相手の言動を観察して、どのようにすれば相手の困った表情が見れるのか?、どのくらいまで困らせれば嫌われてしまうのか?、などを独自の見分け方によって判断しているのです。
ときに警戒心を抱かせないように観察するために、笑顔で接したりして相手の懐に飛び込むこともあります。相手は気を許して、ついつい深めのプライベート情報などをドSの人に与えてしまいます。良い情報が手に入ると、またその情報を元に相手を困らせる方法を考え始めます。
ドSの特徴 (4)聞き上手
ドSな人は警戒心を抱かせないように相手の懐に入り込んだりします。このとき、相手はついつい気を許してしまいます。つい気を許してしまうのは相手の話を聞いたり、話しの流れと表情を観察する能力が高いからです。この能力が高いので、相手からどんどん話を聞き出していくことができます。
このような聞き上手であることはモテる人の特徴でもあります。特に男性がこの能力を持っていると、女性は気が付かないうちに悩みごとを相談してしまっていることもあります。その場では男性も真剣に相談の話を聞きます。
しかし、後にその悩み事の内容を使って、相手を困らせにかかります。すると、女性は、男性に悩みを聞いてもらって、さらに悩みを笑い事や冗談事に変化させてもらったことになります。場合によってはこれで悩み事が解決に至る場合もあります。
女性は男性に悩み事を解決されると、絶大な信頼を寄せるようになります。つまり、男性にとってドSなことはモテる要素でもあるのです。
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ドSの特徴 (5)弱みを見せない
自分が弱い存在では相手の主導権を握ることはできません。なので、ドSな人は自分の弱い部分を他人に見せようとしません。これはドSであれば男性でも女性でもよく見られる特徴です。
本当は辛いことがあっても、周囲に弱っているところ見せたくないので虚勢を張ったりします。このようにしないと、ドSの人は主導権を握れなくなってしまうことで、さらに心理的に追い詰められていく状況に陥ることを恐れているからです。
ドSを特徴から見分ける
ここまでドSの人の特徴についてを中心に話を進めてきました。
では、どのようなときにこのような特徴が表れるのでしょうか?
また、そのときの見分け方はあるのでしょうか?
ドSの特徴の見分け方 (1)テレビにツッコむ
ドSの人は相手を困らせたいので、相手のあげ足を取ろうと普段から会話に注意しています。それは癖となってしまっていることがあります。例えば、彼氏と一緒にドラマや映画を見ていて、「こんな展開はありえない」、「こんなこと普通はここで言わない」など画面に向かって独り言でツッコミを入れている姿を見たことはないでしょうか?
ドラマや映画の展開やセリフはあくまでも作り物です。普通はありえなくても良いことです。それを理解したうえで皆は楽しんでいるのです。しかし、画面に向かって思わずツッコんでしまった彼氏はドSの可能性があります。日常的に人の会話を注意して聞いているため、明らかにおかしいドラマや映画の展開に癖のように反射してしまったのです。