結婚【年の差婚のデメリット⑤】夫の定年が早い
年の差婚のデメリットには、妻にとっては同年代の女性と比べると、夫の定年が早い、ということがあります。
年の差カップルの離婚率が高いのは、特にこの夫の定年に合わせて離婚する夫婦が多くいることも原因になっているようです。夫の方が15歳も20歳も年上だと、その分、同年代の男性と結婚した夫婦に比べると夫の定年が妻にとってはかなり早くやってきます。
同年代で結婚した夫婦は、それだけ2人で貯金を貯める期間も長く取れますが、40歳を過ぎた男性と結婚した夫婦の場合には、2人で夫の定年までに協力して貯金を貯められる期間は20年もありません。
しかも、子供を遅くに産むと夫が定年退職した時にまだ大学を卒業していない可能性もあります。経済的な問題に直面した時に、離婚率が跳ね上がる傾向が強く有るようです。
結婚【年の差婚のデメリット⑥】加齢臭が…
年の差婚のデメリットには、夫の加齢臭問題です。
夫の加齢臭問題が他の同年代の女性よりも早くやってくる、という現実を気持ち悪いと思ってしまうと離婚率が跳ね上がるようです。
しかし加齢臭は男性だけではなく女性にもあると言われています。同年代で結婚したカップルの場合、夫の加齢臭がきつくなってくる年代には妻の方も同じだけ年齢を重ねているものです。人のことばかり言えません。
とはいえ、年の差カップルの場合には、妻の方は自分はまだ若いのです。この現実に耐えられなくなってしまうと離婚率がぐんと上がってしまうようです。
年の差婚がうまくいく夫婦には共通点が!!
ここまで離婚率を跳ね上げてしまう年の差婚の夫婦の間にあるデメリットについてみてきました。
年上男性の落ち着きがあるダンディズムというのは、裏を返すと老いがすぐそこまでやってきている、という現実だということがわかります。
それを気持ち悪いと思ってしまったら、確かに夫婦関係を続けていくのが難しいかもしれません。かといって世の中には離婚をしないで上手くやっている年の差夫婦もたくさんいますよね。
年の差を乗り越えて上手くやっている夫婦には共通点があるようです。ここからは年の差婚を成功させている夫婦の共通点についてみていきましょう。
結婚【年の差婚成功のコツ①】共通の趣味を持つ
年の差婚を成功させるためのコツの1つ目は、夫婦で一緒に楽しむことができる趣味を持つことです。
共通の趣味がある夫婦は、そうではない夫婦に比べると離婚しにくいと言われています。休日や夫が定年して時間に余裕ができた時に、2人で一緒に楽しむことができる趣味があれば、年の差なんて気にしないで寄り添い続けることができますよね。
特に年の差婚の夫婦は夫が定年してからの時間の過ごし方がカギになります。2人がまだ元気なうちに、妻はまだ元気なのに、夫の体力が低下してからでも続けられる趣味を何か見つけることをお勧めします。
結婚【年の差婚成功のコツ②】価値観の違いを受け入れる
年の差婚を成功させるためのコツの2つ目は、年の差から生じる価値観の違いを受け入れることです。
どうしても年の差があると、夫の方は妻のことを子供扱いしてしまったり、夫の老いを妻は気持ち悪いと感じてしまったりするものです。
年の差があることで生じる、そういった価値観や感じたかの違いは仕方がないものだと、2人で納得して受け入れることが出来れば、離婚するほどの問題にならないことも良くあります。
結婚【年の差婚成功のコツ③】早く慣れる
年の差婚を成功させるためのコツの3つ目は、夫婦の間の年の差に早く慣れるというものです。
意外に年の差を乗り越えて上手くいっている夫婦の多くが、年の差を気持ち悪いと思うどころか、すぐに慣れてしまってほとんど気にならなくなったと言います。年の差を気にして気を遣い過ぎていると、その気遣いがやがて気持ち悪いと言う気持ちに変わりやすいようです。
夫婦になったら年の差は気にしないで、同年代と一緒に暮らしている、というくらいの気持ちになった方が良いようです。
結婚【年の差婚成功のコツ④】将来の金銭問題を!
年の差婚を成功させるためのコツの4つ目は、夫の定年が早いことで生じる、将来の金銭問題について早いうちからしっかりと対策を取ることです。
結婚生活が破たんする原因の多くが金銭問題です。まさに金の切れ目は縁の切れ目なのです。年の差カップルは夫の収入がなくなる日が、妻の同年代カップルよりも早くやってくるわけですから、そのための対策についてしっかりと2人で話し合って対策を取ることが大切です。
特に不妊治療や子供を持つ場合には、これから最低20年間は養育費や教育費がかかることを頭に入れて、その上で自分たちの老後に備えるためにはどうしたらいいのかを真剣に考えましょう!
結婚【年の差婚成功のコツ⑤】お互いに思い遣る
年の差婚を成功させるためのコツの5つ目は、お互いに思いやりの気持ちが大切だと言うことです。これは年の差婚の夫婦だけではなく、どんな夫婦にも言えますね。
お互いがお互いに対して思い遣りの気持ちを持っている夫婦は長く続きますし、そうでない夫婦は関係が破たんします。特に年の差婚の夫婦は夫が妻を子供扱いして、いつまでも一人前と認めなかったり、妻が夫の老いを小馬鹿にすることがあります。
こういったお互いの思いやりのない態度は、酷くなるとモラハラにつながり、結婚生活が破たんする理由になります。お互いがお互いの人格を尊重して尊敬しあえる関係を築き上げることが大切です。
年の差婚について まとめ
ここまで年の差婚について、メリットやデメリット、成功のコツなどをお伝えしてきましたがいかがでしたか?
確かに年の差婚は気持ち悪いと言う人もいます。しかし、そんな声を乗り越えて寄り添い抜く年の差婚の夫婦も沢山いますよね。
気持ち悪いと言う人には言わせておきましょう!自分たちの幸せな夫婦の形が一体どこにあるのか、ということを真剣に考えれば、年の差婚の夫婦でもお釣りがくるくらい幸せになれるはずですよ。