お互いの意識に関わるのが、結婚したいという想いです。同棲は結婚をする前のステップのひとつです。お互いに結婚を意識してから、人間性や暮らしをもっと理解するために行いましょう。
恋人であっても他人です。暮らしを共にすることで、その人がどのような人物であるかを改めて知ることが多いでしょう。それが好ましいものであるか、一生一緒にいて不満やストレスが溜まらないものであるかを確認しましょう。
結婚を意識しているからこそ、許せる範囲と許せない範囲がはっきりしてきます。結婚までの道のりや期間を設定した上で、同棲を開始して相手との新婚生活を想像してみましょう。
お互いの家族の了承を得る
周囲に対する責任に関わるのが、両親への了承を得ることです。結婚前に同棲をするカップルが増えたといっても、親からすれば「同棲は許せない!」という考えが多数派かもしれません。女性側の親は、結婚前の男女が共に暮らすことを良く思っていないケースが多いでしょう。
将来を考えて、結婚を前提とした同棲をするのであれば、お互いの両親に了承を得ることが大切です。反対されるのが嫌なら、改善点を話し合いましょう。けじめの挨拶をすることで、自立した大人であることを証明しましょう。
同棲の時点で挨拶をすることで、結婚までの間に義両親との信頼関係を築くことができます。お互いの家族と円満な関係を生み出すためにも、同棲をする前にきちんと了承を取りましょう。
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同棲するときに決めておきたいこと
同棲するときに、決めておきたいことを紹介します。
同棲すると、生活に関わる全てのことが2倍になります。お金も、家事も、時間も、全て一人で解決できることでは無くなります。事前に相談したルールを守ってくれる相手であれば、結婚してからも円満な新婚生活を送れるでしょう。
お金や家事の分担
金銭面のトラブルは、二人の関係を壊す可能性が高いです。生活費はしっかりと二人で出して、個人の買い物は各々で支払うというルールを決めましょう。
家事の分担も大きなストレスになります。皿洗い、洗濯、風呂掃除、トイレ掃除、部屋の掃除、ゴミ出しなどの家事を項目として挙げて分担を決めましょう。仕事に時間を取られるからと、相手に頼んでばかりいると不満が溜まります。忙しいときでも、ある程度の分担は果たすようにしましょう。
お互いにベストな間取り
同棲する家の間取りも決めておきましょう。ずっと二人で居ても大丈夫な人と、たまには一人で過ごさなければストレスを感じる人がいます。
一人で過ごす時間が欲しいのであれば、2LDKなど2部屋以上の間取りがオススメです。家の中で、一人で時間を過ごせる間取りを探しましょう。「どうして毎週決まった時間に外出するの?」といった、誤解を生む心配もなくなるでしょう。
お互いに一緒にいる時間を大切にしたいのであれば、1LDKでも◎それぞれのカップルの生活に合わせた間取りを話し合いましょう。
それぞれの家族に挨拶
結婚の挨拶とは異なるので、改まり過ぎる必要はありません。けじめとして、それぞれの家族へ挨拶しましょう。
特に、今まで実家暮らしであった人は、挨拶が重要になります。自立するきっかけが同棲となると、両親が新生活に手を出すこともできず不安も大きいでしょう。一緒に暮らすパートナーがどのような人間なのか、知ってもらうためにも挨拶に行きましょう。
結婚までの期限をある程度決めておく
結婚を前提とした同棲であれば、その期限を決めておくことも大切です。結婚をしなくても、二人で暮らしているだけである程度満足してしまします。すると、結婚という大仕事が面倒になって先延ばしになるケースも考えられます。
まず、同棲期間を決めて、完了したらお互いの気持ちを話し合って、入籍するなり結婚準備をするなり計画を立てましょう。
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