愛想笑いをする心理7つ!疲れる愛想笑いはもうやめよう

愛想笑いをする心理7つ!疲れる愛想笑いはもうやめよう

愛想笑いは世の中を生き抜くための術!だと思っている人が多いけれど、愛想笑いもずっとしていると疲れてきて、がんじがらめになっている自分が嫌になる...という人が今増殖中。生き抜くための愛想笑いが逆に生きにくくしているとなると?愛想笑いをする心理に迫ります。

記事の目次

  1. 1.愛想笑いって必要?
  2. 2.愛想笑いをする7つの心理とは?
  3. 3.愛想笑いの心理①嫌われたくない
  4. 4.愛想笑いの心理②波風を立てたくない
  5. 5.愛想笑いの心理③処世術
  6. 6.愛想笑いの心理④無意識(いつもしているから分からない)
  7. 7.愛想笑いの心理⑤本音を隠している場合
  8. 8.愛想笑いの心理⑥緩和剤として
  9. 9.愛想笑いの心理⑦自信がない
  10. 10.愛想笑いにつかれている人増加中
  11. 11.愛想笑いのデメリットとは?
  12. 12.愛想笑いのデメリット①自分の意見が分からなくなる
  13. 13.愛想笑いのデメリット②周りにいいように使われる
  14. 14.愛想笑いのデメリット③突っ込まると答えられない
  15. 15.愛想笑いのデメリット④その他大勢になってしまう
  16. 16.愛想笑いのデメリット⑤本音が言えない
  17. 17.愛想笑いは足かせになる
  18. 18.取捨選択をしてより良い人生を
  19. 19.愛想笑いの見分けかた
  20. 20.愛想笑いをやめて豊かな人生へ

愛想笑いって必要?

愛想笑いはコミュニケーション能力の一つで、愛想笑いできる人はコミュ力が高い。

そんな事を言っている人がいます。
でも世界をぐるりと見渡すと、愛想笑いなんてそもそもしないという国はけっこうあります。
むしろ理由もなく笑っている方がおかしい。
世界的に見るとそんな気配まで感じてしまいます。

そうはいっても日本人の私は愛想笑いが身についていますし、

「とりあえず笑っとけ」

という感情は往々にして表にあらわれてくるもの。
とりあえずニコニコしていれば心証はいいはず...と思ってしまうのは仕方のない事なのかも。
では、ここで問題なのは

「あなたは相手の心証をよくしたい」のか、それとも「自分の事を理解してほしい」のかという事です。

愛想笑いをしている間はどれだけ仲よさそうにしていても、信頼関係を築くことはできない。
それは自分の本音を言っていないからです。
そして愛想笑いで本音を隠し、相手に合わせているだけだからです。

ここで一旦立ち止まり、「愛想笑い」について考えてみませんか?
愛想笑いはコミュニケーションを円滑にしているのか?
それとも、コミュニケーションを停滞させてしまっているのか...?

愛想笑いをする7つの心理とは?

愛想笑いの事を考えるのなら、まず

「どうして愛想笑いをしているのか?」

を考える必要があります。
愛想笑いをしている心理を知らなければ、先へは進むことはできないのです。

そもそも愛想笑いをしている人は自分でもどうして笑っているのか意味が分からない事だってあります。
それほど愛想笑いは自分の中に深く入り込んでいる習性なのです。

それではどうして愛想笑いをするのか。
7つに絞って理由を見ていきましょう。

愛想笑いの心理①嫌われたくない

まず、愛想笑いの一番大きな理由として

「相手に嫌われたくない」という心理があります。

これは人間なら誰しもが多かれ少なかれ抱く感情でしょう。
例えば2人で何かについて話しているとします。でも、途中で相手の意見とこちらの意見が違う事が分かってくる。
その時、愛想笑いをしながら受け流す人は「嫌われたくない」心理で愛想笑いをしています。

嫌われたくない心理は当然誰にもあるものですが、その感情が強すぎるとちょっと危険です。
考えてもみてください。

「嫌われたくない」
「誰からも好かれたい」

というのはどう考えても無理な問題。
こんなにたくさん人間がいる社会で誰からも好かれようとするのはちょっと欲張りです。
愛想笑いは知り合いを増やしますが、愛想笑いで仲の良い人、信頼できる人は作れません。
こういう愛想笑いをする人は疲れやすいので気を付けましょう。

愛想笑いの心理②波風を立てたくない

愛想笑いの心理には「波風を立てたくない」というその場しのぎの理由があります。

自分の意見を言って相手の意見を否定することを恐れているのです。

それによって波風が立ってしまう。
せっかく良好な人間関係が壊れてしまう。

そんな風に考えるのですね。
もちろんその相手が上司だったり、目上の人なら失礼のない程度に話を合わせるという意味での愛想笑いは必要かもしれません。
愛想笑いをした方がよい場合の見分けかたは知っておくべきです。
でも、同僚や友達とも愛想笑いをしてしまうのであれば、これは「良好な人間関係」を築いているとは言えませんよね?

自分の意見を伝えることは、相手の意見を否定・批判することではありません。

自分の意見を伝えることは、相手にも
「あぁ、こんな意見もあるのか」と考える機会を与えることにもつながりますし、そこから発展していく意見もあるでしょう。

目指すべきは「波風を立てない」無難な人間関係ではなく、何でも言い合える「喧嘩ができる関係」です。
そこはきちんと見分けかたを考えて。
信頼関係が出来上がっていないから「波風を立てたくない」と思ってしまう。
それなら意見をぶつけ合って波風を立てて「台風一過」を狙う方がよっぽど深い人間関係を築けるというものです。

愛想笑いの心理③処世術

処世術としての愛想笑い。

これは日本の社会の枠組みに入ってしまえばある程度は仕方ありません。
社会生活を送るにあたってマクドナルドの「スマイル0円」ではないけれど、愛想笑いは結構相手からも求められるものです。

ただ、気をつけないといけないのは「愛想笑い」はばれる...という事。

小さなころは愛想笑いを全く理解せず、何を言ってもニコニコして聞いてくれる大人の笑顔に裏があるなんて考えません。
ある研究では思春期まで、愛想笑いと本当の笑いの見分けかたが難しい、もしくは見分けかたがわからないという結果が出たそうです。

でも、年齢を重ねていくと愛想笑いの見分けかたが分かるようになり、ほとんどの場合は「見え見え」になるのだとか。

確かに、愛想笑いしている人って、見ていて分かりますよね。
ただ愛想笑いをして本当にその場が円滑に回っているのなら問題はありません。
むしろ、いつもしかめっ面をしている人がいれば「愛想笑いくらいしろよ!」と言いたくなるくらいです。
問題なのは「どうして愛想笑いをしているのか?」という意味です。

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愛想笑いの心理④無意識(いつもしているから分からない)

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