記事の目次
- 1.なんか使ってしまう、「なんか」という口癖
- 2.「なんか」という口癖から性格・心理①納得していない
- 3.「なんか」という口癖から性格・心理②不平不満を感じている
- 4.「なんか」という口癖から性格・心理③誰かに気付いて欲しい
- 5.「なんか」という口癖から性格・心理④上から目線
- 6.「なんか」という口癖から性格・心理⑤深い考えがない
- 7.「なんか」という口癖から性格・心理⑥かまってほしい
- 8.「なんか」という口癖から性格・心理⑦他力本願
- 9.「なんか」という口癖から性格・心理⑧ストレスに感じている
- 10.「なんか」という口癖から性格・心理⑨相手を導きたい
- 11.「なんか」という口癖から性格・心理⑩自分の意見に自信がない
- 12.「なんか」という口癖から性格・心理⑪存在のアピール
- 13.「なんか」という口癖から性格・心理⑫意見を対立させたくない
- 14.「なんか」という口癖から性格・心理⑬子供っぽい
- 15.「なんか」という口癖から性格・心理⑭興味がない
- 16.「なんか」という口癖から性格・心理⑮ネガティブ
- 17.「なんか」という口癖は嫌われる?
なんか使ってしまう、「なんか」という口癖
人にはイロイロな口癖がありますよね。「っていうか」という人が口癖の人もいれば、「つまり」「要するに」なんて言葉が口癖の人もいます。
人が使う口癖は、無意識に出てしまうことが多いようです。なんとなくその言葉から始めないと、しゃべりだしが上手くいかないような気がする、というのが口癖です。
今回紹介する「なんか」も口癖で使う人が多い口癖のひとつですね。なかには、「なんか」だけで会話をしてしまう人も多いときいたことがあります。
ではこの「なんか」が口癖の人には、どんな性格の人が多くて、どんな心理から「なんか」を使ってしまうのでしょうか。なんかの口癖からわかる性格や心理についてみていってみましょう。
「なんか」という口癖から性格・心理①納得していない
「なんか」が口癖の人の心理には、なんか「納得していない」というものがあります。あなた以外の人が提案したことにたいして、その提案の方法はどうだろうとか、その方法は自分が言った方法と似ているのではないか、と相手の言い分に納得ができないときに、「なんか納得できない」の心理が「なんか」だけが言葉として表れているという状態です。
「なんか」のあとに、自分の言いたいことがあるのに言えない状態であるときに、「なんか」が言葉の最初に出てきてしまうのです。
心理としては、悪い方向へ考えているときに出てしまう口癖といえます。そんな悪い心理のときに出る言葉が口癖である人は、言いたいことが言えない性格であるとも言えそうです。自分の言いたいことを言える勇気を持つことができれば、口癖を治すことができるかもしれません。
「なんか」という口癖から性格・心理②不平不満を感じている
「なんか」が口癖の人が心理的に抱えているものは、色々なこちに対する不平不満です。いつも何かに不満を感じているので、「なんか」が口癖になっているのです。
「なんか」に続ける言葉があるとしたら「なんか良くないよね」でしょうか。あなたが見ている周りの行動は、何もかもが悪く見えているのでしょう。心理的に周りの全てのものが悪くみえるから、「なんか」から始めてしまうのです。
いつでも不平不満を口に出せるようにと、心理的に準備をしているのかもしれません。いいところではなく、悪いところにばかり目がいってしまうというのも、「なんか」が口癖の人の性格です。
自分から悪いところばかりを見ようとしてしまうので、ますます不平不満が溜まってしまいますね。心理的にはストレスをためる良くない状態です。小さな幸せをみつけるというのも、あまり得意なほうとは言えません。
少しずつでも小さな幸せをみつけられるようになれば、口癖を治すことができるかもしれませんね。
「なんか」という口癖から性格・心理③誰かに気付いて欲しい
「なんか」というと、とりあえずその人のほうをみてしまいますよね。「なんか」には誰かに意見を言うという前提であるという意味があるからです。
なんかという口癖である人は、心理の中で無意識的にそのことに気が付いています。「なんか」と言って話を始めることで、誰かが自分のことに気が付いてくれるので、なんかを口癖にしてしまっているという心理もあるようです。
「なんか」という口癖の人には、誰かに気付いて欲しいという寂しがり屋な性格があるともいえますね。「なんか」と話をきりだすことで、誰かに気付いてもらって、さらに自分の不平不満を聞いて欲しいという心理があるのです。
「なんか」と話を切り出された方は、その人の不平不満を解消してあげようと、一生懸命に提案をしてくれるかもしれません。それがかえって「なんか」という口癖の人の口癖を助長させている場合があるようです。口癖を治すためには、自分の努力も大切です。
■参考記事:自己開示が苦手な人の特徴と、改善策は?
「なんか」という口癖から性格・心理④上から目線
「なんか」という口癖には、相手に対して上から目線であるという心理も含まれるようです。自分はそれほどの考えもないのに、相手のことを見下しているので、「なんかそれ、違うんじゃないの」という心理から「なんか」が口癖としてでてしまうのです。
人に対して、偉そうな気分になってしまっているのかもしれません。そういう態度の口癖というのは、性格も偉そうに見えて嫌われてしまいますね。
「なんか」という口癖の人は、無意識の心理から口癖が出てしまっているので、相手が不快に思っていることにも気が付けないかもしれません。
話し方や言い方、視線の送り方など、相手を不愉快にさせていないか気をつけたほうが良さそうです。人間関係でのトラブルにもなってしまうかもしれないので、もしも上から目線で言っているような口癖であれば、治すように努力をしていきましょう。
「なんか」という口癖から性格・心理⑤深い考えがない
「なんか」というのが口癖の人に限って、深い考えがないという人もいます。物事を深くとらえることがないという性格の人が多いようです。「なんか」という口癖は、言葉と言葉のつなぎ言葉になっているという心理になります。
誰かと話していても、相手の話したことを理解するのに時間がかかる人もいます。「この人はどういう意味でさっきの言葉を言ったのだろう」と考えている時間、なにも話さないのは相手に失礼なのではないかと考えたり、場が白けてしまうのではという不安の心理から、「なんか~」という口癖が出てしまうのです。
相手に気を使いすぎる性格だとも言えますね。つなぎ言葉としての口癖が「なんか」の人は、語尾を伸ばす傾向にあります。語尾を伸ばすというしゃべり方は、その気がなくても相手を不快にさせることがあります。
できるかぎり早く口癖を治す努力をしたほうがいいですね。言葉の理解力というのは人によって違います。考えているのであれば、「ちょっと考えるね」と言ったり、数秒であれば無言を恐れる必要もありません。