エルマーの冒険は世界で累計763万部以上も発行されている大人気絵本です。エルマー少年がリュックにいろんな物をつめて大冒険に出発するというとても楽しいストーリーです。
現実では味わえないドキドキ感やハラハラするスリルなどを感じることができ、字を読めるようになった子なら夢中で最後まで読み進めてしまう内容になっています。
パパやママが読み聞かせてあげるなら何日にかに分けても良いかもしれません。じっくりとエルマーの楽しい冒険の世界を体験させてあげましょう。
2年生:大きい1年生と小さな2年生
「大きい1年生と小さい2年生」は体の大きな1年生の男の子と、体の小さな2年生の女の子が登場します。体は1年生の方が大きくても、中身はやっぱり2年生の女の子のほうがしっかりしています。
凸凹コンビの2人の小学生の友情や自立をテーマにしたストーリーで、2年生が読めば自分の心の成長が感じられる作品になっています。
姉弟がいる家庭なら、絵本の中の男の子と女の子に自分たちを重ね合わせてより楽しく読み進めることができますよ。
3年生向け:ふたりはともだち
「ふたりはともだち」は2匹の友達同士のカエルのが登場します。優しくて思いやりの心がある「かえるくん」と、ちょっとだけワガママな「がまぐん」の心のふれあいを丁寧に描いた絵本です。
何気ない友達同士のやりとりを通して、友達の大切さや素晴らしさなどを実感できる名作絵本として話題になっています。
この「ふたりはともだち」は学校の道徳の教科書に掲載されているところもあるようです。自分も友達も大切にしようというメッセージが伝わってきますよ。
3年生:としょかんライオン
「としょかんライオン」は図書館にライオンがやってくるというファンタジーなストーリーが楽しい絵本です。図書館は誰が使っても良い施設ですが、じゃあライオンが本を読みにきたらどうなるの?というユニークな発想がテーマになっています。
みんなで楽しく過ごすためのルールについて考えたり、生き物の命の平等について考えたり、1冊でとてもたくさんの刺激を与えてくれる本です。のんびり親子で話しをしながら絵本の内容について語り合ってみてください。
4年生:あおい目のこねこ
「あおい目のこねこ」は変わった青い目をした猫がネズミの国を目指してさまざまな困難を乗り越えながらポジティブに前を向いて進んでいくストーリーが非常に子供の心を感動させる名作絵本です。
ときにハラハラドキドキ、ときにクスッと笑えるユーモラスな表現もあり、最後まで飽きることなく読み進めることができます。
大人になってからも思い出に残っているというママやパパもとても多く、長く愛されるベストセラー絵本として有名です。
4年生:かぎばあさんシリーズ
「かぎばあさんシリーズ」は小さな子から大人まで誰もが楽しめる名作として人気があります。両親が共働きで誰もいない家に1人で帰宅する子供が登場します。
カギをなくして家に入れなくて困っているところに不思議なおばあさんが登場して、たくさんのカギの束を使って家の鍵を開けてくれます。そればかりか、お腹を空かせた子供にとても豪華で美味しそうな食事まで作ってくれます。
共働き世帯が多くなった現代でこんな素敵なおばあさんがいたらなぁと思わずにはいられない感動的な絵本ですね。
5年生:かべのむこうになにがある?
5年生は心も体も大きく成長する時期です。「かべのむこうになにがある?」は自分以外の外の世界にも興味がわくこの時期にの特におすすめの絵本です。
主人公は小さなネズミです。ネズミの目の前には真っ赤な大きな壁があり、それがいったい何なのか、いつからあるのか誰も知りません。
壁の意味を知りたいネズミは何とか壁の外に出ることに成功するのですが、物語はそこで終わらないのがこの絵本の深いところです。
自分と他人を隔てる壁、国と国とを隔てる壁など、現実世界にもいろんな壁が存在していることを汲み取ることができる素晴らしい絵本ですね。