舌を出す意味は?
無意識に舌を出してしまう人っていますよね。ちょっとした失敗をしてしまった時だったり、写真に写る時だったり。インスタグラムなどを見ると、舌を出して映っている女性や男性の写真に何枚か行きつきます。
舌は口の中にありなかなか人には見せたくない場所のひとつです。舌を出す行為の意味は、「安心」や「拒絶」など、舌の出し方、出しているシチュエーションによって異なります。はたまた、ただの癖という人もいるかもしれません。
舌を出す人の心理7選
なぜ人は舌を出すのでしょう。舌を出すことにはどんな心理的な意味が隠れているのでしょうか。無意識に舌を出すということの心理的な意味についてみてみましょう。
思わぬ心理的要因が隠れていることもあります。これで、なぜ舌を出すのが癖になっているのかわかるかもしれませんね。
舌を出す人の心理①甘えている
舌は自分の口の中にあるものですよね。それを見せるということは自分をさらけ出して安心しきっている。甘えているという表現だととらえることが出来ます。
例えば、ビジネスシーンを想像してください。こういったビジネスの場では舌を出すなんてとてもじゃないですができませんよ。もし、舌を無意識に出してしまう人が居た場合は仕事をなめているのかと思われてしまいます。
次に、恋人と居る場面を想像してみましょう。彼氏、または彼女がちょっと舌を出してきました。かわいいと感じる方も多いでしょう。
このように、体の内側にある舌を出すということは、心をオープンにしている、相手にかわいらしさを見せるということを意味し、無意識に相手に甘えているという心の内を意味しているのです。無防備な部分を相手に見せることで安心していることを表現しています。
舌を出す人の心理②失敗を愛嬌で済ませたい
例えば、ビジネスシーンで、大きな失敗をしたとします。ご発注で会社に多大な迷惑をかけたところを想像してみましょう。社長室に呼ばれ、怖い社長があなたを叱責します。そんな緊張している場面で無意識に舌を出してしまう人はほとんどいません。
しかし、こうした場面で無意識に舌を出してしまう癖のある人は、失敗を愛嬌で済ませようとしている節があります。これは謝らなければならない場面でへらへらと笑ってしまう心理とよく似ており、極度の緊張から逃げ出したい、何とか逃げ延びたいという思いからです。
自分が笑ったり、舌を出して愛嬌を見せることで何とかならないかと無意識のうちに考えているのかもしれません。そうした態度は逆に相手の怒りを買ってしまいます。もし、自分で何とかしたいのに無意識に舌を出してしまう癖が治らないという場合には病気かもしれません。
舌を出す人の心理③かわいい子ぶっている
女性同士で写真に写る時など、舌を出している人が居ますよね。その人は舌を出すことで自分の無防備さを演出し、かわいいことをアピールしています。特に自意識が高い人がしていることが多いです。
例えば、寝ぐせなどのように無造作にしている髪の方が男ウケが良かったり、かわいいと言ってもらえたりします。それは、その人が無防備の姿を見せてくれているように思えるから。
そもそもかわいいという心理状態は、自分に害が無いものであることが大前提です。見た目がいくらかわいくても自分を命の危機にさらすようなものをかわいいとは言いませんよね。
無防備な姿を見せるということは、私はあなたに害を与えませんと言っているようなものであり、心を開いているという仕草でもあります。この無意識に舌を出すという癖がある人は男性を惹きつけやすく、かわいいと思ってもらいやすいともいえます。
ただ、あまりにも舌を出しすぎていたり、舌の色が汚かったりすると相手に不快感を与えることになりかねないので気を付けてください。あくまで自然と、ちょっと舌を出すくらいがベストです。
舌を出す人の心理④異性に対して好意がある
異性に対して舌を出している場合は、その異性に対して好意があるということを意味しています。例えば、あなたに好きな男性と嫌いな男性が居たとします。2人で話をしている時に、舌を出してしまいそうなのはどちらでしょうか。
もちろん、嫌いな男性に話しの途中で舌を出す仕草を見せる人はなかなかいません。話すときに舌を出すという癖が出てしまいそうなのは好きな男性の方です。
前にも書いたように、舌を出すという行為には人に自分の内側を見せるという意味があります。自分の内側を見せることで相手にかわいいと思ってもらいたいという心理が働くんですね。
例えるなら、犬が寝転がってお腹をなでてほしそうにしている姿に似ています。犬が寝転がってお腹を見せるのは、自分の無防備な部分をさらして安心しきっている様子。自分の無防備な部分を見せちゃうよ。なでていいよ。好きだよ。そんな風な心理なんですね。
舌を出す人の心理⑤異性を誘っている
好意を超えて肉体的な関係を望んでいることを意味する場合もあります。例えば、ちょっとセクシーな女性を演出する時などには舌を見せつけたり、うねらせたりしますよね。
舌のような身体の内側を見せることで、相手に身体を許しても良いというサインを出しているのです。ただ、これは親しい恋人同士などにするものであって、普通の友人にするものでは決してないので、勘違いしないようにしましょう。