『彼の気持ちがわからない』のはなぜ?
ちゃんとつきあっている恋人同士なのに、彼の気持ちがわからない。
告白されてOKするまでとは、だいぶ態度が違うような…
「もう愛情が醒めちゃったのかな?」なんて疑いたくなっちゃいますよね。
女性にとって彼氏の気持ちが分かりにくいのは、男女の考え方、脳のつくりが違うからとも、男性の社会性や、生まれつきの狩猟本能のせいとも言われています。
男性は、付き合い始めの前の、片思いのような不安な時には、こうした特性を封印するのですが、恋人同士となると徐々に本来の姿に戻ろうとするのです。
ユーミンの古い歌の歌詞に
《だからしょせんおんなじ気持ちで、求め合っていると思っちゃいけない》というのがありますが、そもそもが違う考え方をする生き物なんだから、分からなくて当たり前なんです。
そこで、彼氏の愛情を確かめる方法を場面ごとに見て行く前に、男性の考え方や行動の特徴について、お話ししていきます。
男は理屈っぽい?
男性の考え方の違いについて、男性は合理的、女性は感情的 という説明をよく聞きます。
つまり、無駄なことが嫌い。
たとえば男性は、繰り事のように続く女性の悩みや愚痴を聞かされるのが大のニガテ。
どんな悩みや不満にも、筋道立てて考えれば解決策や対処法が見えてくるはずなのに、そこへ向かおうとしないで堂々巡りする。それが男性にはガマンできないのです。
それでも、不安な片思いの時には辛抱強くガマンするのですが…
女性が求めているのは解決策ではなく、同情や共感、慰めなのに…
これでは噛み合うはずありませんよね。
男は社会的動物
若い頃から社会に出て揉まれている男性にとって、プライドを保つことはとても大切。会社のお偉いさん(おじさま達)が、よく立場とか面子とかにこだわるのはそのためです。
この特徴。恋愛の場面では、彼女に弱い所をみせられなくて、無理しすぎる、とか
友達の前で、彼女にデレデレしている所をみせられない などという風に現れます。
遠距離恋愛など、付き合い始めても不安定が続く場合なら、プライドなんかより彼女との関係を続けることを優先させますが、毎日でも会える関係となると、つい油断してしまうのでしょう。
その結果、彼女に『私を頼ってくれない 』とか『冷たくした 』とか思われ、別れを意識されてしまったり…
それでもちっぽけなプライドを、なかなか捨てられないでいるのです。
恋愛は狩猟?
どんな男性にも生まれつき狩猟本能があり、それが、恋愛という場面でとてもはっきり現れます。
片思いで不安な時期には、手に入れたいと思った女性の心を射止めるまで、生活の全てを犠牲にしてでも、彼女に喜んでもらおうと努力します。
それが、告白して晴れて恋人同士になると、力が抜けて素の自分を出すようになります。
遠距離恋愛などで、両思いになったあとも不安定な状況だと、そこまではっきりと変わらないのですが…
片思いの辛かった時期の、反動とも言えるのですが、これが彼女からしたら納得行かない。気持ちが覚めた?と誤解されて、別れを意識されたりしてしまいます。
遠距離恋愛などで、恋人同士になったあとも不安定な状態が続くと、力が抜けることもないのですが…
このように、彼女に『彼の気持ちがわからない』と思わせてしまう彼氏の言動には、男性ならではの理由があることがほとんど。
でも一方で、本当に気持ちが覚め、愛情がなくなっている可能性も捨てきれません。
そこで次からは、そんな彼氏の気持ちを確かめる方法を、場面ごとに見て行くことにしましょう。
彼の気持ちがわからない場面①
メールの返信が来ない
付き合い始める前は、メールやラインを送るとすぐに返事が来たし、深夜までやり取りが続いても彼氏の方も楽しそうだった。
なのに最近は、なかなか返事が来なかったり、来ても2~3行の簡単なものだったり…
「どうしてこんなことになっちゃったんだろう?」あなたとしては、片思いの恋をしているみたいで不安になって当然ですよね。
そもそも男性は、メールやラインを小マメにやり取りすること自体ニガテな人が多く、また『心が通じ合っているなら、そこまでマメにやり取りしなくても大丈夫』なんて、本気で思ってたりもします。
恋人同士になれたことで、安心して油断している面も。
遠距離恋愛や、互いに忙しくてなかなか会えない場合だと、男性の方も文字だけが頼りになるので、一生懸命送ってくれるのですが…
確かめる方法は?
この場合の彼氏の気持ちを確かめる方法は、あなたの方からメールを送るのを止めてみること。
『何かあったのかな?』と彼氏があわてて会いに来たり、電話して来たりするなら、一安心。
一方、そうした反応がなく、そのままメールのやり取りが途絶えてしまうようなら、彼氏の気持ちが覚めかけているか、彼氏がメールのやり取りを本気で苦痛に感じているかのどちらかです。
でももしそうでも、簡単に諦めてお別れしたりしないで、ふたりでちゃんと話し合ってみてくださいね。