英語で「結婚おめでとう」のメッセージを書く時の注意点
外国人の友人が結婚するときは、英語で格好良く「結婚おめでとう!」と伝えてあげたいですよね。でもあまり英語を使い慣れていない場合は、思わぬミスをしてしまうことも!どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
わかりやすいフォントにする
まず気を付けたいのが、「結婚おめでとう」のメッセージはわかりやすいフォントにするということです。
凝ったフォントの英語のメッセージはオシャレに見えますが、何が書いてあるのか分からなければ意味がありませんね。お祝いのメッセージを英語で書くときは、文字はシンプルにしてイラストなどで華やかさを出すと見栄えが良くなりますよ。
新郎新婦の順番が違う
「結婚おめでとう」のメッセージを書くときは、冒頭で新郎と新婦の名前を入れますね。その際に新郎と新婦の名前の順番を間違えると、失礼にあたる場合があります。
欧米などでは、結婚のお祝いのメッセージはまず新婦の名前を書いてから新郎の名前を書くのが一般的です。日本では新郎、新婦の順で書くことが多いため間違えないように注意が必要です。
スペルを間違えないようにする
そしてこれは常識ですが、「結婚おめでとう」のメッセージを英語で書くときは、絶対にスペルを間違えないように気を付けなくてはいけませんね。
せっかくのお祝いの気持ちが1つの単語のスペルミスで台無しになってしまうのは避けたいものです。メッセージを書き終えたあとは、必ず辞書などでスペルのチェックを行った方が良いでしょう。
「Happy wedding!」はネイティブは使わない
「Happy wedding!」という言葉は日本ではよく使われていますが、実はネイティブはこの表現は使いません。「Happy」は日常の中で感じる幸せな気持ちを表す言葉であり、結婚のような特別な出来事をお祝いするのにはふさわしくありません。
日本人が英語で結婚のお祝いメッセージを書くときに間違えやすいポイントです。十分気を付けましょう。
「congratulation」と「congratulations」は違う
英語で「結婚おめでとう」を正しく表現と、「Congratulations on your wedding!」となります。
ここで間違えやすいのが「Congratulations」を単数形にしてしまうミスです。「Congratulation」と単数形にすると、「おめでとう」ではなく「祝うこと」という意味になってしまいます。注意してくださいね。
避けるべき英語表現
日本でも結婚などのお祝いに対して使ってはいけない言葉、いわゆる「忌み言葉(いみことば)」というものがありますね。英語でも似たような表現がいくつかあります。
以下のような英語表現をしてしまうと、心から祝福しているのに相手に不快な思いをさせてしまうこともありますし、常識のない人だと思われてしまう恐れもありますよ。
新婦に対して「congratulations」とメッセージを書くこと
英語では新婦に対して「congratulations」は失礼にあたるという考え方もあります。
「congratulations」は、努力し成果を祝うという意味が含まれています。「頑張って結婚相手を見つけられて良かったね!」という意味に取られてしまうこともあります。年配の人は気にする人もいますので、少しだけ心に留めておいた方が良さそうですね。
嫌味と捉えられてしまう表現
「congratulations」はさらに突き詰めて考えると、新婦への嫌味の表現になることも。
日本でも「あなたが結婚できたのは努力したからだね!」と言われると、自分に魅力がないようで気分は良くないですね。同じことが「congratulations」の英語にも言えます。
相手との関係によっては険悪なムードになってしまいますので注意しましょう。
うっかり和製英語を使ってしまう
「Happy wedding!」はネイティブは使わない日本のみ通用する和製英語です。普段英語を話さない人は、ついうっかりこのような和製英語を使ってしまうことも多いです。
慣れ親しんだ英語表現も、実際にそれが正しい英語なのかをきちんと事前に確認しておいた方が良いですね。英語に慣れている友人などにチェックしてもらうのもおすすめですよ。