記事の目次
- 1.【はじめに】自己開示とは?
- 2.自己開示する意味~返報性
- 3.自己開示するメリット~仕事面
- 4.自己開示するメリット~恋愛面
- 5.自己開示できないデメリット~仕事面
- 6.自己開示できないデメリット~恋愛面
- 7.自己開示ができないその心理とは?
- 8.自己開示が苦手な人の特徴①黙ったまま?
- 9.自己開示が苦手な人の特徴②反応が冷めてる
- 10.自己開示が苦手な人の特徴③自分から出ない
- 11.自己開示が苦手な人の特徴④自信がない?
- 12.自己開示できるようになる方法
- 13.自己開示できるようになる方法①軽い話題を!
- 14.自己開示できるようになる方法②情報集め
- 15.自己開示できるようになる方法③練習する
- 16.自己開示できるようになる方法④人前に出よう
- 17.自己開示できた!成功エピソード
- 18.自己開示するときのポイントと注意点
- 19.あなたの自己開示力はどのくらい?
- 20.自己開示で人生を変えよう!
【はじめに】自己開示とは?
今や、就活・仕事または恋愛などで、自己開示(=自己PR)をすることが必須な時代ですよね。自己開示とは、「自分のことを他の人に話す・打ち明ける」という意味です。簡単なようで、意外とこれがしくじってしまう場合もよくあるのでは?
元々、私たち日本人というのは恥ずかしがり屋な国民性。もちろん臆せず自分のことをうまく表現できる人もいますが、本当に自信を持って自分のことを話せる人というのは、まだまだ少ないのかもしれません。
でも、自己開示というのは、日常のちょっとしたコミュニケーションから始まります。実はそんなに頑な意味として捉えることでもないのです。
ここで、どうすれば自己開示ができるようになるのか、その心理や方法を紹介していきますね。もし人と会話をするのが苦手だという人は、まずは簡単なことから始めてみましょう!
■参考記事:仕事で役立つ自己PR方法、コチラもチェック!
自己開示する意味~返報性
自己開示することの意味として「返報性」というものがあります。「返報性」とは、人から何かをしてくれた時に、自分もその人へお返しをしようという心理をいいます。
この「返報性」があるからこそ、私たちは仕事や恋愛事などで、コミュニケーションが円滑に行っている部分が大きいといえますね。
「返報性」の種類をあげると、
・好意を持つ返報性… 相手に好意(笑顔など)を持てば、好意が返ってくる
・敵意を向ける返報性… 相手に敵意(嫌な態度など)を向ければ、敵視される
・譲る返報性… 相手に何かを譲る気持ちで接すれば、向こうも譲ろうとしてくる
・自己開示の返報性… 相手に心を開けば、向こうも心を開いてくる
というものがあります。
よくある「返報性」の例をあげると、友達に誕生日プレゼントした場合、もらった方は、今度はその友達の誕生日の時に、プレゼントしようと考えたりしますよね。
これは「お返しをしなくちゃ悪いな」という心理から、相手の好意を返そうというもので、これこそが「返報性」の意味なのです。日本人のお返し文化の深い意味合いは、この「返報性」が根底にありそうですね。
自己開示するメリット~仕事面
仕事をする上で、自己開示はコミュニケーションを取る意味でも、とても大切ですよね。
では、どんなメリットがあるのでしょうか?ここからは仕事における自己開示のメリットを見ていきましょう。
仕事がスムーズに運ぶ
会話やコミュニケーションは、職場において仕事を円滑に進めるために欠かせない要素です。特に自己開示は、コミュニケーションの質を向上させ、チームの協力と協調を促進する重要な手段となります。
基本的な会話=コミュニケーションを取ることで、仕事内容の意図がきちんと伝わり、お互いの意見を交わしやすくなります。お互いのアイデアや意見を円滑に共有できれば、仕事を円滑に進めるだけでなく業務全体が効率的に遂行されることでしょう。
仕事を頼みやすくなるあるいは頼まれやすくなる
お互いの気心がある程度わかってくると、それが信頼にもつながり、仕事もしやすくなりますね。「この仕事はこの人に頼めば大丈夫」と指名が入るようになります。
協力や協調し合うことは、あらゆる仕事において不可欠なスキルです。自己開示することによってお互いの価値観や目標を共有できれば、仲間との一体感を高めるのに役立ちます。
必要な情報が入ってくる
誰かと話しているうちに、思いもかけず、必要な情報を聞くことができたりします。意外と雑談から生じますね。
また、自分の意見や考え、状況に対する感情をオープンに共有することで、誤解や誤った情報伝達を最小限に抑えることにも繋がります。