遠距離恋愛はデメリットばかりではない
遠距離恋愛は好きな恋人と離れて寂しくなるし不安だしお金もかかるからメリットなんか１つもないと思っていませんか？
遠距離恋愛でなくても恋愛に不安は付き物で距離が近くてもトラブルが発生して別れてしまう恋人もいます。
遠距離恋愛だから破局しやすいとは言えません。
遠距離になることで、近くにいたときに気付かなかったお互いの良さを初めて知ることもありますし、マンネリ化していたカップルならば遠距離恋愛になって、たまに会うことで新鮮な気分になれるかもしれません。
何かと不安な心理状態になりがちですが、発想を変えてプラスの考えを持つことが遠距離恋愛の秘訣です。
遠距離恋愛のきっかけ
学生の場合、卒業後に進学する学校や就職先が遠くに決まって一人暮らしを始めることで遠距離恋愛が始まるケースが多いようです。
例えば、高校卒業後にどちらかが遠くの大学へ進学した場合は、大学を卒業する4年間は遠距離恋愛を続けなければいけなくなります。
さらに、大学の近くで就職が決まったら、学生生活を終えた後も遠距離恋愛の期間が延びることも考えられ、学生にとってデート代で交通費がかかって捻出することが難しいという課題も起こりがちです。
社会人ならば転勤や海外赴任で遠く離れて暮らさなければいけない場合が考えられます。
社会人ですから恋人と離れたくないという理由で転勤や海外赴任を断るわけにもいきませんよね。
また、旅行先や留学先など海外で好きな異性と知り合って交際を始めた場合は最初から遠距離恋愛になります。
海外での遠距離恋愛は交通費が高く、時間差があることで連絡が取りにくいという特徴があります。
どのケースも一度決まった進路は変えることができないので、離れているという辛い時期を乗り越えるために、遠距離恋愛の秘訣について考えてみましょう。
遠距離恋愛のコツ①
遠距離恋愛は期限を決めることが長続きの秘訣です。
いつまで遠距離恋愛が続くのかわからないという不安な心理では恋愛を長続きさせることができないからです。
遠距離恋愛が長引けば長引くほど２人の熱が冷めていくことも心配されます。
学生ならば、進学した学校の卒業の時期を一区切りと考えましょう。
社会人ならば、2年とか3年とか区切りやすい時期を考えて恋人と話し合うことが大切です。
期限を決めることで、もう少し我慢しようという気持ちが持てるので恋愛が長続きしやすくなります。
遠距離恋愛が延びるようなら、また次の期限を決めて漠然とした不安を持ってしまわないようにします。
遠距離恋愛のコツ②
遠距離恋愛ではできるだけ毎日連絡を取ることが恋愛を長続きさせる秘訣です。
電話以外にLineやSkype、メールなどを使って、毎日、連絡することでお互いの存在を意識して次に会うときのモチベーションを高めることができます。
そのときに長時間だらだらと話すのでは恋人を束縛してしまうので、短時間でコミュニケーションを取ることが大事です。
恋人を心配させるような話題はできるだけ避けて、相手を安心させることが大切で、他の男性を話題にして誤解されないように異性の話をするときは十分に気を付けましょう。
学生ならテスト期間は長く話さないように、社会人なら相手が多忙な時間帯を避けるようにして、遠距離恋愛では、少し恋人に遠慮する心理も２人の仲を長続きさせるためには必要です。
海外では時差を考えて、夜中や早朝に連絡して恋人を困らせないことも大切です。
また、心理学的にはメールやLineは直接的に恋人の顔を見たり、声を聞いたりできないので、できるだけ電話やSkypeなどを使うことが恋人同士の心の距離を離れさせないために重要だとされています。
毎日は無理でも月に数回、お互いの都合のよい時間に電話やSkypeを使ってコミュニケーションを取ることを心がけてみましょう。
遠距離恋愛のコツ③
遠距離恋愛では恋人と定期的に会うことが長続きの秘訣です。
学生は交通費がかさむので頻繁に会うことは難しいかもしれませんが、連休や長期休暇に都合をつけて２人で会う時間を作りましょう。
交通費がどちらかの一方的な負担にならないように、中間地点で会うなど工夫すると心理的な負担を減らすことができます。
社会人の場合はお互いに忙しくて会う時間を作ることが難しくなりそうですが、会える時に会おうというのは自然消滅の恐れがあるから危険です。
後で変更してもよいので、次に会う日を決めることが大切で、心理学では漠然とした約束より、カウントダウンできる約束をするほうが、お互いの不安をなくして心理的な負担を減らすことができるとされています。
海外の場合は会う回数がもっと少なくなりますが、この場合も必ず次に会う時期を決めてその日を楽しみにすることでモチベーションを保つことができます。
