ドSな人の特徴や心理
人の性格にはSかMかという分け方がある。そのSとMの中でも、よりその性格が強く出ていることをドSやドMと言います。この性格の違いは男女は特に大事になります。お互いがドSやドMに偏るとその性格の特徴上、衝突してしまったり、遠慮し合ってしまったりなどの問題が起きてしまいます。
そのような問題を回避するために、付き合う前にSかMのどちらの性格であるか見極めておく必要があります。今回はドSやドMの両方について書くと記事が収まらないので、ドSについて話しを進めたいと思います。
ドSの人を見極めるには、どのような特徴や性格に注目すれば良いのでしょうか?
ドSの人の言動や心理
基本的にドSの人は積極的かつ、攻撃的でもあります。ドSな人と聞くと、精神的に痛めつけることを好むような言動をイメージされると思います。たいていは、その通りの性格です。では、ドSの人は具体的にはどのような言動があったり、心理が働いたりしているのでしょうか?
ドSの特徴 (1)主導権を握りたい
ドSの人は自分の意見や主義主張がハッキリしています。また、その意見や主張を言動に表すことができます。なので、ドSの人は自分のペースを作り、守ることができます。しかし、そのペースも他人によって崩されることもあります。そのようなときは、自分のペースが崩されないように自分の意見や主張を表に出します。
ドSの人は普段からこの自分のペースを守るために、少し攻撃的な一面を見せたりします。自分のペースを守るために、他人を攻撃するような言動で相手より自分の方が強いと認識させようという心理が働くのです。
他人よりも自分が強い状態を維持することで、場の主導権を握ることができます。主導権を握ってしまえば、他人に自分のペースを崩されることがなくなります。
ドSの人は恋愛でも主導権を握る立場でいようとするため、リードしてくれるという特徴があります。
ドSの特徴 (2)他人を困らせることが好き
ドSの人は自分の意見を押し通すような自己中心的な性格をイメージする人もいるかもしれません。しかし、実際は自分の意見を通したいわけではありません。自分の意見を通すということは、相手とは違う意見であるということです。
反対意見を出されると、人は解決しようという心理が働きます。しかし、ドSな人は一歩も譲りません、それどころか、意見が変化したり、大きくなったりします。ドSな人の意見に相手は困ってしまいます。ドSな人はその困ったときの相手の表情や言動などを見て楽しむのです。ドSの人は相手の反応を楽しみたいだけなので、相手の意見と自分の意見のどちらが通る、正しいということに興味はないのです。
しかし、相手が困ることが言えるということは相手の気持ちを理解できているということです。また、どのくらい困らせると相手に嫌われてしまうか、という状況判断もできます。ドSの人の特徴として、正しく状況判断ができる回転力の早い思考を持っているということです。
ドSの特徴 (3)観察力が高い
ドSの人は相手の気持ちを理解できます。これは、その場の会話から対応する頭の回転力の高さもありますが、普段から他人の言動を注意深く観察していることもあります。ドSの人が自分が相手の主導権を握り続けるには相手のことを知っておく必要があるからです。