頭が回らない原因は?
あなたは「近頃、頭が回らないな」と感じたことはありませんか?
原因は分からないけど、どうも集中力がなく仕事が思うようにはかどらない、考えがまとまらない、何もやる気が出ない時ってありますよね。
その原因の多くが、様々な状況や環境によって、脳が疲れてオーバーヒートしている可能性が高いです。
また、最初はそのようなと脳疲労が原因だったとしても、いつの間にか精神疾患となり、あなたを苦しめているのかもしれません。
そこで、頭が回らない原因や症状、改善方法をまとめてみました。
また、病気が原因で頭が回らないケースについても解説していきます。
頭が回らないのは脳の酸素不足が大きな原因
頭が回らない、働かないのは、脳の酸素不足が大きな原因です。
脳は、体の中に入ってくる酸素全体の20%以上を消費していると言われています。
その為、体内に取り込まれる酸素の量が少ない、あるいは、たくさん酸素を消費している状態が続くと、脳が酸欠状態になって頭が回らなくなったり、頭が働かないと感じるのです。
例えば、締め切った部屋で大人数で集まる、とか、換気せずに長い時間暖房の効いた部屋にいると、酸素が欠乏し、脳が酸素不足になり、何故か頭が回らなくなることがあります。
また、換気が出来ていない部屋で仕事をしていると、作業効率が低下し、頭が働かないと感じる事もありますし、今流行りのマスクを長時間着けていると、空気を十分に吸う事が出来ず、脳の酸素不足の原因になる可能性もあります。
さらに、、酸素が薄い部屋で、体を動かすなどの過剰に酸素を消費する状況でいれば、脳が酸欠状態になるのも早いと考えられます。
ですので、改善方法の一つとして、人が集まる部屋では特に、定期的に換気し、空気を入れ替え、酸素を十分に満たした状態をキープする事が大切です。
頭が回らない脳の疲労は体の疲労
頭が回らない、働かないのは、脳が酸欠状態、または脳が疲れている状態だと言われますが、脳の疲労は体が疲れている事が原因であることが多いです。
そもそも脳は、神経系を構成する細胞で出来ており、脳自体が「疲れる」ということはありません。
腕や足、首、肩、腰などの体の筋肉の疲れが脳に伝わり、「疲れた」と感じさせているのです。
つまり、頭が回らない、と言うのは、脳に直接的な原因があるのではなく、体や筋肉に頭が回らない原因があると考えられます。
仕事や家事、育児で体力が消耗されていたり、睡眠不足や過密スケジュールで体がゆっくり休息できていない時に、頭が回らない、働かないと感じる事が多くないでしょうか?
体の疲れが溜まっていると、精神疾患などの病気にも繋がってきますので、「頭が回らない」と感じた時は、早めに体をしっかり休めてあげる事が、改善方法としては一番ですね。
体の疲れのサインは目の疲れ
体が疲れていると頭が回らなくなる、と先にも書きましたが、体力的には疲労を感じていないのに頭が回らない、というケースもあります。
体の疲れが慢性的になっている人は、「疲れた」と自覚していない人が多いです。
そのような人の場合でも、目の疲れを感じる事はあるのではないでしょうか?
なんとなく目が重かったり、目がかすむ、視野が狭くなるなどの、眼精疲労も、体の疲れのサインです。
人は視覚による情報収集を絶えず行っています。
そのため、意識していなくても、目は常に酷使されています。
ですので、目が疲れて視野がぼやける、とか、視力の低下を感じると、視覚からの情報が十分でなく、頭が回らない、働かないなどの症状が表れます。
これは、体が疲労しているサインですので、意図的に体を休めてあげる事が大切です。
頭が回らない時の症状は?
では、実際に「頭が回らない」とは、どのような症状なのか、をお伝えしていきましょう。
もしかしたら、あなたは「頭が回らない」と自覚していないかもしれませんが、下記のような症状に思い当たる事があれば、早めに改善に取り組んだ方が良いでしょう。