これまで何度もタッグを組んできた中島みゆきさん初参加作品。工藤静香さんの、王道アイドルからは少し外れた異色な、中島みゆきさんらしさ溢れるナンバーとの相性の高さを世間に知らしめた楽曲です。
不実です 初めて会ったような不思議顔 私は街角ピエロ
「不実です」というサビの歌詞のインパクトの高さや、突飛な歌詞でもとっつきやすいキャッチーなメロディも人気の高さの一因となっています。見事オリコン1位に輝きました。1988年6月1日発売です。
8.in the Sky
深田恭子さん出演の大ヒットドラマ「神様、もう少しだけ」の挿入歌として多くの人々の記憶に残る名曲「in the sky」。作詞・作曲はドラマの主題歌を担当したLUNA SEAの河村隆一さんによるものです。
劇中で惹かれあう男女の姿を連想させる、明るいメロディながらもどこか物悲しさを感じさせる歌詞が印象的です。優しい工藤静香さんの歌声を堪能することができます。
工藤静香さんの後期作品の中でも知名度も高く、かなりの名曲として挙げられる作品です(1998年7月17日発売)。
7.雪・月・花
中島みゆきさん楽曲提供作品である、「雪・月・花」。これまでの提供曲の中でも、最も中島みゆきさん色を濃く感じる事のできる楽曲となっています。どこか中島みゆきさんを意識したような、工藤静香さんの歌い方もポイントです。
季節は移ろうのに、恋心は移らないと歌う歌詞からは、一途が故の苦しみを持った女性の姿が思い浮かばれます。2時間ドラマ枠の主題歌だったこともあり、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
PVでも、少しこれまでとは違ったテイストのメイクやファッションに挑戦しています。1998年2月18日発売です。
6.黄砂に吹かれて
異国調なイントロが印象的なこちらは、中島みゆきさん作詞によるヒット曲「黄砂に吹かれて」。忘れられない人に対する恋心を、孤独な旅人になぞらえた歌詞がなんとも秀逸な楽曲です。
あなたに似てる人もいるのに あなたより優しい男も 砂の数よりいるのにね
と歌いながら、過ぎ去った恋を回顧する女性の哀愁を存分に漂わせる工藤静香さんですが、実はまだ当時19歳でした。
80年代後半を代表する女性アイドルとして全盛期だった1989年9月16日発売です。毎年黄砂と聞くとこの歌を連想する方も多いでしょう。色あせない名曲です。
5.くちびるから媚薬
ちょっと待ってよ ねえ なんて言ったの いま 好きになって 好きになっても かまわないの
センセーショナルなタイトルと、「ちょっと待ってよねぇ~」という特徴的なフレーズから始まる「くちびるから媚薬」。一番盛り上がりをみせる、恋のはじまからその最中の男女を描いた歌詞が印象的です。
苦しげに眉を寄せて歌う工藤静香さんの姿に、思わずグッときてしまった男性も多かったことでしょう!1990年の年間シングルランキングトップ10にもランクインするほどのセールスを記録しました。
工藤静香さんの楽曲のヒットメーカー、松井五郎さん作詞、後藤次利さん作曲。1990年1月10日発売です。