にこぼしてしまった場合は、すぐに換気をするようにしてください。

体への大きな危険は少ないかもしれませんが、爪にとってもやはりノンストレスというわけにはいかないようです。

アセトンの成分のネイルの除光液は、使えば使うほど爪への負担が大きくなります。アセトンは、油分を全て拭い去ってしまう性質があるようです。

アセトンの成分が入っている除光液を使うと、爪が乾燥しやすくなってしまいます。
乾燥が続くと、爪が割れやすくなったり、二枚爪にもなったりしてしまいます。ですからアセトンの成分が入った除光液を使う場合は、使用後の爪のケアも大切です。

除光液の成分●実際にあったアセトン除光液の健康被害

アセトンの成分が入った除光液での、実際の健康被害の報告があがっています。夏に小さい赤ちゃんがいる母親が、換気をせずにネイルをオフしていたそうです。

赤ちゃんは、苦しそうな声を数回あげて、ぐったりとしてしまいました。しかし母親は、ぐっすり寝てしまったのだと思ったのでしょう。そのまま12時間以上、寝かせていたそうです。

翌日赤ちゃんを起こしましたが、赤ちゃんの健康状態がおかしく、意識も朦朧としている様子でした。ようやく赤ちゃんの異変に気が付いた母親は、病院へ連れていきます。

ここで初めて、赤ちゃんがアセトン中毒だと判明しました。幸い順調に回復して、4日入院をした後、無事に退院できたのだそうです。

アセトン中毒の症状としては、頭痛や吐き気、意識混濁があります。赤ちゃんだったため、症状に気が付くのが遅かったので、入院をするまでになってしまったようです。

ネイルをオフしていて、体がダルイ、おかしいなと思ったら、すぐに部屋を換気するようにしましょう。

除光液の成分でアセトンのはいっていないものはある?

アセトンが成分に入っていないネイルの除光液もあります。もちろんアセトンが入っていない分、安心だとは思いますが、アセトンを使用していない分、アセトンと同じように酢酸エチルなどの強い薬剤が使用されている場合もあります。

ですから一概に安全安心と言えるわけではありません。小さいお子さんが間違って触ってしまうことがないように、注意をすることは必要です。

またアセトンはアルコールやエタノールのようなツンとした臭いがしますよね。あの臭いが苦手だという人にとっても、アセトンの入っていない除光液は嬉しいと思います。

「ノンアセトン」や「アセトンフリー」という除光液を探すと、爪にも体にもちょっとだけ安心なものを選ぶことができるようです。

ノンアセトンの除光液の成分●酢酸エチル

アセトンの成分が入っていないノンアセトンの除光液や、アセトンフリーの除光液に使われることが多いのが、酢酸エチルという溶剤です。酢酸エチルは、ネイルを溶かすための薬のようです。

もともと酢酸エチルは、ネイルの乾きを早くするためのもののようで、マニキュアやベースコートにも、酢酸エチルが使われているようです。

酢酸エチルは、現状で健康被害が出ていないことからアセトンよりも安心な成分だと言われています。それでもやはり酢酸エチルも薬剤であることに変わりはありません。

酢酸エチルが成分だからといって、換気をしなくてもいいわけではないようです。アセトンよりは酢酸エチルのほうが安全だ、というだけなのですね。

除光液の成分●ノンアセトンでもしっかりオフできる?

アセトンよりは酢酸エチルのほうが安全性は高いようです。でも酢酸エチルは、アセトンよりもオフする力は落ちてしまうようで、ラメやストーンなどはオフしにくいという口コミもあるようです。

実際にノンアセトンやアセトンフリーの除光液を使っている人の口コミをまとめてみました。

口コミでは、コットン1枚でネイルをオフすることができるとのこと。ノンアセトンの除光液でも、しっかりとネイルをオフできるようですね。アルコールやエタノールの臭いではなく、心地よい柑橘系の香りがあるようです。

セトン入りの除光液のアルコールやエタノールの臭いが苦手をいう人は多いですね。ノンアセトンは、アルコールやエタノール臭がないものが多いところも人気です。しかし100均のノンアセトンは、人によって評価が変わるようです。

またデメリットとして、ノンアセトンはオフするまでに時間がかかってしまうようです。ゆっくりとオフできる人には良さそうですが、落ちないからといってぐいぐいとオフをしてしまうと、かえって爪に悪いこともあるので注意をしたいですね。

ノンアセトンは、メーカーによってはネイルがオフしにくいものもあるようです。口コミなどで、オフ力を確認した上で購入したほうがいいかもしれません。できるかぎりストレスなく、ネイルはオフしたいですね。

おすすめのノンアセトン除光液●無印良品 除光液


無印良品の除光液は、ノンアセトンの除光液としておすすめです。ネイルの除去成分は「天然のオレンジ油」です。

アルコールやエタノール臭もなく、無香料の商品です。ただオレンジ油を使っているため、多少オレンジの香りがするようです。

無印良品のシンプルなデザインボトルも女性に人気のようです。コットン1枚で両手のネイルが落とせるオフ力もあります。無印良品の除光液であれば、安心して使うことができそうですね。

おすすめのノンアセトン除光液●アンドネイル モイスチャースパリムーバー


レモンの香りで爽やかにネイルをオフできるのが、石澤研究所のアンドネイル モイスチャースパリムーバーです。保湿成分にオーガニックの成分を使用しているので、お肌にも優しい除光液なのだそうです。

お値段は高めですが、ラメ入りのネイルもさっとオフすることができるようです。オフした後は、爪が乾燥してしまいますが、この除光液には保湿成分もたっぷり含まれているようなので、ケアが楽に済みそうですね。

除光液がない!エタノールやアルコールでもOK?


ネイルをオフしようとしたときに、うっかり除光液を切らしていることもありますよね。そんな時には、エタノールやアルコールを、除光液の代わりに使うことができるのでしょうか。

アセトンの臭いが、エタノールやアルコールに似ているので、使えそうな気がしますよね。

結果から言えば、エタノールやアルコールでもネイルの除光液の代わりに使うことはできるようです。ただしエタノールやアルコールはすぐに乾燥してしまいます。

さらにネイルを落とすためのものではないので、オフをする時間もかなり長くなることを覚悟しておきましょう。エタノールやアルコールでネイルをオフする時は、大量のエタノールやアルコールが必要です。

換気も十分に行いながら、オフをするようにしてください。

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