大きくベーっと舌を出す場合は、相手に敵意むき出しだということを意味しています。自分の内側を見せることで、これだけ自分が無防備になっていてもお前は自分に勝てっこないんだ!という敵意を表現しています。
「あっかんべー」と同様、相手を侮辱する意味を持っている行為ですね。
舌を出す人の心理⑦緊張している
緊張すると、人は唇が渇くようにできています。そうした唇を潤すために舌をちょっと出しているという場合もあります。緊張状態に置かれている時、無意識に舌を出してしまう場合は、相手に向けた感情ではなく、自分の緊張を鎮めるための行為だと言えるでしょう。
舌を無意識に出しているのは病気かも?
実は無意識に舌を出してしまうという病気があります。あまり知られてはいないので、多くの人は癖としてすませがちですが、無意識に舌を出してしまうことで生活に支障が出ているのであればそれは病気です。
この病気は口唇期固着(こうしんきこちゃく)と呼ばれており、発達障害の一つです。口唇期というのは、唇に哺乳瓶などを加えたり、何でもかんでも口にしてしまう時期のことを指しています。口唇期の欲求が十分に満たされなかった場合に起こると考えられています。
もし、無意識に舌を出してしまうこと以外にも、ガムを常に噛んでしまう場合や、爪を噛んでしまう癖がある場合、ヘビースモーカーがやめられない場合にはこの病気である可能性があります。
愛情不足が原因なことがほとんどで、大切な人を見つけたり信頼できる友人に出会うことでだんだんと解消されていきますが、生活に支障がある場合には病気として一度病院に行ってみるのも考えた方がいいでしょう。
無意識に舌を出す癖を直すには?
無意識に舌を出してしまう癖は直すのがなかなか難しいですが、直すことは出来ます。特に職場などのビジネスシーンで舌を出してしまう癖のある人は、悪気はなくても周囲に不快感を与えてしまっているでしょう。
直したいという思いがあれば、ちょっとずつ直していってみることは可能です。しかし、無意識の世界というのは、自分で認知することが出来ないものです。常に鏡が近くにあれば別ですが、そうした状況にできない場合には友人に協力してもらいましょう。
舌が出ている時には短く「舌」と言ってもらうだけでも、無意識の癖を意識下に置くことが出来ます。癖というのは意識しなくても良いと脳が認識している行動なので、友人に指摘してもらうことによってだんだんと意識すべき行動として脳に刻み込んでいきましょう。
そうして癖を意識するうち、だんだんと自分でも舌を出そうとしている自分に気が付くことが出来るはずです。時間がかかる場合もありますが、ちょっとずつ成果が感じられるでしょう。
【おわりに】舌を出す人の心理を理解しよう!
以上「舌を出す人の心理7選!無意識の癖なの?」でした。舌を出してしまう癖には様々な心理が隠れていましたね。ポジティブな意味もネガティブな意味も持っている舌を出すという仕草は状況によって意味が変わってきそうです。
また、この癖によって生活に支障が出ている場合には病気の可能性もあるので一度受診することをおすすめします。
癖・仕草と心理についてもっと情報を知りたいアナタに!
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