記事の目次
- 1.自分を許すという言葉は日本語ではない?
- 2.1.自分を許すには、過去から学ぶ
- 3.- 自分を許すと楽になる
- 4.2.親の言葉は気にせず自分を許す
- 5.- 自分を許すと他人が遅刻しても大丈夫
- 6.3.自分を許すと人によって方法が違うのに気づく
- 7.- 【自分を許す】時代によって常識は変わる
- 8.4.自分を許すことで幸せになれる
- 9.- 【自分を許す】流行を追う必要はない
- 10.5.自分を許すには、幸せな瞬間を想像する
- 11.- 【自分を許す】本当に大事なものは、3つぐらい
- 12.6.自分を許すことができないときは、スピリチュアルに頼る
- 13.- スピリチュアルな力が自分を許す
- 14.7.人生の目的をゆっくり探ることで自分を許す
- 15.- 【自分を許す】プロに相談する
- 16.- 【自分を許す】支出は減らせる
- 17.8.本当の友達を見つけると自分を許すことができる
- 18.- 【自分を許す】SNSの友達は少ないほど幸せ
- 19.9.やることを減らして自分を許す
- 20.- 【自分を許す】つまらない誘いは断る
- 21.- 【自分を許す】恋人や家族に使う時間を増やす
- 22.まとめ
自分を許すという言葉は日本語ではない?
一般的に「許す」という言葉は、他人に対して使う言葉であり、「自分を許す」という日本語の表現に違和感を覚える方もいるでしょう。
心理的に自分を許すことができると楽に生きることができます。怪しい宗教でもありません。
単純な思考方法の問題です。
ここでは、自分を許すという言葉の意味と自分を許すことで気持ちよく穏やかに生きる思考方法を、心理面・スピリチュアル面含めてアドバイスしていきます。
1.自分を許すには、過去から学ぶ
あなたが学校に通っていたとします。
自転車で通っている人もいるでしょうが、電車で通っている場合を例にとります。
電車には時刻表があります。日本の電車は時間に正確なので、大雪や台風などがなければ、時計の秒針のようにぴたりと駅のホームに到着します。
仮に8時ぴったりの電車に乗っていたとしましょう。
8時の電車に乗るには家を7時45分に出るのが理想です。自転車は駐輪場の料金がかかるので、徒歩でいきます。
通ううちに少し早めに歩けば、7時50分でも間に合うことが判明し、徐々に家を出る時間が遅れていきます。
ところが、あなたの頭の中では、家をきっちり7時45分に出て、駅のホームでゆったりと電車が来るのを待つという理想が出来上がっています。
この「7時45分に家を出る」という理想イメージが実現できないと自分はダメな人間だと思って、自己嫌悪に陥ります。これが自分を許すことができない状態です。
傍から見れば、学校にも間に合っているし、何も問題もないと思える事柄でも本人にとっては、許せないできごとなのです。
- 自分を許すと楽になる
これは「自分を許す」ことでポジティブな状態にもっていくことができます。
評価する点として、あなたは通ううちに家を7時50分でも間に合うという経験則を得られたことです。しっかりと過去の経験から学んでいる好例です。
たしかに早足で行かないと間に合わないという条件付きですが、通学に慣れてきた証拠です。
次に、7時45分に家を出ることができたら、自分をいたわるのです。今日は、理想イメージ通りに行動できたと。
そして、その週は7時45分に家を出る努力をする必要はありません。すでに1日、理想イメージ通りに行動できたのだから、それでOKと考えます。
一般的に最初から成功する人はいません。失敗するのが当たり前なのです。たとえ、毎日7時45分に家を出ることができなくても、週に1回は体が慣れて成功するはずです。それは、過去から学んでいるからです。
土曜や日曜は、平日と生活リズムが違います。そのため、週明けは体のリズムが狂って、早起きするのが難しくなります。
それは、あなただけではありません。日本中の誰もが、そう感じています。過去の経験から学んでいる人は日曜には早めに寝ているかもしれません。遅刻しないためには、早く寝るのが効果的です。決して早く起きることではありません。早く寝ることができれば、自然と早く起きられます。
よって、木曜や金曜になると7時45分に家を出ることができるようになります。それが普通なのです。しかも、あなたは学校に遅刻したわけではありません。自分の理想イメージに到達しなかっただけです。あなたが理想イメージに到達しなかったことで、期末テストがなくなるのでしょうか。
そんなことはありません。
学校にさえ、遅刻しなければいいのです。
2.親の言葉は気にせず自分を許す
例えば、過去に親から「早く食べなさい」と口うるさく言われていたとします。
ずっと「早く食べなさい」と言われていたあなたは「ゆっくり食べるのは悪いこと」という思考が親によって植え付けられています。
しかし、21世紀ではスローライフ、スローフードが受け入れられるようになり、食事はよく噛んでゆっくり食べることがいいことされています。医学的な見地からも、よく噛んで食べることは体にいいと言われています。過去にいいと思われていた方法や習慣は、現在では悪い方法になっていることが多々あります。
あなたが過去に「早く食べなさい」と親から言われていた理由は、親が早く食器を洗って、自分自身がゆっくりとテレビを見たいだけなのです。あなたがゆっくりとご飯を食べることは、実はいいことだったのです。
- 自分を許すと他人が遅刻しても大丈夫
別の子どもの場合は、過去に親から「早く準備しなさい。人を待たせているんだから。」と口をすっぱくして言われていたとします。
その子どもは人を待たせることは悪いことだと、過去の親の言動が原因で脳裏に焼き付けられます。例え、1分でもです。