記事の目次
- 1.なんか使ってしまう、「なんか」という口癖
- 2.「なんか」という口癖から性格・心理①納得していない
- 3.「なんか」という口癖から性格・心理②不平不満を感じている
- 4.「なんか」という口癖から性格・心理③誰かに気付いて欲しい
- 5.「なんか」という口癖から性格・心理④上から目線
- 6.「なんか」という口癖から性格・心理⑤深い考えがない
- 7.「なんか」という口癖から性格・心理⑥かまってほしい
- 8.「なんか」という口癖から性格・心理⑦他力本願
- 9.「なんか」という口癖から性格・心理⑧ストレスに感じている
- 10.「なんか」という口癖から性格・心理⑨相手を導きたい
- 11.「なんか」という口癖から性格・心理⑩自分の意見に自信がない
- 12.「なんか」という口癖から性格・心理⑪存在のアピール
- 13.「なんか」という口癖から性格・心理⑫意見を対立させたくない
- 14.「なんか」という口癖から性格・心理⑬子供っぽい
- 15.「なんか」という口癖から性格・心理⑭興味がない
- 16.「なんか」という口癖から性格・心理⑮ネガティブ
- 17.「なんか」という口癖は嫌われる?
■参考記事:「なんかいいことないかな」が口癖の人の心理は?
「なんか」という口癖から性格・心理⑥かまってほしい
「なんか」という口癖がある人は、心理的に誰かにかまってほしいと思っている場合が多いようです。「なんか」ということで、誰かがその人の意見に耳を傾けてくれます。
それが例えそれほど重要なことでなくても「なんか」と話の前につけることで、その話が重要なことであるかのように錯覚させてくれるからです。一生懸命に話を聞いてくれる相手をみて、この人は自分の話をしっかりと聞いてくれる人だと感じます。そう心理的に思うことで、安心ができる性格なのです。
「なんか」と言う口癖の人が話すことが本当に重要なことであれば、話す内容を聞いてくれる人がいなくなることはないかもしれません。しかし多くの場合、なんかはただの口癖なので、どうでもよい話が多いのです。そうなるとなんかという口癖の人の相手をしてくれる人がいなくなってしまうかもしれません。
「なんか」と言う口癖の人の信頼が低くなってしまっているのです。そうなる前に口癖を治すことができるとよさそうです。
■参考記事:かまってほしい人の特徴まとめはコチラ!
「なんか」という口癖から性格・心理⑦他力本願
「なんか」と言うのが口癖の人には、他力本願な性格の人が多いようです。「なんか違う」「なんかおかしい」と、具体的に何がどうということは言わずに、ふわっと否定をしているのです。
「なんか」と言うのが口癖の人は、自分が他力本願だとは思っていないというのが心理にあります。自分が間違っていると思ったことを「教えてあげている」という心理から「なんか」という口癖がでてしまうのです。
具体的なアイディアであれば、否定をされてもその意見について同意をしたり反対をすることができますが「なんか」と言われてしまうと、どう答えていいのかわからないという人も多いでしょう。
具体案がない否定は、相手にとっては不愉快になります。具体的な案を出すことができるように、考え方を治すことができると良さそうです。
「なんか」という口癖から性格・心理⑧ストレスに感じている
「なんか」が口癖の人で、「なんか」の後の言葉が出てこない人もいます。それは「なんか」の後の言葉を飲み込んでしまっていることが原因なのかもしれません。
なんかと言うのが口癖の人は、自分の意見を言うことが苦手な性格の人が多いようです。自分の考えや意見を大きな声で言うことができないために、その考えを飲みこんでしまいます。
自分の考えは飲み込んでしまうものの、その考え方は違う気がするという心理から、その感情が徐々にストレスへと変わっていってしまうこともあるようです。
ストレスを溜めることはよくありません。自分の意見を強く主張するというのは、どんな人にも勇気がいることです。自分の意見を押し通そうとするのではなく、こんな考え方もありますよね、という意味あいで意見を出していけるようになると、「なんか」の口癖を治すことができるかもしれません。
「なんか」という口癖から性格・心理⑨相手を導きたい
目上の人や立場が上の誰かと話していて、なんだか自分とは意見が違うなと感じたり、その考え方はずれているのではないか、と感じた時にも、「なんか」という口癖がでる人がいます。
目上の人や立場が上の人であるがゆえに、自分の意見を強く主張してもよいのか悩むという心理からであったり、目上の人や立場が上の人の間違いを正していいものかという悩みから、「なんか違うような気がします」と言うことができずに「なんか」で言葉が止まってしまっている状態です。
「なんか」と言うことで、相手に相手が言っていることが違うということを気が付かせたい、正しい方向へ導きたいという思いから出る口癖です。
しかし残念ながら、その想いが相手に伝わる可能性は低いかもしれません。相手が話している途中に「なんか」と言葉を挟めば、相手は不快に思うでしょう。いっそ、間違っていることは間違っていると小さい声ででも指摘をしてあげるか、「〇〇のことですよね。冗談がきついですよ」なんて笑いに変えた治すほうが相手のためになるでしょう。
「なんか」という口癖から性格・心理⑩自分の意見に自信がない
「なんか」という口癖の人には、自分の意見に自信がないという性格の人もいます。自分の意見を周りの人が認めてくれるかどうかがわからない、という場合にも「なんか」という口癖がでる場合があります。
「なんか」をつけることで、「なんとなく思ったことなんですが」という意味あいを持たせようとしています。なんかをつけてもつけなくても、意見を言った時点でみんなに広まるので、自分の意見には自信を持って発表できるように治すと良さそうです。
なんかという口癖は、頼りのない人に思われるので、ビジネスのシーンでも評価は低くなってしまいます。自分の意見にはしっかりと自信を持って発言し、他にも意見が出たら、その意見も聞き入れる器の大きさがあるとさらに良いでしょう。
■参考記事:自信がない人の特徴!改善策をチェック