そもそも警戒心が強い人って?
実は警戒心の強い人は男性も女性も問わず、内面に何かを抱え込んでいます。
その内面の意味は本人も理解できていない場合があります。
そのためにどうしても他人に対して心を開けません。
元々警戒心の強い人ほど全て己の身で抱え込む癖があります。
抱え込んでしまう為に苦しみが倍増します。
自分でも解くことができないので苦しんでいるのです。
その意味を正しく理解してあげることが仲良くなる一歩ともいえるでしょう。
警戒心が強いのは男性も女性も一緒
警戒心の強い人は、弱い人から見ると
「なんで、あんなに警戒するんだろう」
と思うようです。
もしあなたが男性でも女性でも警戒心の強い人と付き合うこととして、
全てに警戒されてはこれからの関係性が難しいのでは?
どうしてあそこまで警戒心が強くなってしまうのか
疑問に思っている人も多いはず。
今回は警戒心が強い人の特徴、共通点や彼らの警戒心を解く方法について教えたいと思います。
特徴を知り、彼らと接する時にでもお役立てください。
警戒心が強い人に共通する特徴①極度の人見知り
男性女性問わず、警戒心が強い人の心理や特徴に当てはまるのが極度の人見知りです。
ことさら初対面の相手に対しては、まず警戒心バリバリです。
初めて自分と会う人間が、どういう人なのか・自分に対してどのような反応を示すのか、等々まず自分の脳内でシミュレーションしています。
その際に「相手が自分の事を嫌っているのでは」「馬鹿にしているのでは」と不利益な事を考えてしまう癖があります。
その考えが不安になり、やがて恐怖となり―――人見知りに発展していくのです。
初対面の人を相手にして心が変に凝り固まってしまい、ほかの人が出来るようなスムーズなコミュニケーションが取れなくなっているのです。
クラス替えや部署異動など、初対面の相手がいっぱいいる場所で、ほかの男性、女性に比べてなかなか打ち解けることはできず距離を取っている人や、何かとびくついた態度をとっている人は、警戒心が強く心理的にも閉鎖的な人です。
彼らの警戒心を解くためには、ガンガン推すのではなく、ひたすら待ちに徹します。
ここで逆に推してしまうと相手の警戒心を強めてしまいますからね。
相手が話し始めたらじっと聞いてあげるといいでしょう。
警戒心が強い人に共通する特徴②難しい、親密な関係
先ほど待ちに徹すればいいといいましたが、警戒心が人一倍強い人ほど、何度か逢瀬を重ねてもなかなか親密な関係までもっていくのは難しいといえます。
ただ単に会って話したりするのを数回繰り返すだけでは、良く知らない相手に対する警戒心を弱めることが出来ません。安心できないのです。警戒心の強い人の心理傾向は、自分が納得するまで何度も何度も相手と会って「この人は大丈夫、そばにいてもいい」と思えるようになるまでかなりの時間がかかるといえます。120%自分の中で安心するまでは、警戒心がバリバリ働いている心理状態です。
男性も女性も、仲良くなるには相応の時間を覚悟するべきでしょう。警戒心を解く方法は気長に接触を重ね続けることで相手に自分を信用してもらう方法のみです。
ここで焦って仲良くなろうと話しかけたり無理にデートに誘って答えを聞いてみたり、と無理矢理相手の心を開かせることは絶対にしてはいけません。これは警戒心の強い人のすべてに共通します。結果、あなたに対して心を閉ざしてしまい、更に警戒心を強めてしまう悪い方向に働いてしまうでしょう。
警戒心が強い人に共通する特徴③自分からアクション×
男性や女性を問わずに警戒心が強い人は、孤独を愛する人ばかりではありません。
どこぞのかまってちゃんのように淋しがりやの傾向が強いのです。
ですが彼は自分からのアピールにはひどく消極的です。
友達や知り合いに電話をしてどこかに行こうと、自分から誰かを誘うことはまずありません。
その逆です。誰か友人が誘ってくれるのを待っているのです。
警戒心が強い人は基本的な姿勢として「待ち」が殆どです。「待ち」という意味ですが、ただひたすら話しかけてくれるのを待っている、ということです。
警戒心が強い人ほど自分から誘うことをとても苦手としていて、誘ってくれないかな、と考えています。それも誘ってくれるのは、ただの知り合い程度ではなく、自分が認めた友人でなければいけないのです。
そして友人が遊びに誘ってくれると、内心はすごく大喜びです。色々と準備に取り掛からないと、と頭の中でプランを立てたりもします。しかし、それを気付かれないように、あえて遠慮がちについていくのです。
警戒心が強い人に共通する特徴④新規開拓×
何より警戒心が強い人になればなるほど、「友達」「行きつけの場所」「好きなブランド」などと言った付き合いの長くなるものに対して「安心」を求めます。
この意味ですが「自分が心から安心できるもの」を大切にしたい、という事のようです。
故に、行動範囲も固定になってくるのです。そもそも警戒心が強い人は、男性女性問わず「狭く」「深く」という心理になるため、ミーハーではありません。
未知の世界に極的に触れない傾向が強いです。周囲は、「世界にはまだまだ面白いものがあるのに殻に閉じこもって、もったいない」と思っているようですが本人は何のその。
そもそも彼らはとにかく信用したもの、自分が信頼しているものを大切に大事にします。
そして彼らの警戒心を解くためには自分もその「安心」の中に含まれればいいわけです。その含まれ方は特徴①や②で話したような、ひたすら聞き手に回ったり辛抱強くまったりと待ちの体制をとることです。