アニメ映画が成功したといえる興行収入はいくら?
映画の成功と呼ばれる基準をいくつか紹介します。
興行収入10億円以上
日本でヒットした映画の具体的な興行収入の目安は10億円といわれています。興行収入が10億円を超えると、一般社団法人日本映画製作者連盟の興行収入10億円以上番組に名前を連ねられるからといわれています。
黒字かどうか
興行収入が製作費を上回り、利益がでればヒットだという意見もあります。たしかに興行収入が100億円あっても製作費が120億円なら20億円の赤字ですしね。
上映館数に比べて興行収入が多いか
ほかにもよく基準とされるのは、上映館数に比べて興行収入が多いかどうかのようです。上映館数200以上の大規模公開の映画で最終的な興行収入が3億円以下だと売れなかったと認定される事が多いようです。
日本の歴代アニメ映画興行収入ランキングベスト10
日本の歴代アニメ映画興行収入ランキングベスト10を紹介します。
日本の歴代アニメ映画興行収入ランキング第10位:名探偵コナン ゼロの執行人
2018年に社会現象を巻き起こし、当時の劇場版シリーズ歴代最高興行収入となる91億円を記録した『名探偵コナン ゼロの執行人』。本編でも大人気で、劇場版には「純黒の悪夢」で初登場した安室透がメインキャラとして出演しており、安室の人気が本作の活躍でさらに高まったと言われています。
本作品は、各国の首脳が集まる予定であったフォーラム会場での爆破テロで始まります。しかも、その容疑者は、「毛利小五郎」。小五郎はどんどん公安に追い詰められていきます。
コナンは小五郎の罪を何とか晴らすため、そして小五郎を案じる蘭のため、立ち上がります。コナンは、警察庁の秘密組織「ゼロ」に所属する謎の男・安室透と争いを激しく繰り広げながら、事件の真相を追っていきます。
毛利と妃のロマンスや少年探偵団の活躍、安室のかっこいいアクションありで楽しめる人も多いのではないでしょうか。
日本の歴代アニメ映画興行収入ランキング第9位:借りぐらしのアリエッティ
イギリスの作家メアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」を原作とし、スタジオジブリが監督に米林宏昌、企画・脚本に宮崎駿を据え2010年映画化。最終興収は92億円にのぼり、2010年度興行収入邦画第1位となっています。また北米では最終的な興行収入は約1900万ドルを記録し、ジブリ作品としては『崖の上のポニョ』を上回り、最高記録となっています。
指の長さほどの小さなアリエッティ一家は、人家の床下で、いろんな生活品を借りて暮らしていました。彼らの決まりは「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、アリエッティはその家に引越してきた少年・翔に自分の姿を見られてしまいます。
小さな目線で描かれる調度品や生活品が普段とは違うものに見える不思議な体験が出来るかもしれません。
日本の歴代アニメ映画興行収入ランキング第8位:名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
「名探偵コナン」の最新作である劇場版23作目。興行収入は93.7億円でした。劇場版シリーズでは初めての海外であるシンガポールを舞台に、伝説の宝石をめぐる謎と事件が巻き起こります。コナンのライバルである怪盗キッドと、劇場版初登場となる空手家・京極真が物語の鍵を握ります。
19世紀末に海賊船とともにシンガポールの海底に沈んだとされるブルーサファイア「紺青の拳」を、現地の富豪が回収しようとした矢先に殺人事件が発生。その現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていました。
空手大会をみるために毛利蘭と鈴木園子がシンガポールにきており、コナンは日本に居残りのはずだったのですが、コナンを利用しようとするキッドにより無理やりシンガポールに連行されてしまいます。
キッドの活躍が多い映画になっています。キッドのファンには最高の映画かもしれませんね。