注意力が散漫な時は要注意!!
仕事をする上で、注意力というのはとても大切なものですよね。
仕事の種類によっては怪我をしたり、下手をすると命の危険もある仕事もあります。
ちょっとした注意力の不足によって、しなくてもいい怪我をしたり、失わなくても良い命が失われてしまったりすることもあります。
でも注意力散漫になってしまう時もあります。
どうしても人は疲れていたりすると、集中力が欠けてしまって、注意力散漫になってしまうものですが、疲れなどの原因が考えられない時でも、注意力が散漫になってしまって、しなくても良い意味のないミスを繰り返してしまうことがあります。
また、もともとの性格的なもので注意力散漫な人もいますよね。
この記事では注意力が散漫になる原因についてみた後で、注意力散漫を改善するために簡単にできる方法についてお伝えしたいと思います。
注意力散漫を防いで、無駄な意味のないミスをなくし、仕事ができる環境を作りましょう!!
注意力が散漫になるのはどうして?
まずは注意力散漫になる原因についてみていきましょう。
人はどうしても疲れてきたりすると注意力散漫になってしまいがちになるものです。
しかし、しっかりと早めに毎晩就寝して、健康状態にも問題がないはずなのに、注意力が散漫になってしまうことがあります。
そうすると集中力不足で意味のないミスを仕事で繰り返してしまうことになります。
集中力不足を招く注意力散漫というのはいったいどうして起こるのか、ここからはその原因についてみていきたいと思います。
【注意力散漫になる原因1】ながら作業
注意力散漫になる原因の1つ目は、ながら作業をしている、ということです。
仕事をする時には、完ぺきに静か過ぎる部屋よりは、適度に雑音があった方がいいと言われています。
しかし、テレビやラジオを流している場合には、そちらに気が取られてしまって、注意力散漫になってしまうようなこともあります。
特に自分の興味のあるニュースが流れた場合には、耳がどうしてもそちらの意味を聞き取ろうと向いてしまい、仕事から注意がそれてしまうことにもなります。
また、スマホをチェックしながらパソコンの仕事をしているような場合には、スマホに夢中になりすぎて、パソコン上の仕事に注意が完璧に向けられないこともあります。
とても重要な数字を見落とすこともあるので、スマホを見ながら仕事をしている人にはやめる様に注意した方がいいでしょう。
またBGMは環境音楽などにして、テレビやラジオを流すのはやめましょう。
【注意力散漫になる原因2】雑音
注意力散漫になる原因の2つ目は、雑音です。
そこそこの音量で流れている環境音楽や静かなクラシック音楽なら仕事をする上での集中力や注意力を保つBGMになります。
しかし、必要以上に音量が大きくなってしまったり、集中力や注意力を削ぐような雑音だった場合には、注意力が散漫になってしまう原因にもなります。
これは仕方がないことですが、オフィスの外で他のビルの建設作業や道路工事の音が煩わしい場合や、外を走る救急車や消防車の音が入ってくると、どうしても注意力が散漫になってしまうものです。
防音がしっかりしているオフィスに引越しができればいいのですが、そういう訳にもいきませんよね。
あまりにも周囲の雑音が酷くて注意力が散漫になる場合には、耳栓をしたりするなどして自衛することが大切です。
また余計な雑音を出すものが職場にあれば、それを無くすことも大切ですね。
【注意力散漫になる原因3】部屋が整理されていない
注意力散漫になる原因の3つ目は、部屋が整理されていなくて雑然としていることです。
私たちは毎日の生活の中で、五感を通して様々な身体の外の情報を受け取って、脳でその情報を処理しながら生きています。
五感から脳が受け取る情報の83%が何と視覚から得られている情報となるのです。
整理されていなくて雑然とした部屋の様子というのは、視覚を通して私たちの脳へ絶えずインプットされています。
脳は受け取った情報を処理するので、部屋が雑然としていると、当然その情報を処理するのに脳のスペックが使われてしまい、肝心な仕事に使うべきスペックが少なくなってしまいます。
また、部屋が汚いと、その時に仕事に必要になる書類や道具がどこにあるのかわからなくなってしまい、その都度仕事を中断してモノを探すことにもなってしまいます。
結果として集中力が続かずに注意力散漫となってしまうのです。
仕事場は常に整理整頓するようにしましょう!!
【注意力散漫になる原因4】作業のやり方がわからない
注意力散漫になる原因の4つ目は、作業のやり方や仕事の進め方がまだよくわかっていないことです。
手順や進め方がよくわからないものをやらなくてはいけないということは、不安な気持ちに支配されてしまうものですよね。
これで本当にいいのかどうか自信が持てないまま仕事をしなくてはいけないので、ミスをしたらどうしよう、失敗したらどうしようという気持ちが強くなり、注意力散漫になってしまうものです。
しかしこれは新しい仕事を始めたばかりの人には仕方がないことですよね。
まだ仕事に慣れていなかったり、技術が未熟で注意力散漫になってしまう時には、仕事に慣れないことや技術が未熟なことを責めても問題の解決にはなりません。
仕事のコツをきちんと教えてあげたり、練習に付き合ってあげるなどして、少し長い目で周りが見守る必要あります。