家族がテーマのおすすめ映画ランキング第26位:リトル・ミス・サンシャイン
・監督:ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス
・主な出演者:リチャード・フーヴァー/フランク・ギンスバーグ/アビゲイル・ブレスリン
・公開日:2006年12月23日
「リトル・ミス・サンシャイン」は、問題を抱え、どうしようもない人間ばかりの家族が、美少女コンテスト優勝を夢見るぽっちゃり眼鏡っ子の娘のために奮闘するストーリー。
世界興行収入は1億ドルを超え、第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネート。脚本賞と助演男優賞を獲得していて、評論家の評価の高い映画でもあります。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第25位:きみはいい子
・監督:呉美保
・主な出演者:高良健吾/尾野真千子/池脇千鶴/高橋和也
・公開日:2015年6月27日
児童虐待や育児放棄について、被害児童側からだけでなく加害者である親に焦点を当てた、中脇初枝さんの短編集「きみはいい子」。坪田譲治文学賞を受賞した同作品は、各短編が共通の狭い世界でリンクしていて、隠れた児童虐待問題の多さを実感できるようになっています。
映画では、被虐待児童を救おうとする新米教師、母親から虐待を受けていた過去を持ち娘を虐待してしまう母親、認知症の老人と自閉症の息子を持つ母親の3つのストーリーを描いています。
ドアの内側で行われている虐待という問題は、加害者である親も被害者であると訴えると同時に、誰かが手を差し伸べてくれるだけで光が差すかもしれないとしています。
重たいテーマですが、救いのある結末となっています。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第24位:旅立ちの島唄 〜十五の春〜
・監督:吉田康弘
・主な出演者:三吉彩花/大竹しのぶ/小林薫
・公開日:2013年5月18日
「旅立ちの島唄 〜十五の春〜」は、南海の孤島・南大東島が舞台。島には高校がないため、進学する子供たちは中学卒業と同時に島を出るという背景があります。
中学卒業を来年に控えた少女が、複雑な家庭環境の中で真っすぐに生きようとする物語。家族モノであり青春モノでもあります。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第23位:麦子さんと
・監督:吉田恵輔
・主な出演者:堀北真希/松田龍平/余貴美子
・公開日:2013年12月21日
「麦子さんと」は、母と疎遠になっていた娘が、母の死後、母の若い頃を知る人たちから母親の幼少期を聞かされて思いを新たにするというストーリーです。
離婚して出て行って以降、一度も会いに来なかった母親。そんな母親を一緒に憎んでいると思っていたのに、実はこっそり資金援助を受けていた兄は、火葬場では号泣するものの、納骨を妹に押し付けてしまいます。
母親の故郷に骨を収めに行った際、昔の母親を知る知り合いらから、母親の過去を聞かされた主人公は、母親からの愛情を感じて絆を取り戻していくという内容になっています。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第22位:トワイライト ささらさや
・監督:深川栄洋
・主な出演者:新垣結衣/大泉洋
・公開日:2014年11月8日
「トワイライト ささらさや」は、加納朋子さんのファンタジー小説を映画化したものです。
乳飲み子を抱えて夫を亡くした主人公と、主人公を心配するあまり、幽霊になって他の人に乗り移っては主人公を助ける亡夫。亡夫の葬儀で初めて対面した亡夫の父親は、孫を渡すよう要求しますが主人公は応じず、ささらという街に引っ越していきます。
人口の少ない田舎町で周囲の人に支えられながら生きていく母と息子と、それを見守る亡夫が成仏するまでの様子を描いた心温まるストーリーです。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第21位:海よりもまだ深く
・監督:是枝裕和
・主な出演者:阿部寛/真木よう子/小林聡美/リリー・フランキー
・公開日:2016年5月21日
「夢見た未来とちがう今を生きる、元家族の物語」というキャッチコピー通り、売れない小説家である主人公と、団地で一人暮らしをする母親、主人公の元妻と息子。3組の世帯を通じ、それでも新たな今を生きるというストーリーです。
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作品で、ノルウェーの第26回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭では最高賞であるシルバー・ミラー賞を受賞しています。