セロトニン不足の改善方法は、太陽光を浴びる事です。
朝、目覚めて太陽の光を浴びる事で、副交感神経から交感神経にスイッチが切り替わります。
それによって、脳内のセロトニンの分泌が活性化され、とても効果的です。
頭が回らないのは病気が原因かも?!
頭が回らない原因をいくつか解説していきましたが、それが精神的な病気である可能性もあります。
改善方法を試しても、一向に症状が良くならない、とか、逆に症状が重くなっている要であれば、もしかしたら病気が原因で頭が回らないのかもしれません。
次に、頭が回らない症状が出る精神疾患をいくつかご紹介します。
【病気が原因で頭が回らない】①ADHD
あなたはADHDと言う病名を聞いたことがあるでしょうか?
一見、普通なのですが、集中力がなく注意散漫、ジッとしていられない、衝動的に行動してしまう、などの特徴があります。
子供に良く見られる症状ではありますが、近年は大人にも多く見られるようです。
落ち着いて物事を考えられない、頭が回らない、思考がまとまらない、などの症状が続いているなら専門医に相談しても良いかもしれません。
【病気が原因で頭が回らない】②うつ病
このところ、年齢に関わらず、うつ病を患っている人は大変多いです。
うつ病になると、頭が回らない、気力がない、だけでなく、何事もマイナスに受け取り、酷くなると、仕事や学校に行けなくなったり、対人関係全般が無理になり、引きこもってしまうようになります。
さらには、自ら命を絶ってしまうようになるケースもあります。
うつ病は、脳の働きに問題があると考えられていますが、改善方法をためしても2週間以上改善しない場合、うつ病を疑った方が良いかもしれません。
うつの症状は、周囲からは「甘え」と取られる場合もありますが、本人の気力だけでは解決できないこともあるのです。
そんな、自分ではどうしようもない欝々した状態の時には、一人で解決しようとせず、心療内科を受診するとかカウンセリングを受けるなどして、専門家を頼って良いと思いますよ。
【病気が原因で頭が回らない】③プチうつ病
「うつではないと思うんだけど・・・。」と完全にうつになる前に、プチうつ病と呼ばれる病気になっている人もいます。
プチうつ病とは、「軽いうつ病」と言う訳ではなく、放っておくと悪化してうつ病になる可能性が高い病気です。
症状としては、週1~2回、うつうつした気分になります。
気分が落ち込んだり、悲しくなったり、なんとなく孤独感や空虚感が襲ってきて、気分が優れない、といった感じです。
その症状は、夕方以降に出る事が多く、仕事には普通に行けるので、周りからは気付かれないケースが多いです。
その為、一人で思い悩み、悪化する事があります。
もし、そのような状態が2週間以上続くようであれば、専門医の受診をお勧めします。
【病気が原因で頭が回らない】④自律神経失調症
自律神経失調症になった時も、頭が回らない、という症状が出る事があります。
自律神経とは、簡単に言うと、自分では意識して働かすことが出来ない神経の働きの事です。
例えば、「心臓を動かす」とか「血流」「代謝」と言ったような、体が勝手にしてくれている働きをコントロールしてくれている神経ですね。
自律神経失調症とは、その自律神経の乱れによる病気です。
その結果、めまいや動悸、発汗、気分の落ち込みや頭が回らないなど、自分で制御できない症状が出ます。
自律神経失調症になる原因の多くが、ストレスによるものです。
ストレスを溜め込まない為にも、適度な運動や休息を行い、ストレス発散を行う必要性は、ここにもあります。
【病気が原因で頭が回らない】⑤統合失調症
頭が回らないと感じる病気の中に、統合失調症という病気があります。
統合失調症の症状としては、被害妄想などの強い思い込みがあったり、誰かにストーカーされている、と幻覚を見たり、人が自分の悪口を言っている、と幻聴が聞こえたりと、特徴的な症状があります。
また、前兆期には、イライラする、思考がまとまらなくて何を話しているのか分からなくなる、頭が回らない、集中力が低下する、といった症状がありますが、このような事は誰にでもある事なので、気付かないうちに症状が進行してしまうケースが多々あります。
統合失調症は、早期治療が早い回復に繋がりますので、「ちょっとおかしいかも」と思ったら、早めの専門家による治療をお勧めします。
この場合も、不安や悩み、過労、不眠などのストレスが悪化する要因になりますので、一人で悩まず、早めの治療に取組みましょう。