まずは、金メダル候補として大いに期待が寄せられている清水希容選手です。2019年6月のプレミアリーグ上海大会で、金メダル確実と目されていながら、惜しくも銀メダルに終わった清水希容選手は、呼吸音の乱れが減点対象となりました。この「呼吸音」は国内外で話題になる程、空手道の完成度への要求も高まりつつあります。清水希容選手は、この呼吸音の改善を誓い、目下、東京オリンピックでの完成に向けて取り組んでいます。
②宮原美穂
全日本空手道連盟組手50kg級の強化選手である宮原美穂選手は、このクラスでの世界最高峰に位置する存在です。身長も150cmと小柄ですが、その持ち味はスピードと蹴りのキレです。2019年の世界選手権では、日本勢で唯一金メダルを獲得し、2020年の東京オリンピックでの活躍が大きく期待されています。世界一の呼び声も高い「宮原空手」の真髄を見せて欲しいものです。
③染谷真有美
全日本空手道連盟61kg級組手強化選手に選ばれているのが、染谷真由美選手です。姉の香予選手は68kg級組手の選手であり、姉妹揃っての東京オリンピック出場を目指し、目下、激戦の日々を送っています。
④植草歩
空手女子68kg級組手で世界ランキング1位の植草歩選手にも、東京オリンピックでの金メダルが期待されています。迫力ある得意の中段突きのスピード強化に取り組み、そのスピードを高めることで技のキレにも磨きをかけています。
2015年に取材を受けたドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも、東京オリンピックにかける意気込みが語れていました。どんなアスリートにとっても悲願のオリンピック出場ですが、植草歩選手にとっても人生を賭けた勝負の年となりそうです。空手界のアイドルとして注目度は高いですが、そのルックスをも凌駕する実力で、一番いい色のメダルを獲得してもらいたいものです。
強くてかわいい空手女子から目が離せない!
来たる2020年東京オリンピック、正式種目となった空手も白熱の戦いが予想されます。強くてかわいい空手女子の活躍を期待して、心待ちにいたしましょう!