時間にルーズなのは病気?克服する方法はあるの?
待ち合わせをすればいつも5分遅れ。約束をしたその日にドタキャン。職場の同僚、学校の友達など、まわりに時間にルーズな人はいないでしょうか?
いつも遅刻する人は、男女どちらが多いということはなく、大体その顔ぶれは決まっています。
日本は時間管理に非常に厳しい国で、ビジネス・プライベート問わず、時間にルーズな人は、男女問わず敬遠されてしまいます。時には社会的信用を落としてしまうことも…。
社会で時間を守ることはとても大切だという認識がありながら、それでも時間にルーズな人は存在します。彼らにとって、時間はどのような意味があるのでしょうか?
今回、時間にルーズな人の特徴と、時間にルーズという病気を克服する方法をお話していきます。時間にルーズな男女に振り回されているあなたも、自分が時間にルーズというあなたも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
時間にルーズな人の特徴
自分や周りの人にこれらの特徴が当てはまる場合、時間に対してもルーズになってしまっている可能性があります。ルーズな人の特徴はいくつかありますが、自分では自覚がないこともあるでしょう。
あまり褒められたものではないので、これを機に自分を見直してみるのもよいかもしれません。それでは時間にルーズな人の特徴をご紹介します。
時間にルーズな人の特徴①自分に甘い
時間にルーズな人の特徴その1は、自分に甘いということです。
このタイプは、男女とも心理的に一応時間の大切さは認識しています。遅刻することがいけないことだともわかっています。
ですが、心のどこかで「ちょっとくらい遅れてもいいか!」という思いもあるのです。
次の日は朝から約束があるというのに、前の晩に夜更かしをしてしまったり、当日着る服を選ぶのに時間がかかって、結果遅れてしまったりと、計画性がありません。
まわりからすると、「前から約束してるのになんで?」と問い詰めたくなりますよね。
彼らは時間にルーズなだけでなく、他の物事においても無責任で、他人に頼ってしまう傾向があります。自己管理を徹底しないことには、ズルズルとルーズな生活を続けていってしまいます。
時間にルーズな人の特徴②相手の立場で物事を考えられない
時間にルーズな人の特徴その2は、相手の立場で物事を考えられないことです。
普通の心理であれば、人と約束をすれば、男女とも相手に迷惑をかけないように行動します。相手を待たさないように、「何時に家を出ればいいのか」「いつまでにこの仕事を終えればいいのか」など、具体的に計画を練るものです。
基本的に時間にルーズな人は、男女ともマイペースで、悪く言えば自分本位です。
あくまで自分の都合しか考えず、思いのままに振る舞うことがまわりにどれほど迷惑になるか、どのような影響を与えるかまで心理が至らないのです。
時間にルーズな人の特徴③用事を後回しにしがち
時間にルーズな人の特徴その3は、用事を後回しにしがちなことです。
要は面倒くさがりなんですね。「明日でいいや」「これは嫌いだから目にしたくない」と問題を先延ばしにすることは、後々さらに面倒くさくなるのは目に見えています。
そして問題を置いたままにしておくと、他のことをしていても気持ちがモヤモヤしてしまいます。
いつまでも用事を片付けない人は、計画的に物事を進めることの効率のよさや意味をわかっていないのです。
一度でも計画的に用事を片付ける経験ができると、心理的にも気分が軽くなると思うのですが…。その快感を知らないからこそ、いつまでも時間にルーズになってしまうんですね。
時間にルーズな人の特徴④目の前のことしかできない
時間にルーズな人の特徴その4は、目の前のことしかできないことです。
職場でも家でも、今すぐにしなければならない大きな仕事と、後にやっても差し支えない小さな仕事があります。
効率よく課題をさばいていくためにも、まずは大きな仕事をやり遂げる時間配分することが先決です。大きな仕事を片付けた後で、小さな仕事を片付ければいいのです。何なら、後回しにしてもいいのです。
時間にルーズな人は、男女とも小さな仕事ばかりが目につきがちです。しかもそれぞれの仕事に対して「いつまでに終える!」と時間配分をしないので、いつまでもダラダラとやってしまいます。
後になって、「なんで残業してんだ?」「なんでまだ用事が片付かないの?」といった羽目に陥ります。挙句、余計な仕事まで増やしてしまうのです。
時間にルーズな人の特徴⑤自分の記憶がすべて
時間にルーズな人の特徴その5は、自分の記憶にすべて頼りきっていることです。
日々いろいろな用事や仕事に追われている忙しいビジネスマンは、スケジュール帳やスマホに予定をきっちり書きこむものです。
ところが時間にルーズな人こそ、「これぐらい書かなくても覚えられるでしょ」と、自分の記憶力を過信するのです。
そういう人に限って、「そんなこと言ったっけ?」と平然と言うので困ったものです。「授業のノートをとらなくても、内容は全部覚えられるさ!」と豪語する学生と同じです。女性よりは男性に多いですね。
時間管理における心理にも同じことが言えて、自分の記憶だけで予定を組み込み、大切な用事がすっ飛んでしまう事態になってしまうのです。